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TOKYO DRIFT
24 (Sat) 2015 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Rd.6
25 (Sun) 2015 D1 GRAND PRIX WORLD CHAMPIONS
October 24 - 25 at Odaiba Special Venue

コースコンディション:ドライ
公式入場者数:29,399名(2日間合計)
Ex. Report

Tsuiso 1st Stage

のむけん、ジェイアールに惜敗!
  •  Pick Up Battle  
    ジェイアール [マスタング] vs 野村 謙 [ER34]

 D1グランプリシリーズ最終戦の翌日におこなわれたエキシビションマッチはワールドチャンピオンズ。D1グランプリシリーズのチャンピオン経験者、過去の優勝経験者、今季の優勝経験者、海外選手、今季のランキング上位選手ら計24名でおこなわれる追走メインの大会だ。
 まずは参加者全員が出走する追走ファーストステージ、ここで勝てば追走セカンドステージへと勝ち上がり、負けても敗者復活単走で上位4名に入れれば、追走セカンドステージへと勝ち上がれる。
 最初に対戦したのが、アメリカのトップドリフター、ジェイアールことヴァン・ギットン Jr.と野村謙だ。野村はシリーズ戦こそノーポイントで終わったものの、ジェイアールに食らいつきアドバンテージを獲得。しかし、2本目はジェイアールも接近ドリフトでアドバンテージを取り返す。アドバンテージの合計はイーブンだったが、先行時のランク判定によりジェイアールの勝ちとなった。
 また、マシントラブルが頻発し、チョウはクラッチトラブルで、ゴーチャはエンジントラブルで、内海はドライブシャフトのトラブルで敗れた。

  •  Pick Up Battle  
    末永 正雄 [FD3S] vs 末永 直登 [S15]

    仲がいいのか悪いのかわからない末永兄弟の対決は、2本目の直登(兄)後追い時に、直登が正雄(弟)をプッシュしてしまい、正雄の勝ちとなった。
  •  Pick Up Battle  
    川畑 真人 [R35] vs 北岡 裕輔 [JZX100]

    D1ストリートリーガルシリーズの2015年チャンピオンを獲得した北岡は2015年D1グランプリシリーズチャンピオンの川畑と対戦。さすがにマシンの差は大きく、川畑の圧勝となった。

Tanso Consolation

かろうじて齋藤が復活!
  •  1st  
    末永 直登  (YUKE'S チームオレンジ) [S15]

  •  2nd  
    高橋 邦明  [GRX130]
  •  3rd  
    田所 義文  [AE86]

 追走ファーストステージの敗退者でおこなわれた敗者復活単走。通常の単走ファイナルと同様の採点方法で、上位4名のみが追走セカンドステージに勝ち上がれる。
 まず末永(直)がスムーズで速い走りで98.96点という高得点をマークする。その後、田所、高橋も98点台をマーク。いっぽうこの大会でムルシエラゴをデビューさせた齋藤は、まだそれほど迫力のある走りはできず、得点が伸びない。最後に走った北岡がクラッチ蹴りで進入し、齋藤の点をうわまわったかと思われた。しかし、事前に審判員加点はおこなわないというルールが通達されていたにもかかわらず、運営側が誤って審判員加点をした採点をおこなっていた。競技終了後にこのまちがいに気づき、審判員加点を除いた結果、齋藤は北岡の得点をうわまわり、追走セカンドステージ進出を決めた。

◆ 敗者復活単走 結果 ◆
Pos. No. Driver Car Score
1 9 末永 直登 S15 98.96
2 1 高橋 邦明 GRX130 98.25
3 86 田所 義文 AE86 97.90
4 87 齋藤 太吾 BC10E 96.33
▲ 以上 敗者復活 ▲
 
Pos. No. Driver Car Score
5 93 北岡 裕輔 JZX100 95.83
6 6 内海 彰乃 S15 95.69
7 17 フェデリコ CT9A 95.48
8 3 野村 謙 ER34 95.27
9 18 ポン Z33 93.76
- 88 チョウ S15 RETIRE
- 31 ゴーチャ S15 RETIRE
- 61 アーツー Z33 RETIRE

