■コースコンディション:ドライ
最終戦は土井が初優勝!
シリーズチャンピオンは田野が獲得!
第8戦 単走決勝
伸びる振り出しで土居が単走優勝
シリーズ最終戦となる第8戦は第7戦の翌日に開催された。コースレイアウトは若干変更され、最終コーナーが長くなり、競技区間が3コーナーの先までに短縮された。
ミスは前日よりも減り、より攻めた振り出し位置をとる選手も増えた。ボーダーライン近辺の当落は、おもにゾーン減点等はないものの、距離感の適切さや角度の差が分かれ目となった。
そのなかで土居は加速していくような伸びのある振り出しをきっちり決めて最高得点をマークし単走優勝を果たした。
いっぽう、前日ポイントランキングトップに立った中村(大)だが、1本めにミスをして、2本めは飛び出してしまい単走敗退。日曜日のラウンドでは追走に進出できないというジンクスを破れずタイトル争いから脱落した。単走チャンピオンは田野に決まり、シリーズチャンピオンも田野と最上の争いに絞られた。
Pos. | No. | Driver | Machine | Best Score | 2nd Score |
---|---|---|---|---|---|
1 | 12 | 土居 雅和 | PS13 | 98.75 | 96.55 |
2 | 30 | 田中 規明 | PS13 | 98.55 | 85.00 |
3 | 11 | 久保川 澄花 | RPS13 | 98.50 | 97.50 |
4 | 90 | 伊藤 満紀 | JZX90 | 98.35 | 97.00 |
5 | 22 | 水野 俊彦 | RPS13 | 98.30 | 40.00 |
6 | 66 | 田村 健多 | RPS13 | 98.25 | 97.65 |
7 | 56 | 古賀 誠進 | RPS13 | 98.25 | 97.40 |
8 | 10 | 久野 太一 | S15 | 98.15 | 98.15 |
9 | 52 | 加納 広貴 | JZX100 | 98.15 | 97.15 |
10 | 38 | 野々 英喜 | S15 | 98.15 | 96.75 |
11 | 34 | 三好 隼人 | ER34 | 98.15 | 96.50 |
12 | 9 | 田野 結希 | S15 | 98.00 | 45.00 |
13 | 49 | 新川 武志 | S14 | 97.90 | 96.65 |
14 | 36 | 最上 弦毅 | RPS13 | 97.60 | 97.50 |
15 | 84 | 中村 健一 | S14 | 97.60 | 96.55 |
16 | 89 | 水野 昌彦 | S14 | 97.60 | 96.50 |
▲追走トーナメント進出▲ | |||||
17 | 72 | 高根 芳朋 | JZX100 | 97.50 | 97.10 |
18 | 32 | 宮里 宏和 | RPS13 | 97.50 | 96.25 |
19 | 4 | 廣瀬 優太 | JZX100 | 97.45 | 95.25 |
20 | 50 | 濵田 清文 | HCR32 | 97.45 | 95.15 |
21 | 81 | 戸田 真琴 | C33 | 97.40 | 96.15 |
22 | 57 | 陣野 寿幸 | S15 | 97.35 | 85.00 |
23 | 86 | 近藤 善道 | AE86 | 97.10 | 40.00 |
24 | 7 | 坂口 征臣 | S15 | 97.05 | 40.00 |
25 | 70 | 中川 尚隆 | S15 | 97.00 | 94.50 |
26 | 62 | 吉田 道夫 | PS13 | 97.00 | 86.50 |
27 | 33 | 辻 紳護武 | C33 | 96.90 | 95.35 |
28 | 37 | 與儀 清登 | PS13 | 96.80 | 45.00 |
29 | 77 | 速水 眞之介 | PS13 | 96.65 | 85.00 |
30 | 88 | 高木 美紀 | PS13 | 96.65 | 85.00 |
31 | 21 | 筒井 陽平 | JZX100 | 96.60 | 95.15 |
32 | 85 | 原 大佑 | S15 | 96.50 | 95.75 |
33 | 99 | 阿久澤 一幸 | ZN6 | 96.50 | 95.50 |
34 | 19 | 能登 陽向 | S13 | 96.40 | 88.50 |
35 | 2 | 山口 銀平 | GX100 | 96.40 | 40.00 |
36 | 53 | 新川 真也 | PS13 | 96.40 | 35.00 |
37 | 28 | 本山 健太 | S15 | 96.40 | 35.00 |
38 | 42 | 田山 ジュン | JZZ31 | 96.15 | 95.75 |
39 | 15 | 前原 敏宏 | S15 | 96.15 | 60.00 |
40 | 3 | 野村 圭市 | ER34 | 96.10 | 40.00 |
