ドリフトにおいて最重要パーツのひとつであるタイヤ。なかでも、空気圧はちょっと変えるだけで走りが劇的に変わるセッティング項目だ。
　しかし、カンタンなようで奥が深く、どれくらいが適しているのか、D1トップドライバーのエア圧理論から、テクニックやマシンに合わせた最適な数値を探る。
　さらに、エア圧によってタイヤの性能がどう変わるのかも実験。一流ドライバーたるもの、エア圧のちがいは走ってみればわかるはずということで、時田雅義がエア圧を知らない状態で3パターンを乗りくらべて数値を予測。エア圧によるタイヤの性能を判断し、正解な数字を導きだせるのか!?
　そして最終戦をまえに、シリーズチャンピオンへ向け独走する植尾。しかし、まさかのマシン不調から単走で敗退。いっぽう、逆転するためには優勝するしかないランキング2位の石川は、それを横目に順当に追走へ。プレッシャーのなか準決勝まで勝ち進み、猛チャージを見せる。
　今年の東京オートサロンで話題となり、ドリ天本誌で表紙も飾ったキノクニ製作のSR20搭載ジムニーが、数々のマイナートラブルを乗り越え、ついにドリフト。3月におこなわれた最初の試乗から、およそ半年ぶりの再会に谷口信輝も大興奮。750kgという軽量マシンならではの軽快なドリフトは、磨けばまだまだ光るポテンシャルだぞ。
　そしてボーナストラックは、D1ストリートリーガルシリーズ瀬戸内海のビタビタ車載映像を収録。おさわり連発の肉弾追走は迫力満点だ。そして、審査コーナーに入るまでの駆け引きやポジショニングにも注目だ。
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