シリーズは86でエキジビションはLF-Aで参戦！

 　東京オートサロン2015のD1GPキックオフドリフトでお披露目されたOTG Motor SportsのニューマシンであるLF-A。このときはまだエンジンが載っているだけの状態であったが、約1ヶ月後に開催された大阪オートメッセで展示されたときには、かなり製作が進んでいる状態だった。
　搭載されたのはナスカー用のTRD製5.8リッターV8のOHVエンジン。NAながら700psを発揮するこのエンジンは、お台場戦のあとエビス戦までのインターバルを利用して、ターボ化で1000psオーバーを目指す予定とか。足まわりもD1グランプリシリーズで戦えるようにモディファイされており、2月末にはほぼほぼ完成して3月の初旬にはテスト走行を実施するそうだ。
　いっぽう昨シーズンにデビューしてラウンドを重ねるごとに煮詰められてきた86もモディファイが加えられていた。こちらはカムシャフトを交換してトルクアップを達成！ ピークパワーは下がるものの、低回転から高回転まで全域にわたってトルクが増したそうだ。
　86のほうは今月末にはテスト走行が予定されており、シーズン途中にはLF-Aとおなじく1000psオーバーを実現する。
　ドライバーの今村陽一も「あとは塩とコショウでうまく味付けするだけ。ただ…ドライバーがその分量をまちがえたり忘れたりってのをなくさないと。行けると思うよ。カム変えた結果も見せてもらったしテストも楽しみだね」と控えめながらやる気はまんまん♪
　今村は2014年のシーズンをランキング7位で終えたことで、開幕戦のお台場では予選が免除されるポジションだ。これはひさびさの優勝が見られるかもしれないぞ〜。

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