41 | 65 | 安藤 直輝 | C33 | 95.75 | 35.00 |
42 | 68 | 谷 光一 | S13 | 95.60 | 95.50 |
43 | 64 | 齋藤 寿夫 | RPS13 | 95.50 | 94.00 |
44 | 31 | 吉村 旭人 | A31 | 95.25 | 86.00 |
45 | 87 | 西崎 智治 | PS13 | 95.25 | 50.00 |
46 | 29 | 粟野 如月 | RPS13 | 95.00 | 95.00 |
47 | 40 | 武藤 啓史 | S14 | 94.75 | 92.50 |
48 | 78 | 近藤 信一 | JZZ30 | 94.75 | 35.00 |
49 | 58 | 谷本 真人 | S14 | 94.50 | 93.75 |
50 | 98 | 藤本 英佳 | S14 | 94.40 | 40.00 |
51 | 82 | 戸田 江利子 | PS13 | 94.00 | 50.00 |
52 | 97 | 三好 純平 | S15 | 88.00 | 50.00 |
53 | 79 | 中村 大介 | RPS13 | 85.00 | 40.00 |
54 | 59 | 西山 大貴 | S15 | 85.00 | 40.00 |
55 | 46 | 岩﨑 脩作 | S15 | 85.00 | 40.00 |
56 | 47 | 浅野 潤一 | S15 | 85.00 | 35.00 |
57 | 76 | 井上 義一 | S15 | 76.00 | 75.00 |
58 | 13 | 永野 正持 | PS13 | 70.00 | 40.00 |
59 | 67 | 中西 和也 | S14 | 55.00 | 35.00 |
60 | 94 | 縫部 寿樹 | PS13 | 45.00 | 35.00 |
61 | 80 | 小林 友和 | S14 | 45.00 | 35.00 |
62 | 55 | 黒沼 雄一 | S15 | 40.00 | 35.00 |
63 | 43 | 佐藤 信文 | PS13 | 40.00 | 0.00 |
64 | 73 | 鈴木 克宜 | S15 | 35.00 | 35.00 |
65 | 61 | 酒井 通雄 | S15 | 35.00 | 35.00 |
66 | 71 | 文元 竜彦 | S15 | 32.50 | 30.00 |
67 | 26 | 安光 広宣 | RPS13 | 30.00 | 30.00 |
– | 23 | 下田 紗弥加 | S15 | RETIRE | – |
– | 75 | 畑中 夢斗 | JZX100 | RETIRE | – |
– | 60 | 栁 和孝 | S14 | RETIRE | – |
– | 91 | 工藤 浩平 | S14 | RETIRE | – |
– | 35 | 神谷 剛 | CPV35 | RETIRE | – |
– | 41 | 植村 真一 | JZX100 | RETIRE | – |
– | 44 | 浮田 正明 | S14 | RETIRE | – |
– | 63 | 木賊 光児 | HCR32 | RETIRE | – |
– | 93 | 倉野尾 太一 | S15 | RETIRE | – |
– | 45 | 西田 裕司 | S14 | RETIRE | – |
– | 20 | 金田 健人 | SW20 | 不出場 | – |
第8戦 単走優勝
土居 雅和
KANZAKI BASE ORIGIN Labo. リキモリ
S13 SILVIA (PS13)
ホームコースは名阪なんですけど、ここは得意といったらあれですけど、僕にとってはちょっと走りやすいコースなんでやりやすかったです。失敗せんかったら予選は通れるかなと思いながら走ってました。ただ今回は台数も多かったんで、とりあえず予選通ることを意識して、失敗しないようにっていうことですかね。まぁ昨日のほうがむずかしかったですね。4コーナーまであってゾーンが1個多いんで、その部分が。
でも、今日も自信はあんまりなかったんです。朝の練習も2本ぐらいしか走れなかったので、最終コーナーのゾーンの取りかたがまだわかってなかったんで、それを考えながら走って1本めそれで失敗しちゃって、2本めはとりあえずもう絶対取らなあかんなっていう走りで、そこをクリアして、あとは、昨日どおりの進入で失敗しないようにっていうかんじでいったらちょっとうまいことハマって。もちろん狙ってましたけど、それがうまいことハマってよかったなっていうかんじです。
今日のほうが最終コーナーはちょっとむずかしかったですね。それ以外はいつも通りでしたけど。この勢いで追走も優勝できたらいいなと思ってます。
第8戦 単走ハイライト
第8戦 追走トーナメント
田村痛恨のコースアウトで土居が初優勝
