Lights Home > 2016 Schedule > Rd.5 Setonaikai > D1SL Rd.5 Report

D1SL 第5戦 レポートD1SL Rd.5 Report

D1GP選手同士の対戦は今前田に軍配があがる!

単走予選Tanso Qualify

振り出しでラインが決まる!

  • Qualify 1st Place

    前原 敏宏 ( RS MAEHARA×ORIGIN Labo. ) シルビア [ S15 ]

    前原はクルマのポテンシャルをフルに引き出して思いきり振り出し、いい方向に飛ばして最高得点をマークした。

  • Qualify 2nd Place

    高木 美紀 [ S15 ]

  • Qualify 3rd Place

    金田 義建 [ S15 ]

振り出し位置に注意すべし!
 ストレートで振り出して審判席まえへ飛ばすレイアウトの瀬戸内海サーキットは、アウトまでの距離感を見きわめて振り出し位置を決め、しかも一発で適度な角度をつける必要がある。
 そのため、そこで振り出し位置が手前すぎてラインが小さくなったり、角度が足りずに流されてしまった選手が予選敗退となった。
 そのなかで前原はするどい振りでいちはやく姿勢を作り、そこからアクセルを踏むというリズムのいい走りでただひとり99点台にのせてトップ通過した。

  • Pick Up It !!

    安光 広宣 [ PS13 ]

    トップ3には入らなかったものの、4位通過を決めたのは安光。去年の瀬戸内海や前戦の間瀬のでは予選敗退だったが、今回はややイン寄りのラインだった以外はうまくまとめ、1本目に98.50点を出した。

  • Pick Up It !!

    高橋 和己 [ JZX100 ]

    D1グランプリシリーズでも活躍している高橋は間瀬戦につづいて出場。1本目から通過カクジツな98点台に乗せてくると、2本目もわずかに得点を伸ばして単走決勝進出を決めた。

  • Pick Up It !!

    稲岡 優樹 [ S15 ]

    ひさびさのリーガル参加となった稲岡だったが、1本目にミスすると、2本目も得点を伸ばせず。D1GP出場経験もある実力者だったが、早々に敗退する結果となった。

単走予選 結果

Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
1 38 前原 敏宏 S15 99.00 68.50
2 26 高木 美紀 PS13 98.90 78.50
3 28 金田 義建 S15 98.55 98.05
4 35 安光 広宣 PS13 98.50 78.00
5 30 日野目 誉士 S15 98.45 97.60
6 24 横山 公彦 S15 98.45 97.55
7 23 堀口 直 PS13 98.40 97.60
8 32 長瀬 幸治 JZX100 98.25 97.85
9 21 永野 正持 S14 98.25 68.00
10 19 高橋 和己 JZX100 98.10 98.00
11 49 山根 遥 S15 98.10 96.85
12 17 戸田 真琴 C33 97.85 97.25
13 29 水野 昌彦 S14 97.80 97.35
14 33 藤田 浩佳 S14 97.75 97.60
15 39 村田 聖長 S15 97.75 97.45
16 25 田坂 友典 S14 97.75 97.35
17 22 山元 純次 FD3S 97.75 67.50
18 20 石川 紗織 S14 97.65 97.40
19 36 最上 弦毅 RPS13 97.60 97.35
▲ 単走決勝進出 ▲
Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
20 27 森 孝弘 S14 97.60 96.80
21 41 国広 修 PS13 97.50 97.25
22 48 稲岡 優樹 S15 97.45 96.55
23 44 西崎 智治 PS13 97.30 97.25
24 43 目黒 雄大 JZX100 97.20 97.05
25 37 新川 武志 S15 97.05 68.00
26 31 雨谷 雄一 S15 97.00 96.50
27 42 柴原 大輔 S14 96.85 87.50
28 46 越智 正明 JZX110 78.50 77.50
29 34 村上 佳 JZX100 67.50  
30 45 柴田 英行 S15 57.50  
- 18 池田 幸稔 S15 RETIRE  
- 40 上田 竜也 PS13 RETIRE  
- 47 谷本 真人 S14 RETIRE  

単走決勝Tanso Final

ランキング首位の植尾が敗退!

  • Tanso 1st Place

    今前田 隆敏 ( NAVIGATE with Piskey ) シルビア [ S14 ]

    大きな角度をつけた今前田は、高い車速で1コーナーに飛び込みながらも、角度旋回でアウトに流されずに2コーナーをまわっていき最高得点をとった。

  • Tanso 2nd Place

    増田 和之 [ JZX100 ]

  • Tanso 3rd Place

    高橋 和己 [ JZX100 ]

車速の高い好走連発!
 ランキング首位の植尾と同2位の石川のポイント差は47pts。植尾が単走を上位通過すれば、最終戦を待たずにシリーズチャンピオンが決まってしまう状況だ。
 しかし、シードを含む最後のグループの走行をまえに、ボーダーラインは上がっていた。そして、原、三好、伊藤そして植尾が次々と1本目の走行に失敗する。
 三好、伊藤は2本目に得点を上げ、ベスト16進出を決めるが、植尾は2本目も振り出し位置が手前になってしまい、角度をつけきれず、単走決勝敗退となった。
 なお、振り出しの速さ、角度、そしてそのあとのアクセルONと、さまざまな要素を高い精度でまとめた今前田が単走優勝となった。

  • Pick Up It !!

