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D1SL 第1戦 レポートD1SL Rd.1 Report
D1SL 第1戦 単走予選D1SL Rd.1 Tanso Qualify
Qualify 1st Place
石川 隼也 ( D-BASE ) SILVIA [ S14 ]
Qualify 2nd Place
中村 健一 VEROSSA [ JZX110 ]
Qualify 3rd Place
植尾 勝浩 SILVIA [ S15 ]
今年のD1ストリートリーガルシリーズは上位選手が数多くD1グランプリシリーズにステップアップするなどして開幕戦の予選免除選手が少なかったため、予選では27名が通過するという広い枠になった。
同日にD1西日本シリーズの単走決勝もおこなわれたが、D1ストリートリーガルシリーズのほうが全体的にレベルは上がり、約1点くらい底上げされたようなかんじだった。
とはいえ、適切な振り出し位置で振り出せた選手がそう多かったわけではなく、リカバリーテクニックによってラインにのせたりドリフトを届かせたりする選手が多かったのも事実だった。
また、備北を走り慣れていない選手のなかには、走りかたをつかみきれず、距離感や曲がれるかどうかの判断が適切にできていないことで減点されたケースも多かった。
いっぽう飛び込みの車速が高く、適切な位置で振ってしっかり向きを変え、いちはやくアクセルをオンにしていた石川準也と中村健一が99点台を獲得。
昨年のD1西日本シリーズで2勝を挙げ、年間2位に入ってD1ストリートリーガルシリーズにステップアップしてきた石川がトップ通過となった。
Pick Up It !!
今前田 隆敏 SILVIA [ S15 ]
Pick Up It !!
梶原 聡 SILVIA [ S14 ]
Pos. | No. | Driver | Car | Best Ave. | |
1 | 53 | 石川 隼也 | S14 | 99.45 | |
2 | 33 | 中村 健一 | JZX110 | 99.10 | |
3 | 62 | 植尾 勝浩 | S15 | 98.75 | |
4 | 20 | 今前田 隆敏 | S15 | 98.65 | |
5 | 25 | 堀口 直 | PS13 | 98.35 | |
6 | 22 | 中川 孝之 | RPS13 | 98.25 | |
7 | 41 | 西田 裕司 | AE86 | 98.15 | |
8 | 19 | 三好 隼人 | ER34 | 98.15 | |
9 | 21 | 伊藤 満紀 | JZX90 | 98.00 | |
10 | 29 | 横田 卓三 | S14 | 98.00 | |
11 | 61 | 若松 康史 | RPS13 | 98.00 | |
12 | 26 | 神谷 剛 | RPS13 | 98.00 | |
13 | 34 | 森 孝弘 | S14 | 98.00 | |
14 | 40 | 西崎 智治 | PS13 | 98.00 | |
15 | 27 | 山根 遥 | S15 | 97.90 | |
16 | 51 | 鈴木 達也 | C33 | 97.85 | |
17 | 38 | 永野 正持 | S14 | 97.85 | |
18 | 60 | 池田 幸稔 | RPS13 | 97.85 | |
19 | 47 | 光石 誠 | PS13 | 97.85 | |
20 | 36 | 真野 修一 | PS13 | 97.70 | |
21 | 55 | 根岸 裕麻 | S15 | 97.65 | |
22 | 32 | 福田 大輔 | PS13 | 97.65 | |
23 | 54 | 深田 泰希 | S14 | 97.65 | |
24 | 42 | 戸田 真琴 | C33 | 97.60 | |
25 | 31 | 髙橋 和己 | JZX100 | 97.55 | |
26 | 48 | 三島 晴幸 | S14 | 97.35 | |
27 | 18 | 梶原 聡 | S14 | 97.25 | |
▲ 単走決勝進出 ▲ |
Pos. | No. | Driver | Car | Best Ave. |
28 | 43 | 松本 康弘 | ER34 | 97.15 |
29 | 45 | 近藤 善道 | AE85 | 97.10 |
30 | 44 | 谷本 真人 | S14 | 96.70 |
31 | 46 | 内宮 哲夫 | S15 | 96.60 |
