齋藤太吾の独走を阻止すべし!
9月28日(土)・29日(日)の2日間、福島県のエビスサーキット・西コースにて開催されるEBISU DRIFT。28日(土)は2024年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第5戦が、翌29日(日)は同シリーズの第6戦がおこなわれるデュアルファイナルズだ。
ここエビスラウンドから中盤戦に突入する2024年シリーズだが、前半戦を終えてドライバーズランキング首位に立つのは齋藤太吾選手で、第1戦&第2戦で2位、第3戦&第4戦で2連勝して95ポイントを獲得し、2位以下に大きく差をつけている状態だ。
そして第2戦奥伊吹でひさびさの優勝を果たした日比野哲也選手が76ポイント(首位と19ポイント差)でランキング2位。開幕戦奥伊吹で優勝した中村直樹選手が73ポイント(首位と22ポイント差)でランキング3位と続いている。
いっぽう単走シリーズランキングでは、トップスリー圏内での通過こそないものの、6位1回、4位3回と安定して上位通過した横井昌志選手が首位。中村直樹選手、日比野哲也選手と続いている。
エビス戦の競技区間は、ホームストレートからスタートし、1コーナーに向けて第1セクターでドリフトを開始。そのあと第2セクターでゾーン1を通過し、第3セクターとなる2コーナーを旋回。第4セクターのアウト側に設置されるゾーン2を通過したあとすぐさま振り返し、第5セクターのアウト側のゾーン3を通過しつつフィニッシュへと向かうレイアウトだ。
昨年よりもひと月遅い開催となるエビス戦だが、9月末とはいえまだまだ残暑が残る過酷なコンディションになりそうなので、マシンの信頼性も重要なポイントとなるだろう。
Drivers ranking 1st (95pts)
齋藤 太吾
FAT FIVE RACING
今シーズンは開幕戦から絶好調で、単走はそれほど上位通過というわけではないものの、第1戦&第2戦奥伊吹はともに準優勝。第3戦&第4戦筑波は2戦連続で優勝し、ドライバーズランキングで2位に19ポイント差をつけて首位、単走シリーズランキングも7位。このまま独走状態を維持できるのか!?
Drivers ranking 2nd (76pts)
日比野 哲也
SHIBATA RACING TEAM
第2優でひさびさの優勝を決め、それ以外のラウンドでもベスト8以上をきっちりキープしてドライバーズランキング2位につける。齋藤との差は19ポイントとやや離れているが、エビスでの2連戦で縮めることはできるのか、その走りに注目したい。
Drivers ranking 3rd (73pts)
中村 直樹
TEAM VALINO × N-STYLE
今シーズンからV8エンジン搭載のPS13シルビアに騎乗。開幕戦では単走優勝からの優勝というパーフェクトウィンを決めるも、第2戦ではベスト16敗退。筑波での第3戦は3位、第4戦は4位と2戦連続で上位進出してドライバーズランキング3位、単走シリーズランキング2位につけている。
Drivers ranking 4th (57pts)
横井 昌志
TEAM D-MAX RACING
今シーズンから履くTOYO TIRESを早くも使いこなして第1戦で3位、第2戦で6位、第3戦7位、第4戦5位とポイントを重ねてきた。とくに単走シリーズランキングでは、これまでの全戦で上位通過して首位につけており、安定した単走成績が好成績に繋がっているものと思われる。
Drivers ranking 5th (43pts)
田野 結希
TEAM D-MAX RACING
2022年のD1ライツチャンピオン。開幕戦こそ追走進出を逃したものの、第2戦で3位、第3戦で5位、第4戦で11位と、D1グランプリシリーズへのデビューイヤーとは思えぬ戦績を残している。エビス西は昨年のD1ライツでも単走2位の追走3位の結果を出しているので、好成績に期待したい。
Drivers ranking 6th (41pts)
村上 満
Repair Create × Result Japan
昨年は高確率で追走進出したものの、なかなかベスト16で勝てなかった村上選手だが、足まわりのセットを見直したうえ、追走練習の成果が出てきたことで、今シーズンは好成績をキープ。エビス西は準優勝したこともある会場なだけに、活躍が期待される。
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エビスサーキット
https://www.ebisu-circuit.com
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