    植尾 勝浩 [ S15 ]

    1本目、やや気負ってしまったのか、98.30点でボーダーラインを超えられなかった植尾。そして注目の2本目もボーダーラインには届かず…。まさかの単走決勝敗退となった。

  • Pick Up It !!

    石川 隼也 [ S14 ]

    逆転チャンピオンへのわずかな可能性に賭けた1本目。鋭い振り出しから98.60点を出してボーダーライン超えを果たす。2本目は得点を伸ばせなかったが10位で追走進出を決めた。

  • Pick Up It !!

    伊藤 満紀 [ JZX90 ]

    1本目は得点を出せなかったランキング3位の伊藤。そして2本目。残り1本のポレーッシャーに勝ち、豪快な振り出しから98.70点をマーク。9位通過を果たした。

単走決勝 結果

Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
1 10 今前田 隆敏 S14 99.75 98.85
2 13 増田 和之 JZX100 99.45 59.00
3 19 高橋 和己 JZX100 99.40 98.00
4 36 最上 弦毅 RPS13 99.25 97.05
5 7 梶原 聡 PS13 99.20 98.70
6 26 高木 美紀 PS13 99.10 10.00
7 38 前原 敏宏 S15 98.95 96.25
8 15 粂 哲也 S14 98.85 97.30
9 3 伊藤 満紀 JZX90 98.70 0.00
10 2 石川 隼也 S14 98.60 97.70
11 14 高嶋 健市 JZX100 98.60 97.65
12 22 山元 純次 FD3S 98.60 97.50
13 4 三好 隼人 ER34 98.60 68.00
14 33 藤田 浩佳 S14 98.55 98.45
15 16 掛水 優 S15 98.45 98.35
16 28 金田 義建 S15 98.45 98.10
▲ 追走決勝トーナメント進出 ▲
Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
17 21 永野 正持 S14 98.35 97.90
18 5 原 大佑 S15 98.35 79.00
19 1 植尾 勝浩 S15 98.30 97.90
20 24 横山 公彦 S15 98.30 78.00
21 6 横田 卓三 S14 98.30 67.50
22 17 戸田 真琴 C33 98.20 97.35
23 39 村田 聖長 S15 98.15 96.55
24 49 山根 遥 S15 97.85 97.55
25 30 日野目 誉士 S15 97.85 97.25
26 20 石川 紗織 S14 97.75 97.15
27 29 水野 昌彦 S14 97.75 97.10
28 25 田坂 友典 S14 97.60 97.05
29 23 堀口 直 PS13 97.45 97.00
30 35 安光 広宣 PS13 97.05 29.00
31 32 長瀬 幸治 JZX100 96.75 78.00
32 8 松岡 久司 S15 68.50 58.50

単走優勝Tanso WINNER

今前田 隆敏

NAVIGATE with Piskey
シルビア [ S14 ]


 自分としてはいっぱいいっぱいで、でもいい結果が出ました。朝、神本さんとか、いろんなひとがラインを教えてくれはって、それが今回本番でも冷静にできたかんじです。

追走トーナメントTsuiso Tournament

植尾のチャンピオン決定後、今前田が初優勝!

  • Final Battle

    今前田 隆敏 シルビア [ S14 ] vs 高橋 和己 チェイサー [ JZX100 ]

    ふたりとも決勝は初進出。いずれにしても自己最高位だったが、この日は単走からいちばんキレがあった今前田が、追走でもその強みを発揮して優勝した。

石川はベスト4で破れる!
 追走に入ってからも、今前田の角度は大きな武器だった。高い車速で進入しつつ、角度をつけてきっちり車速をコントロールしていた。今前田は、金田、粂を破ってベスト4に勝ち上がる。
 ベスト4に入ったのは、今前田、梶原、石川、高橋の4人。植尾はノーポイントに終わっているので、石川が優勝すればチャンピオン決定は持ち越し。しかし、石川がどこかで負けた時点で植尾のシリーズチャンピオンが決まる。
 今前田vs梶原は、梶原が後追い時にアウト側の土手にテールをヒットして今前田が勝利。そして石川は高橋と対戦したが、その2本めに高橋をプッシュしてスピン。この瞬間に植尾のシリーズチャンピオンが決まった。
 決勝は今前田vs高橋。今前田は先行時にもすごい走りでアドバンテージをとると、後追い時にも近いドリフトを見せて初優勝を決めた。

  • Best 4 Battle !!