タイトル争いをする田野が水野(俊)を倒してベスト8に進出すると、その3組あとに最上が登場。しかしその1本め、先行の久保川に対して攻めすぎた最上は1コーナーでプッシングしてしまう。これが決め手となって最上は敗退。この時点で田野のシリーズチャンピオンが決定した。
ベスト4に勝ち上がったのは土居、伊藤、田中(規)、田村。準決勝はまず土居と伊藤が対戦した。後追いから接近できず、最後にもどってしまった伊藤に対して、土居はきれいに合わせて初の決勝進出を決めた。いっぽうの田中vs田村はおたがいに近いドリフトを決めて再戦にもつれこむ。再戦も接戦になったが、わずかな精度の差で田村が勝った。
決勝は土居vs田村。1本めは土居が先行。土居は審判席の先で脱輪をしてしまい、田村は適度に近い距離でついていった。ここでアドバンテージをとった田村だが、2本めの先行時に審判席の先で完全に飛び出してしまう。これで土居の初優勝が決まった。
第8戦 優勝
土居 雅和
KANZAKI BASE ORIGIN Labo. リキモリ
S13 SILVIA (PS13)
(自信は) あるはあったけどあんまり自信に満ちあふれるとやりすぎてしまうんで、気持ちを冷静に保つように心がけて走りました。
(追走で気を付けたことは) 前走車のスピードにちゃんと合すっていう、相手との距離を見ながらっていうのを心がけて。詰めすぎるとやっぱブレーキが利かなくてぶつかっちゃったりとか、昨日はそれでぶつかったりとかもあったんでそこだけ気をつけていくようにしました、今日は。
(決勝までいったときの心境は) 気負わんように。だからもう楽しく走って。田村くん関西ではよく顔合わせるひとなんでね。いつもの、走行会でちょっと遊ぼうやみたいなかんじになったらいいかなって。
(決勝の2本めは) 僕もうしろで振ったときに少し手前過ぎたかなって思ったけど、田村くんが流れたんも同時に見えたんで、これはもうもどらんようにとりあえず行っておこうというかんじで。ほんで僕も先行のときに飛び出してるからおなじパターンかなと思って、それでサドンデスに持ち込めてもう1回できっちり決めようっていう……まぁ、走るん楽しかったしもっと走れたらいいかなと思って……っていうかんじでした。ちょっと僕もミスしたなとは思ってたんで、そのミスの度合いの問題と思うんですけど、勝ちは勝ちなんでうれしいです。
第8戦 2位
田村 健多
K’s true × VITOUR × ORIGIN Labo.
K’s true 180SX (RPS13)
(決勝は) もう自分の見せたい追走はできずに……タイヤももうタレて新品も持ってきてなかったんで(エア圧を)極力下げるとこまで下げてもう2ランクばりの追走やりたかったんですけど、ちょっとミスっちゃって。で、先行のときもタイヤがズルズルやったんで最終コーナーもダラダラすごい滑ってたんで、進入もちょっと不安やったんでちょっと守りに入って遠くから行ったらぜんぜん届かなくて、でブレーキ踏んで伸ばそうと思ったら、ブレーキ踏んだ瞬間ハンドル固まっちゃって、外に飛び出しちゃって……。まぁ、今回クルマ借りてきてはじめて乗るクルマやったんでいちおう爪痕を残せてよかったかなとは思います。
第8戦 3位
田中 規明
Amazing × Moty’s
Amazing SILVIA (PS13)
(準決勝は) 自分としては「勝ったかな」って思うところもあったんすけど、すごくいい追走ができたと思うんで、今年1年通しても僕のなかでいちばんいい追走ができたんで、お客さんもよろこんでくれてたですし、それが今回はいちばんうれしかったですね。
自分としてはいい後追いができて先行もきっちり走れたんで、それが大きかったかなと思います。めちゃくちゃ気持ちよく走れました。今回ポッターに田中省己くんに来てもらって、すごくいろいろ教えてもらってだいぶ形になってきて、いい走りができるようなりました。
第8戦 追走ハイライト
第8戦 最終順位&ポイント
Pos. | No. | Driver | Team | Machine | Points |
---|---|---|---|---|---|
1 | 12 | 土居 雅和 | KANZAKI BASE ORIGIN Labo. リキモリ | PS13 | 25 |
2 | 66 | 田村 健多 | K’s true × VITOUR × ORIGIN Labo. | RPS13 | 21 |
3 | 30 | 田中 規明 | Amazing × Moty’s | PS13 | 18 |
4 | 90 | 伊藤 満紀 | Team Ito Auto | JZX90 | 16 |
5 | 11 | 久保川 澄花 | LUMIRISE D-MAX | RPS13 | 13 |
6 | 56 | 古賀 誠進 | GUN sports TEAM九州 | RPS13 | 12 |
7 | 52 | 加納 広貴 | Team Ito Auto | JZX100 | 11 |
8 | 9 | 田野 結希 | HOUSE INNOVATION RACING TEAM | S15 | 10 |