32 | 39 | 安光 広宣 | S14 | 96.50 |
33 | 35 | 上月 直人 | S15 | 96.50 |
34 | 37 | 淺田 裕介 | S15 | 96.40 |
35 | 28 | 原 設 | A31 | 96.40 |
36 | 49 | 大和 勇一 | S15 | 96.40 |
37 | 59 | 松岡 久司 | S15 | 96.30 |
38 | 17 | 安江 弘行 | S15 | 96.25 |
39 | 30 | 増田 和之 | JZX100 | 96.20 |
40 | 57 | 雨谷 雄一 | S15 | 96.00 |
41 | 23 | 長縄 一平 | S14 | 77.00 |
42 | 58 | 安良岡 由之 | RPS13 | 68.50 |
- | 24 | 新見 理恵 | ER34 | RETIRE |
- | 50 | 村上 満 | RPS13 | RETIRE |
- | 52 | 山田 賢二 | S15 | RETIRE |
- | 56 | 奥村 脩樹 | A31 | RETIRE |
- | 63 | 辻井 明 | - | RETIRE |
D1SL 第1戦 単走決勝D1SL Rd.1 Tanso Final
Tanso 1st Place
神谷 剛 ( Get-Drunk!! with WING21 ) 180SX [ RPS13 ]
Tanso 2nd Place
根岸 裕麻 SILVIA [ S15 ]
Tanso 3rd Place
石川 隼也 SILVIA [ S14 ]
前日の予選とはうって変わって朝から雨が降っていた決勝日。単走決勝もウェット路面でおこなわれた。
雨であっても高得点のカギは、進入までの車速、そして振りのするどさ、飛び込みの速度だ。とはいえ、ギリギリのスピードで飛び込むのはそれなりにリスクがあるので、抑えた走りの選手も多かった。
下位に沈んだ選手は、車速が遅い、振りだしがヌルい、角度が浅い、ラインが小さいといった要素での減点が多かった。
ボーダーライン近辺の走りは、ラインはトレースできているいっぽうで、スピードも抑えめで、無理をしているかんじがしない無難な走りだった。あとは細かいミスの度合いで当落が決まった。
そのなかで雨の単走をめっぽう得意としている神谷は、本来の本番車スカイラインがエンジントラブルで持ってこられなかったため、普段乗り用の180SXで出走したが、高い車速から奥めで振り出すリスクの高い進入からきっちりドリフトをまとめ、最高得点をマークした。
Pick Up It !!
北岡 裕輔 MARKⅡ [ JZX100 ]
Pick Up It !!
若松 康史 180SX [ RPS13 ]
Pos. | No. | Driver | Car | Best Ave. | |
1 | 26 | 神谷 剛 | RPS13 | 99.40 | |
2 | 55 | 根岸 裕麻 | S15 | 99.35 | |
3 | 53 | 石川 隼也 | S14 | 99.25 | |
4 | 61 | 若松 康史 | RPS13 | 99.10 | |
5 | 42 | 戸田 真琴 | C33 | 98.75 | |
6 | 62 | 植尾 勝浩 | S15 | 98.70 | |
7 | 4 | 北岡 裕輔 | JZX100 | 98.70 | |
8 | 27 | 山根 遥 | S15 | 98.70 | |
9 | 19 | 三好 隼人 | ER34 | 98.70 | |
10 | 40 | 西崎 智治 | PS13 | 98.55 | |
11 | 15 | 原 大佑 | S15 | 98.20 | |
12 | 51 | 鈴木 達也 | C33 | 98.15 | |
13 | 47 | 光石 誠 | PS13 | 98.15 | |
14 | 18 | 梶原 聡 | S14 | 98.10 | |
15 | 25 | 堀口 直 | PS13 | 97.95 | |
16 | 36 | 真野 修一 | PS13 | 97.85 | |
▲ 追走決勝トーナメント進出 ▲ |
Pos. | No. | Driver | Car | Best Ave. |
17 | 11 | 髙嶋 健市 | JZX100 | 97.80 |
18 | 9 | 森 真治 | PS13 | 97.80 |
19 | 60 | 池田 幸稔 | RPS13 | 97.65 |
