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第4戦 レポートRd.4 Report

復活した中村がいきなり優勝!

決勝戦 決勝戦

表彰 表彰

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第4戦 単走決勝Rd.4 Tanso Final

的を絞った走りで点を稼げ!

  • Tanso 1st Place

    伊藤 満紀 ( Team Ito Auto GOODYEAR Racing ) CHASER [ JZX90 ]

    伊藤満紀の走り

    うまいながらも余力を残しているように見えた中村に対し、伊藤が限界ギリギリを攻めた得点で中村をうわまわって単走優勝を決めた。

  • Tanso 2nd Place

    中村 直樹 SILVIA [ PS13 ]

    中村直樹の走り
  • Tanso 3rd Place

    増田 和之 MARKⅡ [ JZX100 ]

    増田和之の走り

 D1ライツ初年度のシリーズも終盤戦に入った。前月にはD1グランプリシリーズも開催されたエビスサーキットがこのラウンドの舞台だ。
 台風24号が接近するなか、競技時間を早めた進行で大会がおこなわれた。けっきょく、いちにちじゅう小雨が降りつづけ、途中で雨量が極端に変わることはなく、安定したウエット路面で競技がおこなわれた。
 ウエット路面なので、最終コーナーでスピードと角度を両立させるのはむずかしい状況だった。どちらかに的を絞って飛び出し、しっかり角度をつけてアクセルを踏んで旋回していった走りには及第点がついたが、どっちつかずのスタイルでメリハリがなかった選手は点が伸びず敗退した。
 そのなかで、数年ぶりに参加してきた中村が、さすがのスピードとコントロールでまず99点台をマークする。Team Ito Autoの増田が迫力のある飛び出しを見せるが、中村の点には届かない。
 しかし、おなじTeam Ito Autoの伊藤が2本目に高い車速からきっちり角度をつけて曲がりきり、中村をうわまわる99.30点を獲得。単走優勝を決めた。
 いっぽうでランキング首位にいた粂、同3位の高木が2本とも決めきれずに敗退したほか、同5位の茂木、同8位の鵜飼も敗退。同4位の池田は土曜日の練習走行でエンジントラブルが発生してリタイヤ。同7位の齋藤は欠場なので、上位8名中、追走に残ったのは石川と目桑のみとなった。

単走決勝 結果

Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
1 90 伊藤 満紀 JZX90 99.30 96.20
2 87 中村 直樹 PS13 99.10 98.15
3 5 増田 和之 JZX100 98.65 88.60
4 67 米内 寿斗 RPS13 98.55 96.75
5 65 若松 康史 RPS13 98.50 60.00
6 14 菊池 雅也 S14 98.20 -
7 26 藤田 浩佳 S14 98.15 97.40
8 84 波紫 聖和 S15 98.10 97.50
9 35 塙 彰拡 FD3S 98.10 96.80
10 63 南 雅之 S15 98.00 97.90
11 9 岡村 達也 S15 97.95 97.60
12 10 石川 隼也 S14 97.90 76.50
13 95 福田 大輔 PS13 97.80 96.25
14 78 戸田 真琴 C33 97.80 54.50
15 3 目桑 宏次郎 S15 97.75 97.55
16 57 飯田 曜二 S14 97.65 97.30
▲ 追走決勝トーナメント進出 ▲
Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
17 53 益山 航 S14 97.60 97.10
18 7 笹山 栄久 JZX100 97.60 80.50
19 21 小林 竜也 S15 97.50 42.50
20 15 茂木 武士 S15 97.45 92.00
21 33 辻 紳護武 C33 97.40 96.50
22 31 永野 正持 PS13 97.25 25.00
23 54 長瀬 幸治 JZX90 97.20 97.15
24 18 牛久 徹 JZX90 97.20 45.00
25 36 最上 弦毅 RPS13 97.05 59.00
26 45 柳下 浩一 ECR33 96.90 96.55
27 72 新屋 正行 S14 96.75 94.50
28 55 鵜飼 俊佑 S15 96.65 42.50
29 88 高木 美紀 PS13 96.65 35.00
30 42 大澤 克実 S14 96.50 96.50
31 41 植村 真一 JZX100 95.95 35.00
32 8 粂 哲也 S14 95.95 25.00
33 64 木賊 光児 HCR32 95.85 88.00
34 52 加納 広貴 JZX100 62.50 0.00
35 86 高嶋 健市 JZX100 60.00 55.00
- 13 貝瀬 雅人 S14 RETIRE
- 17 池田 幸稔 S15 RETIRE
- 19 雨谷 雄一 S15 車検不通過
- 74 村上 佳 JZX100 車検不通過