9 | 22 | 水野 俊彦 | ザ・ラスト変態 BLASTLUCK 鷲倉温泉 VL | RPS13 | 8 |
10 | 10 | 久野 太一 | secret racing | S15 | 7 |
11 | 38 | 野々 英喜 | CARS LAND team KYUSYU SAILUN | S15 | 6 |
12 | 34 | 三好 隼人 | Team MJスタイル ZESTINO | ER34 | 5 |
13 | 49 | 新川 武志 | 新川SPL 326POWER | S14 | 4 |
14 | 36 | 最上 弦毅 | MCR Factory D-MAX Lubross VL | RPS13 | 3 |
15 | 84 | 中村 健一 | ヤシオファクトリー 秀和創建 | S14 | 2 |
16 | 89 | 水野 昌彦 | BURAN ☆ 世田谷ドリフトベース ☆ HoBiTo ☆ MY | S14 | 1 |
第8戦 単走順位&ポイント
Pos. | No. | Driver | Team | Machine | Points |
---|---|---|---|---|---|
1 | 12 | 土居 雅和 | KANZAKI BASE ORIGIN Labo. リキモリ | PS13 | 20 |
2 | 30 | 田中 規明 | Amazing × Moty’s | PS13 | 16 |
3 | 11 | 久保川 澄花 | LUMIRISE D-MAX | RPS13 | 15 |
4 | 90 | 伊藤 満紀 | Team Ito Auto | JZX90 | 14 |
5 | 22 | 水野 俊彦 | ザ・ラスト変態 BLASTLUCK 鷲倉温泉 VL | RPS13 | 13 |
6 | 66 | 田村 健多 | K’s true × VITOUR × ORIGIN Labo. | RPS13 | 12 |
7 | 56 | 古賀 誠進 | GUN sports TEAM九州 | RPS13 | 11 |
8 | 10 | 久野 太一 | secret racing | S15 | 10 |
9 | 52 | 加納 広貴 | Team Ito Auto | JZX100 | 8 |
10 | 38 | 野々 英喜 | CARS LAND team KYUSYU SAILUN | S15 | 7 |
11 | 34 | 三好 隼人 | Team MJスタイル ZESTINO | ER34 | 6 |
12 | 9 | 田野 結希 | HOUSE INNOVATION RACING TEAM | S15 | 5 |
13 | 49 | 新川 武志 | 新川SPL 326POWER | S14 | 4 |
14 | 36 | 最上 弦毅 | MCR Factory D-MAX Lubross VL | RPS13 | 3 |
15 | 84 | 中村 健一 | ヤシオファクトリー 秀和創建 | S14 | 2 |
16 | 89 | 水野 昌彦 | BURAN ☆ 世田谷ドリフトベース ☆ HoBiTo ☆ MY | S14 | 1 |
シリーズチャンピオン
田野 結希
HOUSE INNOVATION RACING TEAM
ハウスイノベーション S15 SILVIA (S15)
去年もシーズン通して出る予定でチャンピオンを狙ってたんですけど、途中で出れなくなっちゃったんで、今年こうやって走らせてもらえるチャンスがあるんだったら絶対チャンピオン取ろうっていう意識を持って走ってましたね。
(チーム体制や車両に関しては) シーケンシャルミッションは僕的には絶対っていうのがあったんですけど、それをチームが用意してくれて。ライツのなかでくらべたらパワーはそんなにないほうだと思うんですけど、ミッション、タイヤ、クルマ全部いいのを用意していただいて……特にタイヤ、ライツでは僕しか使ってないんですけど、いつも食ってくれるんで、おいていかれることとか1回もなかったんで、本当に不安要素がなかったですね。
(ラウンド優勝はできなかったが) 欲しかったですね。ただ去年優勝できたのは運がよかっただけなんだなってのは再実感しました。でもなんか物語的にはすごいいいんじゃないかなと思うんで。
でも、とにかくシリーズは獲らないと……チームかタイヤかクルマかドライバーか、何かがいいだけでも、単勝はできることがあると思うんすよ。でもシリーズチャンピオンってクルマもよくなきゃいけないし、タイヤもそうだし、チームもそうだし、全部が揃ってないと獲れないと思うんで、「シリーズとったやつは偉い」ってずっと監督にいわれたので、とりあえず本当最低限シリーズとれてよかったです。
(いまの心境は) うれしいしほっとしてます。たぶん走らせる側からしたら、シリーズ獲って当たり前、勝って当たり前なんで、それが獲得できてよかったですね。
(来年の予定や目標は) 確定ではないですけど、今のところライツにもう1回もう1年出させてもらうという話を進めています。来年は無双します!
