ルーキーオブザイヤーはどちらの手に?

最終戦は田野&山中に注目!

シリーズチャンピオン争いの行方が楽しみな最終戦のお台場連戦。しかしいちぶD1マニアがそれ以上に注目しているのは、今年デビューの新人が狙っている「ルーキーオブザイヤー」をだれが獲るのか。

今年のニューカマーのなかでも去年のD1ライツのシリーズランキングトップ3がステップアップしていることが開幕戦で話題となったよね。期待を裏切らずすでに追走常連とも言える成長ぶりを見せている彼らのなかで、60ポイント田野と45ポイントの山中がルーキーオブザイヤーの最右翼。

また、D1ライツ2023でチャンピオンを獲得した(単走6位)の米内は31ポイントで16位。最終戦でこのふたりにどこまで食い込むか、そしてまだ予選通過がなく3人に遅れをとっている野村圭市(D1ライツ2023年ランキング8位)が最後で初追走進出を果たせるかも注目のひとつにちがいない。

ちなみにこれまでの記録は、2023年は秋葉瑠世が13位、2022年のヴィトー博貴がシリーズ11位、2011年は目桑宏次郎がなんとシリーズ5位の脅威的な記録を残している。

マニアはもちろん、マニアじゃないみなさんも、お台場ラウンドはルーキーの戦いに注目してほしい!

直接対決がまた見たい!

写真は第2戦の奥伊吹。田野が2位、山中が15位で予選を通過したためベスト16のラダーで対決することに。むずかしいウェット路面の状況下、1本目の先行で山中が接触しながら追い詰めようと試みるも、田野が動じずいいラインを守り切り、後追いでもいい距離感をキープして勝利した。

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