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D1ストリートリーガルシリーズ第6戦レポートD1SL Rd.6 Report
単走予選Tanso Qualify
Qualify 1st Place
松岡 久司 ( チーム尾張小牧 ) SILVIA [ S15 ]
Qualify 2nd Place
佐藤 立樹 [ S15 ]
Qualify 3rd Place
奥村 脩樹 [ A31 ]
当落のボーダーは97点台!
すでにシリーズチャンピオンは決まっているが、2位争いは接戦となっているD1ストリートリーガルシリーズ。最終戦の舞台は、首都圏に近く、ふだんからドリフト走行がさかんにおこなわれている日光サーキットだ。
しかし、予選のボーダーラインは97点台なかばと、点数的には低調だった。これは路面温度が低かったことが原因だと考えられる。ストレートから一気に振り出して1コーナーに飛び込むこのコースでは、本番2本でフロントタイヤを温めるのがむずかしかったこの日のコンディションでは振り出しがキマりにくかったのだ。
そのなかで、松岡はするどい振りから流れのいい走りでトップとなる得点をとった。第4戦名阪で「振り出しがヌルい」といわれた松岡は、第5戦のエビスは出なかったものの、この間にするどい振り出しのためのセットアップとドライビングを探り、この大会にのぞんできたという。
Pick Up It !!
中村 のぶえ [ S15 ]
Pick Up It !!
真野 修一 [ PS13 ]
Pos. | No. | Driver | Car | Best Ave. |
1 | 45 | 松岡 久司 | S15 | 98.95 |
2 | 46 | 佐藤 立樹 | S15 | 98.90 |
3 | 51 | 奥村 脩樹 | A31 | 98.65 |
4 | 18 | 小林 竜也 | S14 | 98.50 |
5 | 29 | 福田 大輔 | PS13 | 98.50 |
6 | 19 | 今前田 隆敏 | S15 | 98.50 |
7 | 32 | 伊東 修平 | PS13 | 98.40 |
8 | 30 | 磯貝 直弘 | S14 | 98.25 |
9 | 52 | 中村 のぶえ | S15 | 98.10 |
10 | 31 | 茂木 武士 | S14 | 98.10 |
11 | 23 | 中村 大介 | S15 | 98.05 |
12 | 47 | 川井 謙太郎 | JZX100 | 98.00 |
13 | 41 | 鈴木 彰悟 | S15 | 98.00 |
14 | 28 | 鈴木 達也 | C33 | 97.80 |
15 | 48 | 斉藤 則夫 | PS13 | 97.75 |
16 | 33 | 渡邉 翼 | S14 | 97.75 |
17 | 50 | 高宮 悠樹 | JZX110 | 97.65 |
18 | 27 | 雨谷 雄一 | S15 | 97.60 |
19 | 37 | 森 孝弘 | S14 | 97.60 |
▲ 以上 単走決勝進出 ▲ |
Pos. | No. | Driver | Car | Best Ave. |
20 | 24 | 木賊 光児 | HCR32 | 97.50 |
21 | 25 | 山元 純次 | FD3S | 97.50 |
22 | 17 | 真野 修一 | PS13 | 97.40 |
23 | 36 | 菊地 雅也 | S14 | 97.25 |
24 | 54 | 柳下 浩一 | ECR33 | 97.05 |
25 | 20 | 横田 卓三 | S14 | 97.00 |
26 | 42 | 風間 俊治 | S15 | 96.90 |
27 | 26 | 安江 弘行 | S15 | 96.80 |
28 | 35 | 新屋 正行 | S14 | 96.75 |
29 | 34 | 菊池 潤 | JZX90 | 96.65 |
30 | 40 | 内山 竜司 | JZX100 | 96.50 |
31 | 44 | 辻 紳護武 | C33 | 96.50 |
32 | 53 | 金田 悠希 | JZX100 | 96.15 |
33 | 38 | 淺沼 幸太 | JZX90 | 94.50 |
34 | 43 | 長縄 一平 | S14 | 91.00 |
35 | 21 | 高木 美紀 | PS13 | 75.50 |
36 | 39 | 藤田 浩佳 | S14 | 65.00 |
- | 22 | 神谷 剛 | HCR32 | RETIRE |
- | 49 | 山口 貴史 | S14 | RETIRE |
単走決勝Tanso Final
Tanso 1st Place
中村 大介 ( WISTERIA with 中村屋 ) SILVIA [ S15 ]
Tanso 2nd Place
高橋 和己 [ JZX100 ]
Tanso 3rd Place
原 大佑 [ S15 ]
予選よりも走りのレベルが向上!