    今前田 隆敏 [ S14 ] vs 梶原 聡 [ PS13 ]

    1本目は先行の梶原が、今前田についていこう接近を試みたが、ややうしろにまわってしまったか、審判員席直前の土手にテールをヒット! 大きく遅れてしまう。2本目は後追いの今前田が大きなミスなくついていってイーブン。今前田が決勝進出を決めた。

  • Best 4 Battle !!

    石川 隼也 [ S14 ] vs 高橋 和己 [ JZX100 ]

    すばらしい走りを決めてきた先行の石川に対して、後追いの高橋寄せるところまでいけず、後半少し流されてイーブン。入れ替えた2本目、勝負をかけた後追いの石川は、審判席まえで高橋をプッシュしてストップ。高橋が勝ち、この瞬間に植尾のチャンピオンが決まった。

  • Pick Up Battle !!

    三好 隼人 [ ER34 ] vs 梶原 聡 [ PS13 ]

    再戦にもつれたこの戦い。その1本目は梶原が近い走りをしてアドバンテージを取るも、2本目は三好が返してアドバンテージを獲得。審議の結果、梶原が勝ち上がった。

D1SL 第5戦 優勝Rd.5 WINNER

今前田 隆敏

NAVIGATE with Piskey
シルビア [ S14 ]


 足のセットがとにかくうまく決まりました。リヤ荷重にさえしておけばスピンしにくいクルマになったんで。もう安心して角度旋回だけで曲がりきれるクルマになってたんで。トラクションはもっと上げれるんですけど、これ以上上げるとフロントが負けて、フロントが戻されてしまうかんじだったんで、戻されないギリギリのリヤのエア圧で走りました。
 それからスポッターさんからも、いつも先行で無理して失敗してたんで「無理するな。練習どおり行け」と走る直前に無線をいただいたんで、そのとおりやったらいい結果になりました。

  • The 2nd Place

    高橋 和己
    Team MORI with TMS
    チェイサー [ JZX100 ]

    (決勝は)もうちょっと行ける予定だったんですけど、はじまってあらビックリ…速い! 想像よりも速かったです。直線は自分のクルマもわりと速いイメージだったから、開けて入っても、踏んで審判席まえまで入れば追いつけるっていう頭で審判席まえで合わせようと思ってたんですけど、それすら許してくれないくらい離されちゃったんで、ちょっと考えないとこれは勝てないな、というかんじですね。ただやってても勝てない、と。

  • The 3rd Place

    梶原 聡
    梶原家 with NAUGHTY and KRC
    シルビア [ PS13 ]

    (準決勝は)1ランクは(※アドバンテージが)とれる自信があったんですけど、2ランクほしかったんで、ちょっとブレーキ踏まずに行ったらラインずれちゃって、当たったときに山が見えた、みたいな。それくらいのかんじでした(苦笑)。ぜんぜんついてはいけたんですけど、やりすぎかなっていう。自滅です、あれは。

D1SL 第5戦 リザルトRd.5 Results

最終順位

Pos. No. Driver Team Car Color Tire Point
1 10 今前田 隆敏 NAVIGATE with Piskey S14 ZT 25
2 19 高橋 和己 Team MORI with TMS JZX100 緑/白/黒 GR 21
3 7 梶原 聡 梶原家 with NAUGHTY and KRC PS13 NK 18
4 2 石川 隼也 TKL S14 NK 16
5 13 増田 和之 Team Ito Auto with GOODYEAR JZX100 GY 13
6 15 粂 哲也 MCR Factory S14 TY/ATR 12
7 14 高嶋 健市 Team Ito Auto with GOODYEAR JZX100 GY 11
8 4 三好 隼人 Team MJ with HIBINO ER34 ZT 10
9 36 最上 弦毅 Team ZESTINO 日比野塾 RPS13 ZT 8
10 26 高木 美紀 ORIGIN Labo. with R・Y・O with pink☆style PS13 ピンク FD 7
11 38 前原 敏宏 RS MAEHARA×ORIGIN Labo. S15 白/青 TY 6
12 3 伊藤 満紀 Team Ito Auto with GOODYEAR JZX90 GY 5
13 22 山元 純次 Purism with ORIGIN Labo. FD3S オレンジ TY/ATR 4
14 33 藤田 浩佳 DUAL with 326 POWER with 大光 S14 金/茶 - 3
15 16 掛水 優 Team TK S15 TY 2
16 28 金田 義建 かいとりちゃん YRC S15 KD 1

タイヤ = TY:トーヨータイヤ GY:グッドイヤー DL:ダンロップ BS:ブリヂストン WA:ワンリ FK:ファルケン YH:ヨコハマ ZT:ゼスティノ FD:フェデラル ATR:ATRラジアル NK:ナンカン GR:グッドライド WL:ウエストレイク MX:マキシス PS:ピンソ CO:コルサ JR:ジョイロード HF:ハイフライ