Tsuiso 2nd Stage

LFAが高いポンテシャルを見せる!
  •  Pick Up Battle  
    今村 陽一 [LFA10] vs 高山 健司 [GRS191]

 追走ファーストステージの勝者と、敗者復活単走の上位4名でおこなわれる追走セカンドステージ。まずは、過去にD1グランプリシリーズのエキシビションマッチで優勝したこともあるジェイアールと末永(直)が対戦した。ジェイアールに対して距離を詰められず後追いでアドバンテージがとれなかった末永(直)に対して、果敢に日本スタイルの接近戦を試みたジェイアールは末永(直)のインを差したが、その先で末永(直)をプッシュしてしまい末永(直)がスピン。末永(直)の勝ちとなった。
 レクサスLFAをターボ化してのぞんだ今村は、先行時には後半で高山に寄せられたものの、後追い時には進入から高山のインを差し、ベスト8進出を決めた。
 はじめて競技に姿を現した齋藤のランボルギーニ・ムルシエラゴは、キレイなドリフトを見せたものの、川畑のGT-Rにはかなわず、追走セカンドステージで敗退となった。

  •  Pick Up Battle  
    手塚 強 [JZX100] vs アルカーシャ [S15]

    1本目は手塚に対して後半で距離をつめたアルカーシャ。2本目は手塚がアルカーシャをプッシュしてしまい、アルカーシャがベスト8に勝ち上がった。
  •  Pick Up Battle  
    古口 美範 [ZN6] vs 箕輪 慎治 [Z34]

    今季デビューしたZ34の熟成がなかなか進まず苦労した箕輪だったが、古口を相手に見事な追走を披露。最後は古口のプッシュでスピンしてしまい、箕輪がベスト8進出を決めた。
  •  Pick Up Battle  
    日比野 哲也 [JZA80] vs 唄 和也 [RPS13]

    日比野先行の1本目、後追いの唄は悪くない接近を決めてきた。しかし入れ替えた2本目は、1本目の唄よりも近い距離で振り出しから接近していった日比野。その後の区間も近い距離をキープした日比野が勝ち上がった。
  •  Pick Up Battle  
    川畑 真人 [R35] vs 齋藤 太吾 [BC10E]

    敗者復活単走をかどうじて突破した齋藤だったが、まだまだマシンの煮詰めができていないからか、川畑先行の1本目は接近できず。入れ替えた2本目は川畑に入り込まれ、ここで敗退する結果となった。

Tsuiso Ultimate 8

日比野、ミスで2日連続準優勝!
  •  Final Battle  
    齋藤 太吾 [JZX100]  vs  日比野 哲也 [JZA80]

 アルティメイト8と名づけられたファイナルステージは、通常のベスト8以降のトーナメントという形になる。まずファーストステージでも対戦した末永兄弟がまた対戦した。しかしここでは正雄(弟)が攻めすぎたためかリズムの悪い追走となり、直登が勝った。
 ベスト4に勝ち上がったのは、末永(直)、日比野、今村、川畑の4名。まずは末永(直)と日比野が対戦した。両者ともに接近ドリフトを見せて再戦に突入。再戦でもやはり近いドリフトを見せてアドバンテージを取り合ったが、後追い時の角度で末永(直)が劣っていたため、アドバンテージの度合いで日比野が勝り、日比野が2日連続の決勝進出を決めた。今村vs川畑は、まず川畑が見事な接近ドリフトで2のアドバンテージを獲得。今村も進入では川畑のインを差したが、そのあとは少し離され、川畑の勝ちとなった。
 決勝は日比野vs川畑。1本目は日比野のラインが小さくなってしまい、インカットしたため、川畑がイン側のドラム缶を飛ばし、走行は途中で終了。そこまでの判定で川畑がアドバンテージをとった。2本目は川畑もラインが小さくなってしまって日比野がドラム缶を飛ばしたため、走行は途中終了となったが、川畑はインカットするところまではいっていなかったので減点はされず、判定は五分となり、合計で川畑の勝ちとなった。

  •  Pick Up Battle  
    今村 陽一 [LFA10]  vs  川畑 真人 [R35]