20 | 32 | 福田 大輔 | PS13 | 97.65 |
21 | 38 | 永野 正持 | S14 | 97.55 |
22 | 33 | 中村 健一 | JZX110 | 97.55 |
23 | 22 | 中川 孝之 | RPS13 | 97.55 |
24 | 21 | 伊藤 満紀 | JZX100 | 97.45 |
25 | 54 | 深田 泰希 | S14 | 97.35 |
26 | 29 | 横田 卓三 | S14 | 97.35 |
27 | 20 | 今前田 隆敏 | S15 | 97.35 |
28 | 31 | 髙橋 和己 | JZX100 | 95.65 |
29 | 41 | 西田 裕司 | AE86 | 94.50 |
30 | 48 | 三島 晴幸 | S14 | 59.00 |
31 | 6 | 山元 純次 | FD3S | 57.00 |
32 | 34 | 森 孝弘 | S14 | 57.00 |
D1SL 第1戦 単走優勝D1SL Rd.1 Tanso WINNER
Get-Drunk!! with WING21
180SX [ RPS13 ]
本番車のスカイラインはエンジンに穴があいちゃってて…。このクルマは普段乗りだからドリフトはあまりしていなくて、パワーもないんで「奥まで踏んでガマンして入っていくしかない!」ってかんじでした。
雨じゃないとこのクルマだとケツが出ないんで、このまま晴れないでほしいなと思ってるくらいでした。
いや〜270Rっていうオーテック仕様のS14タービンが付いてるだけなんで、パワーがなくてホントは逆振りで進入しようと思ったけど、3速に入れたときにミスって「あ〜いけねっ!」と思ったときには進んで自然に奥目になっちゃったんです。
1本目はフツーにサイド進入したから得点がヤバかったですもんね。「じゃあ2本目は逆振り進入するわ!」ってスポッターには伝えていたんですけど、250psくらいしかないからミスらずに逆振りしてたらダメだったかも…。
去年から日光で単走優勝してエビスも予選1位。クルマさえ壊れなければちょうしいいです。でもやっぱりスカイラインで走りたいですね。
今年はうれし泣きできるようにがんばりますよ!
D1SL 第1戦 追走トーナメントD1SL Rd.1 Tsuiso Tournament
Final Battle
三好 隼人 SKYLINE [ ER34 ] vs 北岡 裕輔 MARKⅡ [ JZX100 ]
単走では見事な走りを披露した神谷だが、追走では後追い時に振り出しでスピンしてベスト16で敗退した。また前年度のD1西日本シリーズで高い追走の技術を見せてい石川だが、後追い時に1コーナーで流されてベスト16で梶原に敗れた。
追走には6名の地元岡山県勢が進出していたが、そのうち4名がベスト16で敗退し、戸田と梶原だけがベスト8に進出した。
そしてベスト4に勝ち上がったのは、三好、若松、北岡、植尾の名人だ。若松は初期のD1グランプリシリーズに出ていたベテラン、植尾は2002年のD1グランプリシリーズチャンピオンだ。
まず三好vs若松は、若松が三好についていくもアドバンテージをとるにはいたらずイーブン。2本目は三好が近いドリフトを見せて三好が勝ち、初の決勝進出を決めた。
北岡vs植尾は、1本目に後追いの植尾が振り出しでスピン。2本目は北岡がきっちり植尾についていき、勝ちを決めた。
決勝は三好vs北岡。1本目は三好が先行だ。三好の走りもよかったが、そこに北岡が近い距離で合わせてアドバンテージをとる。そして2本目、三好はストレートから近い距離につけ、進入で北岡のインに飛び込んだが、止めきれず北岡をプッシュ。これで北岡の勝ちが決まった。
Best 4 Battle !!
三好 隼人 [ ER34 ] vs 若松 康史 [ RPS13 ]
Best 4 Battle !!
北岡 裕輔 [ JZX100 ] vs 植尾 勝浩 [ S15 ]
Pick Up Battle !!
真野 修一 [ PS13 ] vs 三好 隼人 [ ER34 ]
Pick Up Battle !!
根岸 裕麻 [ S15 ] vs 北岡 裕輔 [ JZX100 ]
Pick Up Battle !!
神谷 剛 [ RPS13 ] vs 真野 修一 [ PS13 ]
Pick Up Battle !!
戸田 真琴 [ C33 ] vs 鈴木 達也 [ C33 ]
Pick Up Battle !!
石川 隼也 [ S14 ] vs 梶原 聡 [ S14 ]
Pick Up Battle !!
