
2026年4月4日、タイのD1GP2026シリーズが開幕した。参加は18台。ふだんより20台ほど少ない状況となったが、その理由を関係者に聞くと、首都バンコクから開催地が遠いことにくわえ、ここ数年のシリーズで上位メンバーがあまり変わらないからでは…との意見が多かった。その結果、だれが勝ってもおかしくない濃いメンツの決勝トーナメントとなり、競技のレベルも史上最高値。この激戦を制したのは第1戦がミンミン、第2戦がPOP。日本人の参加は3名で、今回が3戦目のSHOTAが第3位を獲得し今シーズンの台風の目となるであろう存在感をアピールした。
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3名の日本人が参加



日本からは昨年フル参戦のRYUMA(2JZ搭載200SX)、そして去年の後半2戦に参加し今年はフル参戦を予定しているSHOTA(LS3搭載S15)がEBISU DEAMON DRIFT TEAMから、そしてスポット参戦の川畑真人(2JZ搭載R33)がいつもどおりDrive to Driftからエントリー。2戦とも予選を通過し決勝トーナメントを盛り上げた。
なつかしのトップシークレットカラーが復活


今年のニュースとして、タイD1GP常連のLINGLINGがボディカラーを大幅変更(車両は昨年とおなじ)。トップシークレットタイランドのサポートを受け、D1GP2004シリーズチャンプの三木竜二が駆ったシルビアを彷彿とさせる姿で参戦することとなった。ポテンザを履いていないのにデカールが貼ってあるところに当時仕様へのリスペクトをかんじる。
古口美範がD1GPタイ初審判員に



開催地は昨年の開幕戦とおなじブリラム県のチャーンインターナショナルサーキット内のBRICドリフトトラック。駐車場改特設コースではなくドリフトに特化したレイアウトの常設コースのため、照明設備やタイヤバリヤなどが整っており、ギャラリースタンドの位置も観戦にベストな設計となっている。審判員は古口美範をメインに野村謙と上野高広をくわえた3名体制となった。
期待のルーキーはNZガール


熊久保氏がバックアップするチームEBISUは今年からマレーシアのDAEMON DRIFTとタッグを組むこととなりマシンはチームオーナー(兼ドライバー)のKENYY氏が用意。RYOMAとSHOTAにくわえ、ニュージーランド人のニーヴがオーディションを合格しD1GPタイシリーズ初参戦となった。彼女はワーキングホリデーでエビス内のドリフトスクールSIDEWAY EXPERIENCEのスタッフとして勤務している25才。2JZ搭載のセフィーロを貸与され「もともとセフィーロ大好きだからうれしい!」と終始笑顔でインタビューに答えてくれた。
中編に続く
