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開幕戦から3連勝を決め、ブッチギリの独走態勢を築く北岡裕輔。しかし去年の名阪戦は単走決勝でまさかの敗退。昨年の雪辱を晴らす前人未到の4連勝達成は実現するのか!?
西日本にあるサーキットのなかで備北ハイランドサーキットと人気をわかつ名阪スポーツランド。D1ストリートリーガルが開催されるCコースでは、さまざまなドリフトイベントが開催されてるため、走り込んでいる選手が多い。
とはいえ、もっともアウトラインを通過しなければならない1コーナーから2コーナーにかけてのエスケープはほとんどなく、一発廃車も続出するデンジャラスコースでもあるため、一朝一夕での攻略はむずかしく、これらのドリフトイベントではやはり地元選手が優勢となるケースが多く見られる。
そして今回も"名阪マイスター"と呼ばれる達人たちは多数参加しているが、彼らがかならず上位進出するわけではないのがおもしろいところだ。
その要因のひとつがD1ならではの採点基準。1コーナーから2コーナーにかけてのジャバラ舗装部分はコースアウトと判定されるため、通常のドリフトイベントにてタイヤバリアの寸前まで使い切るような走りに慣れた選手たちは、そこを修正しなければならない。
今回はどこまでその部分が使えるのか、どのくらいの勢いでタイヤは何本まで落とせるのか…ドライバーズミーティングで採点基準を理解し、普段よりシビアなマシンコントロールでその修正をキッチリできるかどうかが高得点の秘訣になるだろう。
シリーズ争いでは、ここのところ好調なTeam Ito Auto with GOODYEARのメンツと名阪スポーツランドの相性がよくないことに気がついた。昨年の成績を振り返ると、ランキング首位に立つ北岡裕輔は単走決勝21位、伊藤満紀は単走決勝20位、増田和之は単走決勝22位、高嶋健市も単走決勝18位と、全員が単走決勝で敗退。
いっぽう現在ランキング2位の三好隼人は昨年も追走進出を決めており、相性はまずまずと言ったところ。同3位の若松康史は瀬戸内海での単走決勝敗退がよっぽど悔しかったのか、名阪スポーツランドまで走り込みに行っているのがなんどか目撃されている。
昨年の名阪で初優勝を決めた山元純次や単走優勝した中川孝之も参加しており、激戦必至! 真夏の名阪でアツく激しい戦いが繰り広げられそうだ。
32ポイント差で北岡を追う三好隼人。名阪で一気に差を詰めることができるか…。
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