植尾 勝浩 [ S15 ] vs 原 大佑 [ S15 ]
D1SL 第1戦 優勝D1SL Rd.1 WINNER
Team Ito Auto with GOODYEAR
MARKⅡ [ JZX100 ]
ウチらはチームで4台でタイヤを共有して走ってたんですけど、やっぱりタイヤって全員に行き届いているワケではないんで、サラリーマンでもあるから金銭的にもキビシイし、チーム員の廃タイヤとか溝のあるタイヤでやりくりしてきて金曜日から今日まで3セット、その内2セットはスリップサインが出るか出ないかくらいの状態でした。
雨で助かった面もあるけど…昨日はじめてグッドイヤーさんを履かせてもらってて、やっぱりぜんぜんいままでとフィーリングがちがってて…。昨日は四苦八苦したんですけど今日やってみたらだいぶいいところにきたんで。
単走決勝でみんながスピンしてたことをスポッターが言わなかったからフツーに行っちゃって…ぜんぜん知りませんでした。
まだ…勝負は賭けられていないな…と思いますね。単走の順位ってのが追走の最終結果に反映するから、なかなか気が抜けない部分があるってなるべく上位通過ってのは意識してるんですけど…あとあと追走でもラクになるし…。でも雨だと微調整がむずかしくてそのへんがまだできあがってないんで、もっともっと煮詰めたコントロール幅を身につけなくちゃと思いました。
植尾さんは、やっぱボクのなかでは"ビデオのなかでのひと"なので、実際にいっしょに走るとか考えてもなかったので…やっぱり速かったな〜と。うまいしクルマのコントロール幅とかもぜんぜんちがうと思いましたね。
今回勝てたのはたまたまなのかな〜と。たぶんイチバン集中した対戦だと思います。
決勝に関しては、すこし気が抜けた部分もあったのかな〜と。とりあえず絶対にスピンしないことは気を付けていましたけど。2本目のとき先行で、そのときうしろがどうなったのかぜんぜん知らないんですけど、あとから聞いたらオレより先に振ったと聞きました。
次は…このあと帰りのなかで嫁さんと話し合って決めたいと思います。
The 2nd Place
三好 隼人
MJ style
SKYLINE [ ER34 ]
The 3rd Place
若松 康史
AMIGO with M powered
180SX [ RPS13 ]
D1SL 第1戦 リザルトD1SL Rd.1 Results
Pos. | No. | Driver | Team | Car | Car | Color | Total | |
1 | 4 | 北岡 裕輔 | Team Ito Auto with GOODYEAR | MARKⅡ | JZX100 | 緑 | 25 | |
2 | 19 | 三好 隼人 | MJ style | SKYLINE | ER34 | 金 | 21 | |
3 | 61 | 若松 康史 | AMIGO with M powered | 180SX | RPS13 | 赤 | 18 | |
4 | 62 | 植尾 勝浩 | Z.S.S. with SIFT&ブレイン | SILVIA | S15 | 赤 | 16 | |
5 | 55 | 根岸 裕麻 | FR POWER KEYZ | SILVIA | S15 | 赤 | 13 | |
6 | 42 | 戸田 真琴 | Over Rap with KRC | LAUREL | C33 | 緑 | 12 | |
7 | 18 | 梶原 聡 | 梶原家 with NAUGHTY and KRC | SILVIA | S14 | ピンク | 11 | |
8 | 36 | 真野 修一 | 東海自然吸気会 with 拾石エンジニアリング | SILVIA | PS13 | 青 | 10 | |
9 | 26 | 神谷 剛 | Get-Drunk!! with WING21 | 180SX | RPS13 | 赤 | 8 | |
10 | 53 | 石川 隼也 | D-BASE | SILVIA | S14 | 青 | 7 | |
11 | 27 | 山根 遥 | オオシマAUTO with 星光自動車 × MOZE RACING | SILVIA | S15 | 白 | 6 | |
12 | 40 | 西崎 智治 | THUNDER BIRD 新池流 | SILVIA | PS13 | 白 | 5 | |
13 | 15 | 原 大佑 | Z.S.S. with M/M/M | SILVIA | S15 | 赤 | 4 | |
14 | 51 | 鈴木 達也 | silver fox | LAUREL | C33 | 白 | 3 | |
15 | 47 | 光石 誠 | Skidline★タキオン★KRC★968 Racing | SILVIA | PS13 | 黄 | 2 | |
16 | 25 | 堀口 直 | STANCE with ORIGIN Labo. | SILVIA | PS13 | 青 | 1 |