真夏のエビス2連戦！

シリーズ争いに影響大！ ラスまえの重要戦は激戦必至！

齋藤太吾が首位を独走中！
　D1史上初となる開幕戦からの3連勝で、シリーズランキングの首位を独走する齋藤太吾。第4戦こそ優勝できなかったものの、それでも3位入賞したことで、ランキング2位につける川畑真人とは26ポイントもの差がついている状況だ。

エビスは第5戦と第6戦のデュアル！　そして迎えるのは、8月6日(土)･7日(日)にシリーズ第5戦と第6戦を開催するEBISU DRIFTだ。
　金曜日に第5戦の単走予選があり、土曜日には第5戦の単走決勝と追走トーナメントと、第6戦の予選がおこなわれる。日曜日は第6戦の単走決勝と追走トーナメントという進行となる。

2位･川畑の猛追は実現するか!?　TSUKUBA DRIFTを終えてポイント差を広げられてしまった川畑真人だが、チャンスはまだまだ残っている。
　今シーズンは第6戦までのうち、5戦ぶんのポイントと最終戦のポイントを加算する有効ポイント制だ。たとえ齋藤が2連勝しても川畑が準優勝すればチャンピオンは決まらない。
　川畑としては2連勝してポイント差を一気に詰め、最終戦へと逆転チャンピオンの望みを繋ぎたいところだろう。

お台場の出場権争いも必見！　齋藤と川畑とのチャンピオン争いのほかに見どころとなるのが、最終戦お台場への出場権を賭けた争いだ。
　最終戦に出場できるのは第6戦終了時のドライバーズランキング24位まで。つまりここに食い込むための争いがあるので、ポイントホルダーたちは必死になる。
　今シーズンは例年以上に大混戦でポイントがバラけている。この2連戦の結果しだいではだれにでもチャンスはあると言えるからだ。

熱対策が明暗をわけるか!?　夏真っ盛り、炎天下のなか走ることが要求されるEBISU DRIFTでは、マシンにもドライバーにも過酷な状況が強いられる。
　つねに最高のパフォーマンスを発揮できるかどうか、そのための熱対策が完璧かどうか、いつも以上にチームいちがんとなった総合力が明暗をわけるラウンドになりそうだ。

• Pick Up It !!

  齋藤 太吾 [ JZX100 ]

  

  TSUKUBA DRIFTでニューマシンを投入した齋藤太吾。極限を目指した以前のマシンとくらべ「シビアさがなくて乗りやすい」というチェイサーは、EBISU DRIFTでもその安定度を発揮できるだろう。ここで2位以下を突き放すことができるか!?

• Pick Up It !!

  川畑 真人 [ R35 ]

  

  第4戦筑波で今シーズン3度目の直接対決が実現した川畑真人。その先行時に「練習では行けていた」という超ハイスピードな飛び込みで観客を沸かせたが、惜しくもハミ出してしまいクラッシュ！ EBISU DRIFTでのリベンジに注目したい。

• Pick Up It !!

  末永 直登 [ S15 ]

  

  ここ数年は毎戦ポイントを獲得しており、つねにシードをキープしていた末永直登だったが、筑波ではまさかのリタイヤでノーポイント。チームの本拠地でもあるエビスでは溜まった鬱憤を晴らすすばらしい走りでの巻き返しに期待がかかる。