旭川出身の畑中は地元大会での成績を重視してニューマシン投入は延期！

　北海道は旭川出身で、D1グランプリシリーズのために毎回遠征して来ているのが畑中真吾選手だ。D1グランプリシリーズには2015年から参戦しており、それ以前はD1ライツシリーズの前身となるD1ストリートリーガルシリーズにてテクを磨き、最高でシリーズ3位という成績を残している。
　2015年からD1グランプリシリーズへとステップアップした畑中選手は、初年度からポイントを獲得する活躍を見せ、以降も年々成績を向上させていて、昨年は開幕戦で初優勝！　シリーズでも8位という好成績を残し、今後のD1グランプリシリーズを背負って立つ選手のひとりとなった。
　そして迎えた2019年シリーズも絶好調！　開幕戦の筑波では3位入賞し、つづく第2戦でも10位。第2戦終了時のシリーズランキングは、総合5位の単走3位という好ポジションにつけているのだ。
　2019年シリーズは2016年まで使っていた自身のマークⅡ(JZX100)を大幅にリニューアルして参戦しており「いまニューマシンも作っていてそっちのほうが戦闘力が高いってのはたしかなんだけど、こっちのマシンもエンジンのパワーとかタイヤのグリップとかがすごくいいかんじでバランスしてて乗りやすいんだよね」と畑中選手。
　現在製作中のニューマシンもあとはエンジンを乗せたうえであれこれやって完成というところまできているそうだけど「テスト走行もしていないニューマシンの投入を焦るより、地元では成績を狙っていきたいし、活躍している姿をファンのみなさんには見てもらいたい」と投入は見送ることを決意。HOKKAIDO DRIFTでは好調なマークⅡを駆って自身2度目の優勝を狙っていくそうだ。