    見事なスピードで快進撃をしてきた今村のLFAだったが、準決勝ではドリフトスピードの差で川畑がうわまわった。
  •  Pick Up Battle  
    末永 直登 [S15] vs 日比野 哲也 [JZA80]

    ハイスピードバトルの好勝負となった末永(直)vs日比野の準決勝は、両者とも強烈なビタビタの接近ドリフトを見せたが、角度で日比野がうわまわった。
Ex. WINNER
川畑 真人
Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING
GReddy 35RX SPEC-D [R35]


 正直、ホッとしてます。シリーズチャンピオンは獲れたんですけど、終わりかた、やっぱり勝って終わりたかったんで、チャンピオンとしては勝ちなんですけど、締めくくりのお台場でどうしても勝ちたかったので、昨日はそれは実現しなかったんですけど、今日は朝から「優勝するんだ」っていうことを決めて走ってました。それが実現できて、ほんとにうれしいです。ありがとうございました。
 (追走はやりきれましたか?)正直、アドバンテージ1とか1.5とかもらっても、なにもうれしくありません。自分ではまず2が基本になってます。あわよくば決勝戦は3のアドバンテージ。そういう走りをしたかったんですけど、正直今日(決勝の走行が)中断というか、そういう形で決まってしまったんですけど、もう1回やり直して、サドンデスという形で走ってもよかったんじゃないかなぁ、とは思ってます。
 (いろんな新しいマシンも出てきましたが)はい。こういう新しいクルマが出ることはすごくいいことだと思うんで、で、そのクルマも戦闘力が高くないと意味がないんで、その熟成度合いが来年は競争になる……自分としてもこのGT-Rをもっと熟成させていく、もしくは新しいクルマができるんじゃないか?っていうようなことを期待してまた来シーズンはやっていきたいと思ってます。

Result

◆ 最終順位 ◆
Pos. No. Driver Team Car Color Tire
1 35 川畑 真人 Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING R35 青/銀 TOYO TIRES
2 53 日比野 哲也 Team 日比野 with YMS JZA80 ZESTINO
Best
4
9 末永 直登 YUKE'S チームオレンジ S15 オレンジ YOKOHAMA
60 今村 陽一 OTG Motor Sports LFA10 FALKEN
Best
8
7 末永 正雄 Team RE雨宮 GruppeM FD3S 水色 YOKOHAMA
23 箕輪 慎治 Team BOSS with POTENZA Z34 白/赤/黒 BRIDGESTONE
85 アルカーシャ PRIMRING with TOYO TIRES S15 赤/黒 TOYO TIRES
1 高橋 邦明 GOODYEAR Racing with TOPTUL GRX130 GOODYEAR
Best
16
98 ジェイアール RTR Drift Team - NITTO TIRE
86 田所 義文 TOYO TIRES with USED AUTO PARTS TADOKORO AE86 青/黒 TOYO TIRES
33 古口 美範 Team 広島トヨタ with DRoo-P ZN6 白/黒 FALKEN
81 唄 和也 GOODYEAR Racing with ORIGIN Labo. RPS13 GOODYEAR
34 手塚 強 GOODYEAR Racing with Bee★R JZX100 GOODYEAR
5 高山 健司 TEAM MORI with GOODYEAR GRS191 GOODYEAR
75 平島 明 TKL with D-MAX S15 NANKANG
87 齋藤 太吾 SUNOCO FAT FIVE RACING BC10E ATR RADIAL
Best
24
93 北岡 裕輔 Team Ito Auto with GOODYEAR JZX100 GOODYEAR
6 内海 彰乃 RC926 with TOYO TIRES S15 ベージュ TOYO TIRES
17 フェデリコ YUKE'S チームオレンジ CT9A オレンジ YOKOHAMA
3 野村 謙 PACIFIC RACING TEAM with URAS ER34 水色 FALKEN
18 ポン Kleers with TOYO TIRES Z33 白/紺 TOYO TIRES
88 チョウ NICHIEI Racing with PC S15 赤/銀 WESTLAKE
31 ゴーチャ PRIMRING with TOYO TIRES S15 TOYO TIRES
61 アーツー NICHIEI Racing with PC Z33 FALKEN
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