朝の気温は前日より低いくらいだったが、晴れていたために路面温度は上昇した。それが、前日とはまったくちがう走りを引き出した。振り出しでスパッと角度がつききれるようになった選手が増え、全体的な得点は前日の予選よりも大きく上がった。
ボーダーラインで当落をわけたのは、角度がついてからの流れだ。飛び込みはよくても、その先でタイミングよくアクセルを踏み込んでラインにのせて旋回していけなかった選手はその減点により走敗退となった。いっぽうインパクトはないものの、そつなくまとめた磯貝がぎりぎり16位で単走通過という結果になった。
日光を得意としている中村(大)は、向きの変わりも速く、アクセルワークもよく、審判員がイメージする理想の走りにきわめて近いドリフトをみせ、単走優勝となった。
Pick Up It !!
斉藤 則夫 [ PS13 ]
Pick Up It !!
若松 康史 [ RPS13 ]
Pos. | No. | Driver | Car | Best Ave. |
1 | 23 | 中村 大介 | S15 | 99.60 |
2 | 9 | 高橋 和己 | JZX100 | 99.50 |
3 | 8 | 原 大佑 | S15 | 99.50 |
4 | 45 | 松岡 久司 | S15 | 99.50 |
5 | 29 | 福田 大輔 | PS13 | 99.45 |
6 | 1 | 北岡 裕輔 | JZX100 | 99.35 |
7 | 7 | 伊藤 満紀 | JZX90 | 99.30 |
8 | 32 | 伊東 修平 | PS13 | 99.15 |
9 | 11 | 中村 健一 | JZX110 | 99.05 |
10 | 13 | 高嶋 健市 | JZX100 | 98.90 |
11 | 2 | 植尾 勝浩 | S15 | 98.90 |
12 | 18 | 小林 竜也 | S14 | 98.75 |
13 | 51 | 奥村 脩樹 | A31 | 98.75 |
14 | 15 | 金田 義建 | S15 | 98.45 |
15 | 3 | 三好 隼人 | ER34 | 98.25 |
16 | 30 | 磯貝 直弘 | S14 | 98.20 |
▲ 以上 追走トーナメント進出 ▲ |
Pos. | No. | Driver | Car | Best Ave. |
17 | 6 | 増田 和之 | JZX100 | 98.15 |
18 | 47 | 川井 謙太郎 | JZX100 | 98.10 |
19 | 16 | 池田 幸稔 | RPS13 | 98.10 |
20 | 50 | 高宮 悠樹 | JZX110 | 98.05 |
21 | 4 | 若松 康史 | RPS13 | 97.90 |
22 | 19 | 今前田 隆敏 | S15 | 97.80 |
23 | 46 | 佐藤 立樹 | S15 | 97.80 |
24 | 52 | 中村 のぶえ | S15 | 97.75 |
25 | 37 | 森 孝弘 | S14 | 97.70 |
26 | 48 | 斉藤 則夫 | PS13 | 97.50 |
27 | 31 | 茂木 武士 | S14 | 97.25 |
28 | 41 | 鈴木 彰悟 | S15 | 97.25 |
29 | 27 | 雨谷 雄一 | S15 | 97.15 |
30 | 33 | 渡邉 翼 | S14 | 96.55 |
31 | 28 | 鈴木 達也 | C33 | 89.00 |
32 | 12 | 戸田 真琴 | C33 | 56.50 |
単走優勝Tanso WINNER
WISTERIA with 中村屋
シルビア [ S15 ]
昨日から自信はあったんですけど、単走予選ではカラまわりしてしまったので、今日は通ればいいかな〜と切り替えました。単走決勝の1本目は大ミスして、2本目は勝負する勇気がなくて置きにいってしまいましたけどね。
昨日は人間のトラブルで迷子になっていました。本当は昨日と今日でどちらも1位を取りたかったんですけど、まぁしょうがないです。
