ホームストレート3発振りの迫力！

大接戦のチャンピオン争い！
　2018年の7月21日(土)･22日(日)に、茨城県の筑波サーキットにて開催されるTSUKUBA DRIFT。シリーズも後半戦となる第5戦がおこなわれるということで、激化しているチャンピオン争いが最大の見どころとなる。
　筑波戦の競技区間は、昨年とおなじく最終コーナーの立ちあがりからホームストレートの3発振りを経て1コーナーを通過。そしてS字コーナーを抜け、第1ヘアピンを立ちあがるところまでとなっており、シリーズでも屈指のロングコースだ。
　とくにホームストレートでは大馬力のモンスターマシンならではとなる超高速での3発振りが見られ、往年のD1グランプリシリーズを彷彿させるS字コーナーからの鋭く軽快な連続振り返しは迫力満点！　ハイレベルなマシンとドライバーが融合してはじめて実現できる異次元の走りが見られるのだ。
　チャンピオン争いでは、第3戦オートポリスと第4戦十勝にて2連勝を決めた横井昌志が首位に立っているものの、同2位の川畑真人との差はわずか8ポイント。また、同3位の末永直登、同4位の藤野秀之、同5位の畑中真吾も、首位から10ポイントちょいの差なので、筑波の結果次第では大幅な順位変動の可能性があるという状況だ。
　さらに6位以下のポイント差もわずかで、いまからでもチャンピオンはじゅうぶん狙える範囲となっており、近年稀に見る大接戦のシリーズなのだ。
　単走ランキングでは首位の川畑真人と藤野秀之がひとつ抜け出ている状況だが、こちらもまだまだわからない。チームランキングにおいても首位のD-MAXと2位のTOYO TIRES GLION TRUST RACINGはまったくの同ポイントなので、こちらも見逃せない戦いとなるだろう。
　 今回もYouTube Liveは予定されているものの、生で見る迫力や臨場感はハンパない！　首都圏から1時間ちょいで行ける筑波サーキットでの開催なので、D1ファンはぜひとも現地で戦いのゆくえを観戦してほしいと思うぞ！

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