No.69 秋葉瑠世、No.4 横田卓三、No.25 川島将貴、No.29 粟野如月、No.60 師岡利恵は不出場。

第4戦 単走優勝Rd.4 Tanso WINNER

伊藤 満紀

Team Ito Auto GOODYEAR Racing
Ito Auto Chaser [ JZX90 ]

伊藤満紀

 とりあえず仲間内には負けたくないっていう、そこからでしたね。自信はそんなにはなかったですけど、まぁ「負けたくない」っていう気持ちでがんばりました。練習もそんなに悪くはなかったんですけど、本番は気持ち的に少し攻めちゃうというか、それがいい方向にいきましたね。
 1本目は車速を伸ばそうとしすぎてインカットをしちゃったんですけど、それを2本目は修正してうまくいきました。自分としての手ごたえも上出来というかできすぎくらいのかんじでした。得点も思った以上に伸びたなっていうかんじですけど。単走1位はひさしぶりなんですよ。でもうれしいですね、やっぱり。

第4戦 追走トーナメントRd.4 Tsuiso Tournament

初参戦のベテランふたりが決勝で対決!

  • Final Battle

    若松 康史 180SX [ RPS13 ] vs 中村 直樹 SILVIA [ PS13 ]

    決勝戦

    決勝。中村は後追い時のストレートで角度をつけすぎたが、そのまま若松に寄せてコントロールした。ドライ路面だったら振られていたかもしれない。

  • 決勝戦
  • 決勝戦

  タイトル争いをするライバルが単走敗退となっていたため、ランキング2位の石川は首位に浮上するチャンスだったが、今季初参戦のベテラン若松にベスト16で敗れてしまう。またランキング6位の目桑も、今季初参戦の中村に敗れ、上位陣は総崩れとなった。
 ベスト4に勝ち上がったのは伊藤、若松、中村、菊池。まずは伊藤と若松が対戦した。
 1本目は伊藤が先行。若松は最終コーナー飛び出しからキレイに伊藤に合わせ、途中ラインがズレた場面もあったが、大きな乱れは起こさずについていって1ランクのアドバンテージを獲得する。2本目は伊藤が2コーナーで流される場面もあり、若松が決勝進出を決めた。
 準決勝2組目の対戦は中村vs菊地。1本目は後追いの菊池が1コーナーでスピン。2本目も先行の菊池は1コーナー奥でハーフスピンからコースアウトしたが、中村はみごとなコントロールで冷静にそれを回避。中村の勝ちが決まった。
 決勝は若松vs中村、実績はあるがD1ライツは初参戦というふたりの対戦となった。
 1本目は若松が先行。中村は最終コーナー飛び出しで角度をつけすぎたようにも見えたが、そこからきっちり若松に寄せてアドバンテージを獲得する。2本目は若松が1コーナー奥で中村を捕らえたが、そのすぐ先でドリフトが大きく戻り、中村の優勝が決定した。
 けっきょくタイトル争いをする上位3名のランキング順位には変動はなく、日光での最終戦を迎えることになった。

トーナメントラダー

第4戦 優勝Rd.4 WINNER

中村 直樹

VALINO TIRES N-style pink☆style
N-style 極 SILVIA [ PS13 ]