昨日の悪い印象が残っていたので朝は調子悪かったんですけど、とりあえず引きずらないように、これまで通りの走りに変えてったかんじです。1本目は必殺技の引っかけを進入でやってしまって、2本目もいっしょでちょっと引っかかって…もうちょっといけたかな〜と。あとは進入したあとにアクセル入れるのが遅かったのが心残りでした。
スポッターを長沢さんに頼んでいて「引っかけないでね」と言われていたので、それだけ頭に入れて走りました。まだぜんぜんイケます。素直にうれしかったですけど、もうちょっとやりたかったですね。なのでつぎの追走はがんばろうかなと思っています。
追走決勝トーナメントTsuiso Final Tournament
追走ベスト16、最初は単走1位の中村(大)と、同16位の磯貝の対戦。しかし、磯貝はこの日光での追走を得意としていた。最初の2本では両者とも相手のインに入る追走を見せて再戦に突入。その1本目に磯貝はよりキレイに角度を合わせて接近ドリフトを見せたものの、2本目は中村(大)がインに入れず、磯貝が勝った。
また、8組目の対戦は北岡vs植尾という好カードが実現。やはり両者相手のインを差して再戦に突入。その1本目、後追いの植尾が同時振りから見事にドリフトを合わせて2ランクのアドバンテージをとったにも関わらず、2本目の北岡は1ランクのアドバンテージにとどまり、植尾が勝った。
ベスト4に勝ち上がったのは、磯貝、福田、高橋、植尾の4名。磯貝vs福田は、福田が後追いからインに入れなかったのに対し、磯貝は福田のインに入り、初の決勝進出を決めた。高橋vs植尾は、1本目に後追いの植尾が近い距離できれいに合わせ、先行では高橋をよせつけず、植尾が勝った。
決勝は磯貝vs植尾。最初の2本はおたがいに、見事な接近ドリフトを見せて再戦に突入。その1本目、植尾は磯貝のインに入れない。2本目は磯貝も植尾のインに入れなかったが、植尾は最終コーナーでのグリップ走行をとられて減点。磯貝の初優勝が決まった。
友だちがエビスでいい成績を残したので、自分は日光得意なほうなので取りたいなという気持ちがありました。ベスト4は最低限と目指していたのですが、テンションが上がって優勝してしまいました。気にしていたのは気持ちのコントロールですかね。気持ちで負けてしまうと勝てないと思うので…。
決勝戦で対戦した植尾さんは、有名人なので十数年まえから知っていますけど、当たって砕けろの精神で気持ちで走りました。とにかく楽しもうと思って、つまんない負けかただとアレなんで全開でいって、植尾さんは2本目のほうが速かったけど、わりと近づけましたね。
裏で忙しかったので、気づいたら決勝戦みたいなかんじで。そこから楽しむことに切り替えました。
日光は地元なので、置いていかれて負けるとつまらないので、せめてお客さんにもいい走りをみせたいなと思ってて、だから自分のなかではいい走りが見せられたかなと思っています。
単走は追走のセットアップにしてしまっていて、ちょっと失敗しました。なので、つぎ出るときは頭を使って変えていきます。ただ追走入ってしまえばこっちのものかな〜と。組合わせよかったですし。今日は大きなミスなく走れました。
まだ優勝できたっていう実感はできていません。明日から徐々に実感してくると思いますけどね。
植尾 勝浩
(Z.S.S. with SIFT & ブレイン)
シルビア [S15]
まあなかなか…勝てないですね。勝てないなかでも各コースのマイスターと対戦するなかで、みなさんの走らせかたに合わせるのをちょっとづつやりながらクルマを作っていって、だれにでも合わせられるかんじはしてたんですけど…まだちょっとつめの部分でいろんなことがあって、しょうがないな〜と。
でもそういうツキ運のなさも、あと一歩足りないなかで勝ってしまっても、成長にはつながらないので。2位だったからもっとやれよと自分のなかでは思っているので、まだまだ目指すものはあります。来シーズンもよく考えてつぎの展開にいこうと思います。
北岡選手と1位2位とゼッケン上位で、すごい集中したなかの走りはよかったですね。ランクとかでも11とかいただいたというのを聞くと、100点以上ということだから、自分的にはすごいプラスになっています。
