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単走の見どころ Tanso Highlights
11月2日(土)・3日(日)に、大分県のオートポリスにて開催されるAUTOPOLIS DRIFT。ここで最大の見どころとなるのはシリーズチャンピオン争いだが、単走チャンピオン争いも忘れてはならない。
第6戦が終了した時点での単走シリーズランキング首位に立つのは、ここまでただひとり全戦ポイント獲得しているTEAM MORIの北岡裕輔だ。今シーズンはマシントラブルがほとんどなく、第4戦十勝での単走優勝を筆頭に、つねに高い車速からの安定した走りを決めてポイントを重ねてきた。
昨年のオートポリス戦はギリギリ不通過の17位だったものの「去年はエンジントラブルを抱えていた状態だったし、練習走行では通る得点が出ていた。単走ランキングについてはとくに意識してないけど、オートポリスは優勝する気でいって、シリーズランキングをひとつでもあげられれば結果も付いてくると思うので、それがまず先決だね」と、チーム代表の森さんは語る。
北岡選手も「ランキング的には去年以下だけど、追走には毎回残ってるし、オートポリスでもそこは最低ラインかな。単走チャンピオンも取りたいと思ってるからがんばるよ」と意気込んでいる。
そしてそれを追うのは第5戦と第6戦のエビスで2連勝した小橋正典が1ポイント差で2位につけており、松井有紀夫、横井昌志、藤野秀之とつづき、首位と20ポイント差でランキング10位につける田中省己まで逆転の可能性が残されている状態だ。
実際には12ポイント差で6位につける日比野哲也までが単走チャンピオン争いに絡むものと思われるが、EBISU DRIFTではだれもが予想できなかった横井の2戦連続ノーポイントをはじめとして「まさか」が起こるのが2019年のD1グランプリシリーズなので、AUTOPOLIS DRIFTの初日、11月2日(土)に行われる最終戦の単走決勝は見逃せない戦いになりそうだ!
北岡 裕輔 MARKⅡ [ JZX100 ]
小橋 正典 SILVIA [ S15 ]
松井 有紀夫 RX-7 [ FD3S ]
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