HKSが86のエンジン変更を実施！
2JZ×T51R改タービン仕様の86で谷口信輝が吠える!!

　AUTOPOLIS DRIFTが目前に迫った昨日、HKSが2JZエンジンに載せ換えられた86をテスト走行させた。
　もともと搭載されているFA20は、タイムアタックにおいては重量バランスやクルマのトータルバランスの面からみても「載せ換えの必要なし！」と言えるエンジンだった。
　しかし年々大排気量化&ハイパワー化、そして選手どうしの戦いもよりシビアになっているD1グランプリシリーズにおいては、2.1リッターキットを投入され、ドリフトマシンとしてもかなりの戦闘力になったFA20搭載86とは言え、優勝を目指すにはキビシイという判断からだ。
「D1シーズンが終わったらエンジンを戻すのが決まってるくらいFA20搭載時のトータルバランスは優れています。ウチとしてはカムもできたし2.1リッターキットも販売開始できて開発がひと段落しましたんで…」と広報の斎藤さんは語る。
　乗せ変えられたのは3.4リッターに排気量アップされた2JZ-GTEで、T51R改タービンをドッキング。テスト時はブースト1.6キロ程度で700psくらいとのことだが、ブーストを2キロまであげれば900psも狙えるモンスターエンジンだ。
　テストドライブした谷口信輝も「やはりね、エンジンを変えたことによって詰めなきゃいけないとこは出てきているんだけど、大排気量ターボエンジンに変えたことで、ライバルとおなじような走りができる可能性が出てきたのね。次戦は優勝を目指したいよね」とオートポリスに向けて来合いじゅうぶんだ。
　この日のテストでは、足まわりも「かなりいいところまで詰められた」と言っており、直前にもういちどテストして引き出しを増やしてから乗り込んでくるという。HKS×谷口のパッケージは、オートポリス戦最大の注目トピックとなりそうだ。
極秘テストはV-OPT Vol.245に収録！
オートポリス会場でも販売！
VIDEO OPTION Vol.245

発売日：7月26日(土)
価格：2,000円+税
書店・コンビニ・ダイレクト通販にて発売