決勝戦は最終コーナーでグリップという判定でしたが、やっぱりここはむずかしいと思うし、どれぐらいをどう判断するのか、選手の目からと客観的に見る目でいえば、今後ビデオ判定などあればいいなとは思います。
リヤを流して走るっていうのは、ドリフトの競技であり醍醐味でもあるとは思うんですけど、パフォーマンスをどれだけ上げるかという観点でいえば、ゆっくり走るよりはレーシングな走りでどんどんいったほうがいいのかなと。ゆっくり走らせる、速く走らせるとか、いろいろあるかとはD1ストリートリーガルシリーズのなかでは必要だと思うんですけど、みんなの意識が速く走る方向に気持ちが向いていけば最高だなと思います。
高橋 和己
(TMS & ORIGIN Labo. & R·Y·O & G.MEISTER)
チェイサー [JZX100]
第5戦エビスでチームメイトが優勝したので、優勝しか考えてなかったですね。いつもと走りはとくには変わってなかったと思います。今日とくに追走よかったかといわれれば、よくはないとさっきも言われたので…。ただ先行はミスなくやって、アドバンテージがとれることが多かったので、後追いはミスなくやろうという気持ちでした。
だんだん気温が落ちて、タイヤのグリップも落ちてきていたので、いつミスしてもおかしくないと思ってて…意識はしてたんですけど、それが植尾さんとの追走のときに出てしまいました。先行でミスしてしまって、入られるにしても自分の走りができなかったので、それがイチバン心残りでしたね。
そのときはシフトミスですね。競技コーナのまえで、あきらめるぐらい離されてしまったので、普段からあそこを全力で練習していない自分が悪いので、もうそこはしょうがないかなと。ちょっとつめきれなかったですね。
来年中に植尾さんを倒します!
Pos. | No. | Driver | Team | Car | Car | Color | Point | |
1 | 30 | 磯貝 直弘 | KRF & TAKUMI | シルビア | S14 | 赤 | 25 | |
2 | 2 | 植尾 勝浩 | Z.S.S. with SIFT & ブレイン | シルビア | S15 | 赤 | 21 | |
3 | 9 | 高橋 和己 | TMS & ORIGIN Labo. & R·Y·O & G.MEISTER | チェイサー | JZX100 | 緑 | 18 | |
4 | 29 | 福田 大輔 | STEALTH with team RED | シルビア | PS13 | 赤 | 16 | |
5 | 8 | 原 大佑 | Z.S.S. with M/M/M | シルビア | S15 | 赤 | 13 | |
6 | 7 | 伊藤 満紀 | Team Ito Auto with GOODYEAR | チェイサー | JZX90 | 緑 | 12 | |
7 | 11 | 中村 健一 | TMS with RYO JAPAN | マークⅡ | JZX110 | 緑 | 11 | |
8 | 51 | 奥村 脩樹 | SCN Racing | セフィーロ | A31 | 紫 | 10 | |
9 | 23 | 中村 大介 | WISTERIA with 中村屋 | シルビア | S15 | 銀 | 8 | |
10 | 45 | 松岡 久司 | チーム 尾張小牧 | シルビア | S15 | 青 | 7 | |
11 | 1 | 北岡 裕輔 | Team Ito Auto with GOODYEAR | マークⅡ | JZX100 | 緑 | 6 | |
12 | 32 | 伊東 修平 | EXCITE with RS wonber land | シルビア | PS13 | 水色 | 5 | |
13 | 13 | 高嶋 健市 | Team Ito Auto with GOODYEAR | クレスタ | JZX100 | 緑 | 4 | |
14 | 18 | 小林 竜也 | かいとりちゃん YRC with ギャンギャン! | シルビア | S14 | 緑 | 3 | |
15 | 15 | 金田 義建 | かいとりちゃん YRC | シルビア | S15 | 赤 | 2 | |
