大接戦のシリーズは日光で決着！

僅差のランキング争いに注目！
　2006年からはじまったD1ストリートリーガルシリーズが、1年の休止期間を経てD1ライツシリーズとして復活！
　このD1ライツシリーズは、D1ストリートリーガルシリーズから競技ルール、車両ルールともに、大幅にブラッシュアップさせたドリフト競技となっており、D1グランプリシリーズへとステップアップするための登竜門的な位置づけとなっている。
　そして初年度となった2018年のD1ライツシリーズもいよいよ大詰め！　関東屈指の人気サーキットである栃木県の日光サーキットにて最終戦が開催される。
　最大の見どころとなるのは大接戦のチャンピオン争いだ。可能性としてはランキング8位の中村直樹まで残されているものの、上位陣が単走で全滅したうえで中村が優勝しなければならず、現実的には超僅差となっているトップスリーの争いになるだろう。
　ランキング首位に立つのは、優勝こそないものの、第2戦で3位、第3戦で2位に入ってポイントを稼いだ粂哲也だ。つづくのは愛媛県出身の石川隼也で、粂との差はたったの2ポイント。そしてランキング3位には、D1レディースリーグでのチャンピオン経験を持つベテランの高木美紀が、石川と6ポイント差につけている。
　これだけの僅差となると、単走決勝をどれだけ上位通過できるかが重要になってくるため、彼らの単走には注目だ。
　また、D1ライツシリーズから新設された単走チャンピオン争いも見逃せない！　こちらも大接戦で、首位の池田幸稔と2位の茂木武士との差はたったの1ポイント！　さらに石川隼也も首位と3ポイント差につけており、ベテランの伊藤満紀も11ポイント差につけているため、最終戦の結果次第では大きく順位が入れ替わりそうだ。
　ベテランと若手が入り乱れて大接戦となっている2018年のD1ライツシリーズの最終戦日光は、単走も追走も見逃せない戦いの連発になりそうだ。