室蘭出身の上野はレクサスRC投入にむけて急ピッチでマシン製作中！

　北海道出身といえば上野高広選手も忘れてはならない。D1グランプリシリーズへは発足初年度から参戦し続けており、つねにひとがやらない車種をドリ車に仕上げて戦ってきた。
　現在は神奈川県に住んでいる上野選手だけど、北海道で開催されるD1地方戦やローカルドリコンの審判員を数多く務めるなど、道内でのドリフト業界の発展に貢献。HOKKAIDO DRIFTへの想いも並々ならぬものを持っている。
　昨年から製作が進められており、2019年の東京オートサロンではRAYSブースに展示されていた上野選手のニューマシン･レクサスRCは、HOKKAIDO DRIFTにむけて急ピッチで製作しているという。
「今週末にはエンジンに火を入れて、それで問題なければ翌日にテスト走行だね。とりあえずころがすくらいになるとは思う。北海道は出身地だからそこでRCを投入したいと考えているんだけど…どうだろうね。RCも大事だけどただ走れる状態のマシンを持っていってもお客さんは満足してくれないでしょ」と上野選手。
　レクサスRCはギリギリまで製作が進められるものの、間に合わなかった場合はJZZ30ソアラで走ることになるそうだ。そのソアラも筑波戦でミッショントラブルが発生したため、現在はオーバーホール中とのこと。
　HOKKAIDO DRIFTで走るマシンがどちらになるかはテスト次第だそうだけど、開幕戦の筑波ではソアラで2戦連続上位進出しているだけに、どちらであっても痛快な走りが期待できそうだ。