16 | 3 | 三好 隼人 | MJ style | スカイライン | ER34 | 金 | 1 |
いやー、ほんとは全戦優勝したかったんですけど、近場のサーキットばっかで余裕が生まれたのかもしれませんね。遠いサーキットは長い時間をかけて行ってるから「優勝してやる!」という気持ちが強かったけど、エビスと日光にはそれがなかったのかも…。完全に油断が原因で、嫁さんにもだいぶ叱られました。ただ、名阪はクルマの問題もあったんで今後の課題となるサーキットですね。
シリーズチャンピオン取った気にはなってないですね。今日の植尾さんとの戦いでも新しい課題が見つかりましたし、ほかにもいろいろと課題が見つかったので伊藤社長とも相談しながらチーム全員でクルマづくりから考えなおさなくてはいけないなと思いました。やっぱり植尾さんのクルマは素晴らしいうえ、ドリフトだけでなくグリップも早くて、ブレーキの仕方もピカイチですからね。もうシリーズの後半戦から課題だらけです。趣味のジムニーをやっている場合ではないですね。
どうなんですかね? 2年まえ…2013年のチャンピオンはすごくつらい思いをして取って、勝ちたくて勝ちたくて凄い集中して取れたんです。今回も集中してはいたんですけど、嫁さんからも「第1戦の備北、第2戦の間瀬のときは勝ちにこだわっていたけど、第4戦の名阪以降はそれが見えない」と言われました。シリーズポイントの差も大きかったんで、気持ちの余裕はどっかしらにあったんでしょうね。
表彰式では、D1グランプリシリーズに出たいと言いましたけど、まだD1グランプリシリーズじゃ勝てないです。…こんな状態では勝てないと思う。あっちが上とは思ってないし、リーガルは選手が個々にオカネやクルマ作りでがんばっているシリーズなので、そうゆうとこが好きなのもあってボク自身もまだまだリーガルなんだなと思いました。
植尾 勝浩
(Z.S.S. with SIFT & ブレイン)
シルビア [S15]
正直狙っていたのは優勝なんです。まず開幕戦の備北はD1ストリートリーガルシリーズってどんものなのか、何年間もドリフトをやっていない人間が帰ってきて果たして通用するものなのか、もし自分ができなければ引き際も考えていましたが、まだ少しは通用するな〜とは思いまして…。
そのあと2戦目の間瀬でエンジンが壊れて、それで焦ってちょっと歯車が合わなくなって、3戦目の瀬戸内海では完全に地に足がついていない状況になりました。
それで「1回リセットしよう!」と思いまして、4戦目の名阪でクルマ作りとか、ドライビングとか、早く走ればいいという問題じゃなく、かなりいい性能の部分をいろいろ除いたりしました。そのあとは名阪だったり、エビスであったり、今回の日光でも成績が安定してきました。
今シーズンの自分の課題はとりあえずベスト16に残ることで、1番であろうが、16番であろうが、残ってから相手と走ろうというのが最低限の条件でした。2回落としたっていうのはすごく痛かったけど、逆に今回の日光の2位とシリーズ2位は自分に課された問題点を伸ばす要素があるってことなので、いちねんを振り返って、シリーズ2位で終われたことはすごくよかったと思います。
だけどそこに甘んじることなく、成長して発展しながら来年はなにかしろの一歩を踏み出していきたいと思います。
三好 隼人
(MJ style)
スカイライン [ER34]
シリーズ3位は自己最高なんですけど…不満ですね。悔しいです。今日は植尾さんを倒すつもりできていたので、この悔しさは来年につなげます。
開幕のときは正直シリーズなんて考えていませんでした。追走で勝てたらうれしいな〜ぐらいで。それでいろいろ今年勉強するにあたって、自分のレベルもちょっとづつ上がれたかな〜と。いい年だったと思います。でも、もっと上を目指したいなって欲が出るじゃないですか。なので来年もがんばろうと思います。
結果としては2位までしかないので、植尾さんが「1回勝ったらステップアップする!』と言っているのとおなじで、来年は1回ぐらい勝たないとなって。やっぱり北岡くんも植尾さんもうまいです。彼らに負けたくないですからね。
