ベテランvs若手の戦いに注目！
6月29日(土)･30日(日)、茨城県の筑波サーキットにて開催されるTSUKUBA DRIFT。29日(土)は2024年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第3戦が、そして翌30日(日)には同シリーズの第4戦が実施されるデュアルファイナルズだ。
筑波大会の競技区間は昨年とほぼ変わらず、最終コーナーからスタートしてホームストレートに入ったところで振り出し、2度振り返してから1コーナーへ。そしてドリフトを維持しながらS字を通過し、第1ヘアピンを立ち上がったところでフィニッシュとなる。
D1グランプリが開催される会場のなかでも屈指の長い競技区間となっているため、ゾーンなどのポイントを抑えつつ最後までミスなく走り切る集中力も要求されるコースといえるだろう。
これまでの2戦を終え、第1戦&第2戦と2戦連続で準優勝を決めた齋藤太吾選手が42ポイントでドライバーズランキング首位に立ち、1ポイント差の41ポイントで日比野哲也選手が2位、そして首位から7ポイント差の35ポイントで中村直樹選手が3位と続いている。
そしていっぽう単走シリーズランキングでは、今シーズンからGRカローラを投入した松山北斗選手が30ポイントで首位。中村直樹選手が27ポイントで2位、横井昌志選手が26ポイントで3位という順位になっている。
ランキングだけを見るとベテランたちが上位を独占しているものの、今シーズンは蕎麦切広大選手、田野結希選手、山中真生選手、野村圭市選手らミレニアル5を筆頭とした若手選手たちの勢いがあり、ベテランたちとの戦いが激化しているため、筑波戦でもここが見どころとなるのはまちがいない。
来場されるかたも、ライブ視聴されるかたも、だれがこのラウンドで抜け出してくるのかに注目だ。
Drivers ranking 1st (42pts)
齋藤 太吾
FAT FIVE RACING
今シーズンは開幕戦から絶好調で、第1戦&第2戦とも2戦連続で準優勝。ドライバーズランキング首位、単走ランキング11位につけている。筑波戦では2021年の奥伊吹戦ぶりとなる優勝が見られるか!?
Drivers ranking 2nd (41pts)
日比野 哲也
SHIBATA RACING TEAM
開幕戦では表彰台まであと一歩となる4位だったものの、続く第2戦では2013年のハウステンボス戦以来となる優勝を決めてポジションアップしランキング2位。筑波は昨シーズンも準優勝している会場だけに、今シーズンの活躍も期待される。
Drivers ranking 3rd (35pts)
中村 直樹
TEAM VALINO × N-STYLE
GR86から一昨年乗っていたPS13シルビアにマシンチェンジした中村選手。開幕戦では単走優勝からの優勝というパーフェクトウィンを決めるも、第2戦ではベスト16敗退となってややポジションダウン。筑波戦ではポジションを上げることはできるのか!?
Drivers ranking 4th (31pts)
横井 昌志
TEAM D-MAX RACING
ラウンドゼロ富士からの連続優勝こそ逃したものの、今シーズンから履くことになったTOYO TIRESを早くも使いこなして第1戦で3位、第2戦で6位とポイントを重ねてきた。中村直樹選手とのバチバチのバトルに期待したい。
Drivers ranking 5th (27pts)
村上 満
Repair Create × Result Japan
昨年は10戦中7戦で追走進出したものの、その内5戦でベスト16敗退してランキング12位という戦績だった村上選手。しかし、今年は足のセットをガラっと変更したことに加え、近年力を入れていた追走練習の成果が出てきたという。
Drivers ranking 6th (21pts)
松山 北斗
TEAM TOYO TIRES DRIFT 2
今シーズンからGRカローラにマシンチェンジ。昨年まで乗っていたGRスープラとほぼ変わらない仕様とのことだが、早くも乗りこなして開幕戦では6位、第2戦では単走優勝からの9位を獲得。単走ランキングでは首位につけている。
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筑波サーキット
https://www.tsukuba-circuit.jp
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