株式会社サンプロスD1事業部は、中国本土におけるイベント開催について、予てから東京オートサロンとも提携関係をもつ中国の大手イベント関連事業プロモーター「北京雅森国際(Yasn International)」とD1中国シリーズの運営に関して合意に達したことを発表した。
これにより、2018年以降の開催を休止していたD1チャイナシリーズが復活することとなり、早ければ今年中にもあらたなシリーズがスタートする見込みだ。
これに関して、中国自動車工業協会自動車改造支部会長であり、北京雅森国際社長の謝宇氏は「中国でのD1イベントの影響力を早急に拡大するため、我々は国内のパフォーマンスプロダクトメーカーと協力して複数の場所でイベントを開催し、D1GPの影響力をもとにさらなる人気を集めます。あらたな消費トレンドが開催都市の生産性を高めるはずです」とコメント。
北京雅森国際はこれまで中国国内で数々のカスタムを含めた自動車展示会なども主催しており、その影響力と経験は中国におけるドリフトモータースポーツの発展におおいに期待できる。
中国におけるD1グランプリの本格開催は2016年からはじまり、末永正雄がシリーズチャンピオンを獲得、2017年は川畑真人、2018年は日比野哲也がそれぞれシリーズチャンピオンを獲得。これまで日本からの遠征チームが圧倒的な強さで他アジア参加チームを寄せ付けないパフォーマンスを見せつけていた。
しかし、6年ぶりのD1チャイナシリーズの開催は、ここ数年急激に成長している中国国内ドリフトチームの大量参戦はもちろん、急激に発展している東南アジア諸国のドリフトチームも多数参戦することが予想され、まさに環太平洋ドリフト大戦はこれからが本格的に激化すると予想される。そしてD1グランプリの知名度は世界的にさらなる飛躍を遂げることはまちがいない。
日程等は追ってHPにてお知らせしますので期待してお待ちください‼