追走の駆け引きとか技術。あと大きいのは単走がニガテってことなんですけど、練習で99点代の後半の走りができても、本番になるとなぜかできないメンタルの弱さがあるんです。少し置きにいっても、単走はなんとか残れたんですけど、もう少し上の順位で残れていれば、ポイント的にもあとがラクだったな〜と。単走の走りのレベルを上げるというよりは、練習でのいい走りをコンスタントに出せるような安定感を出したいですね。
シリーズを全戦追いかけるうえで北岡くんのように毎回優勝はしなくても、D1ストリートリーガルシリーズではホームコースがないボクら中部地区は、いぶし銀の走りではないですけど、どのコースもコンスタントに対応できることを武器にしたいと思っています。
今シーズンはエビスで落ちてしまいましたけど、全戦追走に残ることを目標にして、これから上がってくる自分たちの後輩にも、どのサーキットに行ってもスキがない選手になってほしいなと思います。
シリーズランキングトップ16Series Ranking Top 16
Rank | Driver | Team | Car | Car | Color | Rd.1 | Rd.2 | Rd.3 | Rd.4 | Rd.5 | Rd.6 | Total | |
1 | 北岡 裕輔 | Team Ito Auto with GOODYEAR | マークⅡ | JZX100 | 緑 | 25 | 25 | 25 | 8 | 6 | 89 | ||
2 | 植尾 勝浩 | Z.S.S. with SIFT & ブレイン | シルビア | S15 | 赤 | 16 | 8 | 21 | 11 | 21 | 77 | ||
3 | 三好 隼人 | MJ Style | スカイライン | ER34 | 金 | 21 | 6 | 16 | 6 | 1 | 50 | ||
4 | 高橋 和己 | TMS & ORIGIN Labo. & R·Y·O & G.MEISTER | チェイサー | JZX100 | 緑 | 13 | 4 | 12 | 18 | 47 | |||
5 | 伊藤 満紀 | Team Ito Auto with GOODYEAR | チェイサー | JZX90 | 緑 | 18 | 11 | 3 | 12 | 44 | |||
6 | 原 大佑 | Z.S.S. with M/M/M | シルビア | S15 | 赤 | 4 | 11 | 5 | 10 | 13 | 43 | ||
7 | 若松 康史 | AMIGO with M powered | 180SX | RPS13 | 赤 | 18 | 21 | 39 | |||||
8 | 石川 隼也 | D-BASE | シルビア | S14 | 青 | 7 | 6 | 25 | 38 | ||||
9 | 中村 健一 | TMS with RYO JAPAN | マークⅡ | JZX110 | 緑 | 25 | 11 | 36 | |||||
10 | 増田 和之 | Team Ito Auto with GOODYEAR | マークⅡ | JZX100 | 緑 | 12 | 8 | 3 | 13 | 36 | |||
11 | 磯貝 直弘 | KRF & TAKUMI | シルビア | S14 | 赤 | 1 | 25 | 26 | |||||
12 | 堀口 直 | STANCE with ORIGIN Labo. | シルビア | PS13 | 青 | 1 | 7 | 18 | 26 | ||||
13 | 高嶋 健市 | Team Ito Auto with GOODYEAR | クレスタ | JZX100 | 緑 | 16 | 4 | 2 | 4 | 26 | |||
14 | 戸田 真琴 | Over Rap with KRC | ローレル | C33 | 黄緑 | 12 | 13 | 25 | |||||
15 | 金田 義建 | かいとりちゃん YRC | シルビア | S15 | 赤 | 21 | 2 | 23 | |||||
16 | 掛水 優 | Team TK with GROUND BE | シルビア | S15 | 赤 | 21 | 21 |
赤は優勝、橙は2位、黄は3位となります。