チャンピオンを獲るのは、目桑か、米内か…
12月5日(土)･6日(日)、奈良県の名阪スポーツランド･Cコースにて開催される2020年D1ライツシリーズの第6戦と第7戦。波乱万丈の2020年シリーズを締めくくる2連戦として、そして西日本屈指の人気を誇るサーキットでの開催ということで、注目度の高い大会となることが予測される。
チャンピオン争いでは、第5戦エビスで優勝した目桑宏次郎選手が米内寿斗選手のポイントを逆転し、92ポイントで首位に立つ。2位には87ポイント(5ポイント差)で米内寿斗選手が続き、3位は57ポイント(35ポイント差)で最上弦毅選手という状況だ。
2連戦で2連勝すれば50ポイントが獲得できる。つまり数値的にはドライバーズランキング5位で42ポイントの伊藤満紀選手までは逆転の可能性はあるものの、実質的に目桑選手と米内選手ふたりの争いとなり、最上選手にワンチャンあるかどうか、といったところだろう。
いっぽうで単走シリーズチャンピオン争いは大接戦だ。首位は63ポイントで米内選手、2位は61ポイント(2ポイント差)で目桑選手、そして3位は57ポイント(6ポイント差)で最上選手となっており、4位以下もそれほどポイント差がないため、この2連戦で大きくランキングが入れ替わるものと思われる。
さらに、12月5日(土)におこなわれる第6戦は、いままで使ったことのないコースレイアウトとなるため、これまでとはちがった戦いになることが予想される。2020年のチャンピオンは目桑選手か米内選手か、それとも奇跡の大逆転が見られるのか…名阪での2連戦に注目したい。
5日(土)の第6戦は、D1ストリートリーガル時代を含めてもはじめてとなるコースレイアウトを採用。2コーナーのあと、さらに奥の島をまわって従来のコースに復帰するカタチだ。なお、6日(日)の第7戦は例年とおなじコースレイアウトとなっている。
No.1
目桑 宏次郎
Realstyle ORIGIN Labo. VALINO
新型180SX(RPS13)
開幕戦から投入したニューマシンを駆り、開幕戦でいきなり優勝した目桑選手。第2戦日光はノーポイントに終わったものの、第3戦と第4戦で連続準優勝。第5戦では今期2度目の優勝を果たしてドライバーズランキング首位に返り咲いた。なお、単走シリーズランキングは首位と2ポイント差の2位につけている。
No.47
米内 寿斗
Team Kazama Moty’s VALINO
SILVIA(S15)
開幕戦の奥伊吹はノーポイントで終わったものの、続く第2戦日光からはマシンにも慣れて驚異の3連勝を達成！ 第5戦エビスではまさかのベスト16敗退に終わったものの、ドライバーズランキング首位の目桑選手との差はわずか5ポイント。なお、単走シリーズランキングでは首位に立っている。
No.36
最上 弦毅
MCR Factory D-MAX Lubross
MCR Factory D-MAX Lubross 180SX(RPS13)
昨シーズンはトラブル続きだったものの、オフシーズンの間にマシンを見直し、今シーズンは絶好調！ ドライバーズランキングは首位と35ポイント差となっているので非常に厳しい状況だが、単走シリーズランキングでは首位と6ポイント差なので、巻き返しに期待したいところだ。
No.56
森 孝弘
GP SPORTS
今シーズンはただひとり全戦でポイントを獲得しているミスターアベレージこと森孝弘選手。名阪の2連戦でも追走進出を果たして記録を伸ばすことができるのか!?
▼YouTube Live▼
12月5日(土) 8:15〜(予定)
12月6日(日) 8:15〜(予定)
https://www.youtube.com/D1GPMOVIECHANNEL
※放送時間は変更される場合がございます。
▼Link▼
名阪スポーツランド
http://web1.kcn.jp/meihansl/
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