中村直樹

 ひさしぶりに出るとカラダがちょっとうまく動かないですね。ほんま今日は緊張ばっかでした。大会の雰囲気はべつによかったんですけど、自分の走りが出せないまま…もっと見せたかったですけどね。
 (決勝の後追いは) 思いっきりいこうと思っていったら、進入でちょっとやりすぎたッスけど…最終出てきたところで角度つけすぎて。そこがうまくいってれば、もっとずーっと行けたと思うんですけど。
 今回は自分のなかで「やれる」っていうスイッチが入ってなかったッスね。強烈な相手がおって、自分が追い詰められたりしたら、パチンと入るんでしょうけどね。そういうのが、D1グランプリシリーズに上がればまた出てくると思うので。
 でも1回勝ってランキング8位に入ったのがビックリしました。つぎみんなコケたら、シリーズなんとかならんかな? まぁ、あとは日光に出て、来年に備えようと思います。来年はD1グランプリシリーズに出るので。

  • The 2nd Place

    若松 康史
    AMIGO M powered
    AMIGO 180SX [ RPS13 ]

    若松康史

     (決勝は) 2本目は食らいついていこうとして、けっこうビッチリ行ってたんですけど、最終コーナーで先行が返すときに水たまりでけっこうザッバーン!ってきたんですよ。そのあとちょっとエンジンがガボガボいってて、でもがんばって下って行ったんですよね。
     でも、たぶんアングルそろえてブレーキ踏んでるときにエンジンが止まったと思うんですよ。シフトダウンしようとしたら、もうハンドルが重くて…「ごめん直樹」ドーン! みたいな。でも今日は楽しかったです。

  • The 3rd Place

    伊藤 満紀
    Team Ito Auto GOODYEAR Racing
    Ito Auto Chaser [ JZX90 ]

    伊藤満紀

     (準決勝は) 下りてくるところまではついていけてたんですけど、最後ラインが少しクロス気味になるところで、うしろから行って跳び出すんですけど、そのアクセルを踏むタイミングっていうのが、まえのクルマが行くのを待ってしまうとワンテンポ後れて、そのぶん離れちゃうっていう。そこが経験不足でしたね。もうちょっと練習してれば、もうちょいいい追走ができたかなぁ、と思いますけど。

第4戦 リザルトRd.4 Results

シャンパンファイト シャンパンファイト

第4戦入賞者集合写真 第4戦入賞者集合写真

最終順位

Pos. No. Driver Team Car Car Color Tire Total
1 87 中村 直樹 VALINO TIRES N-style pink☆style SILVIA PS13 桃色/紫 VL 25
2 65 若松 康史 AMIGO M powered 180SX RPS13 VL 21
3 90 伊藤 満紀 Team Ito Auto GOODYEAR Racing CHASER JZX90 黒/橙 GY 18
4 14 菊池 雅也 関東工業21期 SILVIA S14 TY/KD 16
5 5 増田 和之 Team Ito Auto MARKⅡ JZX100 黒/橙 GY 13
6 67 米内 寿斗 GreenTop GARAGE TSR 180SX RPS13 白/緑/黒 FD 12
7 84 波紫 聖和 Z.S.S.Racing ピースワークス SILVIA S15 VL 11
8 63 南 雅之 Team YNJ SILVIA S15 KD 10
9 26 藤田 浩佳 DUAL 326POWOR Lubross SILVIA S14 赤紫 TA 8
10 35 塙 彰拡 STEALTH GARAGE team RED RX-7 FD3S ZT 7
11 9 岡村 達也 Team かいとりちゃん ORVIS Racing SILVIA S15 NK 6
12 10 石川 隼也 nichiei racing TKL SILVIA S14 黒/緑 GR 5
13 95 福田 大輔 STEALTH GARAGE team RED SILVIA PS13 TY 4
14 78 戸田 真琴 KRC HALCAR LAUREL C33 NK 3
15 3 目桑 宏次郎 CSR Reality SILVIA S15 青/赤 TA 2
16 57 飯田 曜二 Agent-K Racing SILVIA S14 KD 1

TIRE = TY:TOYO TIRES DL:DUNLOP GY:GOODYEAR ZT:ZESTINO NK:NANKANG GR:GOODRIDE TA:TRI-ACE AL:ACCELERA ATR:ATR SPORTS GT:GT RADIAL KD:KENDA VL:VALINO TIRES