関東屈指の人気サーキットでシリーズ中盤戦！

北は岩手、南は沖縄から49台が集結
　開催2年目となるD1ライツシリーズ。第3戦は関東屈指の人気サーキットである栃木県の日光サーキットにて開催される。
　年間5戦のちょうど中間となり、後半戦は名阪、オートポリスと西日本での開催が続くため、遠征しない東日本の選手はここでポイントを稼いでおきたいところ。後半戦に向けていい流れを作ることができるのは、はたしてどの選手なのか？
　シリーズポイントランキングでは熊本県の甲斐健一と野々英喜が1位と3位につけており、福島県の米内寿斗が2位、茨城県の福田大輔が4位につけている。
　残り3戦で上位に食い込めばまだまだシリーズチャンピオンの可能性はだれにでも残されている状態なので、前半戦の成績がイマイチだったベテラン勢も表彰台を虎視眈々と狙っていることだろう。
　ちなみに昨年の日光戦で優勝した中村直樹をはじめ、2位だった益山航、3位だった石川隼也までが今年は不在。4位だった福田が昨年の最上位選手となる。
　このほか、3月のお台場エキジビションマッチでD1グランプリシリーズ選手に負けない走りを見せた下田紗弥加や、トラストレーシングがサポートする新川真也など、この日光戦から参戦してくる有力選手たちにも注目だ。
　競技区間は昨年と同様に最終コーナーから4コーナーの出口まで。採点ポイントは指定ゾーンが追加された以外は昨年と変わらず、するどい振りで角度をつけられるか、振り出してすぐにアクセルを入れられるか、そして飛び込んだときの角度のまま旋回していけるかといった要素となる。
　また、昨年はコースアウト(ハミ出し)による減点に泣いた選手も多かったので、ギリギリを攻めつつも、しっかりとマシンをコース内におさめるテクニックも重要となるだろう。