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トーヨータイヤジーライオントラストレーシングTOYO TIRES GLION TRUST RACING
川畑 & 末永で王者奪還に挑む!
富士ワンダーランドフェスにて、トーヨータイヤジーライオントラストレーシングの体制発表がおこなわれた。
ブースのまえには、2017年仕様としてカラーリングされた2台のR35GT-Rを展示。ニューマシンである2号機に川畑真人が乗り、川畑が去年まで乗っていた1号機には、今季からチームに加わった末永正雄が乗ることとなる。
去年は齋藤太吾と幾度も死闘を繰り広げたものの負け越してしまった川畑。そしてシリーズ戦ではいちども優勝することができないままシリーズチャンピオンを逃しただけに、チャンピオン奪還に向けた意気込みがアツく語られていた。
3月2日に茂原ツインサーキットにておこなわれたシェイクダウンでは、大きなトラブルがでることもなく順調に周回を重ね、川畑は「もっとこうしたら…みたいな部分がクルマ作りの段階から反映されてて、もうぜんぜんちがうクルマですね。いままでよりもっと角度がついて高い車速がキープできる」と上機嫌。
いっぽう1号機にはじめて乗った末永も「すごく乗りやすいマシン。やりたいことが思うようにできる!」とポテンシャルの高さにホックホクだった。
ニューマシンをシェイクダウンさせた川畑真人。「もうすでに思うように振りまわせる! 今年はなにがなんでもチャンピオンを獲りにいきます!」と気合じゅうぶん。齋藤とのリベンジマッチに期待がかかる。
去年まで川畑が使っていたR35GT-Rに乗る末永正雄は「すごく乗りやすいクルマですね!」とホックホク♪ D1グランプリシリーズには1年ぶりの復帰となるが、いきなりの活躍が期待できそうだ。
チーム監督を務める中上信吾。「テストでぜんぜんトラブルがでなくて…」とすこし不安そうだったが、それはちゃんと作られている証拠と言えるだろう。
2017年のチームトーヨータイヤドリフトギャルズには、日比ゆり(左)が継続され、あらたに新人の来栖ちえみ(右)が抜擢された。
1号機に搭載されるVR38DETTは、4リッターまで排気量アップされ、TD06SH-22Gをツインで組んで1058psを発揮する。基本的な仕様は去年と変わらないが、末永に合わせて足まわりのセッティングは変更されていく。
また、2号機で好感触だったパーツは随時1号機にも反映されていく予定で、1号機の2号機化がシーズン中に進められていくそうだ。
2号機のエンジンも4リッター化されたVR38DETTだが、サージタンクやエキゾーストマニホールドの形状が見直された。タービンはTD06SH-20Gで、最大出力こそ900psと1号機よりも低いが、フラットで乗りやすい特性になった。
ミッションはホリンジャーで、クイックチェンジデファレンシャルギヤを採用。足まわりも新規に作られている。