シリーズ2位
中村 大介
WISTERIA WONDER 中村屋 SR
Nakamuraya 180SX (RPS13)
チャンピオンとかってぜんぜん……ほんとまわりから言われるんすけど、まったく意識してなくて、とりあえずそのラウンドそのラウンドでいい走りをしたいなと思ってたんですけど、なんか(成績が)土曜日に偏ってて、日曜日は様子がおかしくなるという、たぶんメンタルが弱いんすよ。どうしようかなと思って。クルマはとてもいいかんじなんで、来年出れればね、メンタルをなんとか改善してしっかり土日戦いたいですね。今年1年通して全部そうだからやっぱそこを直さないと……悔しいっすね、それは。
シリーズ3位
最上 弦毅
MCR Factory D-MAX Lubross VL
MCR Factory D-MAX Lubross 180SX (RPS13)
備北に同率な状態で来て、得意なサーキットだったんで絶対勝ってシリーズチャンピオン獲りたかったんですけど、自分の気持ちが空回りしたのか、なんかうまいこといい走りが出なくて、今日はギリギリ単走通過したんすけど、追走でもちょっと気負いすぎて久保川選手に当たっちゃったりして久保川選手にはホント申し訳ないことしたんですけど。ただ、去年まで優勝がなかったんで、今年はまず1勝。コンスタントに点数取ってシリーズチャンピオン獲りつつ1勝っていう目標だったんすけど、シリーズチャンピオンは獲れなかったですけど、今年3勝できたんで、自分の自信にもつながったんで……。
ちょっと後半ダレたのが、メンタルなのか、技術不足も当然あるんすけど、オフシーズンしっかり練習して、メンタル的にも今年鍛えられたんで、しっかり準備して、ちょっとまだしっかりした予定はないですけど、来年ライツ出るとしたら、シリーズチャンピオン狙ってがんばりたいと思います。
単走シリーズチャンピオン
田野 結希
HOUSE INNOVATION RACING TEAM
ハウスイノベーション S15 SILVIA (S15)
(タイトルを) どっちも獲りたかったんで、意識してました。土曜日は大介さんがけっこう詰めてきて2ポイント差で。日曜日は大介さんに追走も単走も勝とう。もうとりあえず日曜日はどっちも大介さんより上にいれば、チャンピオンになれるっていう考えで走ってました。
今年の単走では走るときに緊張するシチュエーションがなくて。もうずっと絶対いけるなっていう……名阪は落ちてしまいましたけど、それ以外はもうずっと気負わずいけるって思っていけてたんで、単走優勝はないんですけど、基本的に安定してはいましたね。単走はもう来年も大丈夫なんじゃないすかね。
(名阪で落ちたときは) そもそも名阪は苦手で、去年も名阪で終わってるんです。土曜日はあんまり乗れてなくて落ちて、日曜日も朝の練習走行でパワステがブローするっていうのが去年とまったくいっしょで、ほんと日曜日はもう気合というか根性みたいな、そういう意地で走ったかんじがありますね。通れたのが奇跡みたいな。
(単走チャンピオンを獲れたときの心境は) まずトロフィーをゲットできたからよかった、みたいな。とりあえず表彰式にクルマを持っていけるなって。それは露出が増えるんで、そこでとりあえずよかったなって思いましたね。