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D1 STREET LEGAL SERIES Rd.5
October 4 Sat. - 5 Sun. at Nikko Circuit

コースコンディション:ドライ
公式入場者数:781名(2日間合計)

D1EJ Rd.2 Report
Tanso Final

木賊がズバ抜けた走りで最高得点を獲得!

  •  1st   木賊 光児 [HCR32] 蟹走一家 with M・G・J

    単走優勝は2戦連続となった木賊。車速と振り出しでアピールしようと思っていたという。「次のエビス南も狙っていきます!」とのことだ。

  •  2nd   伊東 修平 [PS13]
  •  3rd   奥村 脩樹 [A31]

 日光サーキットでは、ストレートを加速して審判席まえに飛び込んで行く際に、1コーナーに対して振り出す位置が重要となる。本来はアウトいっぱいでぎりぎりまわりきれる位置で振り出すのが理想だが、今回の単走では、やや遠めの位置で振り出し、あまり角度をつけずにサイドブレーキで伸ばすなどして距離を合わせてくるという消極的な走りが多く見られた。
 また敗退した選手のなかには、振り出しの勢いばかりを重視するあまり距離が合わずにオーバーランしてしまうケースもあった。ボーダーラインは97点台後半。このあたりはラインがずれる、フラつく、スピード感が足りないなど、あるていど減点要素がある点数だが、そのなかでミスの度合いが少なかった選手が選手がかろうじてボーダーラインを超えた。
 いっぽうでズバ抜けた走りを見せたのが木賊(とくさ)だ。上位3名くらいは攻めの意識と完成度を両立させた走りを見せたが、木賊は最終コーナーからの加速、振り出し位置の距離感、振りの鋭さ、さらにはコーナーに入ってからのアクセルオンのタイミングの早さ、いずれもレベルが高く、ダントツの99点台をマークした。この点はおなじ日におこなわれたD1ストリートリーガルシリーズ第5戦の単走最高得点をもうわまわり、このレースウィークのベストスコアだった。

  •  Pick Up  
    貝瀬 雅人 [S14]

    ランキング首位の貝瀬。日光の大会は2010年のD1東日本シリーズぶりと言っていたが、1本目に通過ボーダーラインの98点台に載せてくると、2本目はさらに得点を伸ばして98.25点を獲得。7位通過を果たした。

  •  Pick Up  
    塚田 充 [S14]

    事前情報では「むか〜しに1回走っただけ」と言っていたランキング4位の塚田。練習走行では安定感に欠けていたものの、本番ではキッチリまとめて貝瀬につづく8位通過を果たした。

単走決勝結果
Pos. No. Driver Car Best Ave.
1 3 木賊 光児 HCR32 99.25
2 6 伊東 修平 PS13 98.65
3 11 奥村 脩樹 A31 98.60
4 18 米山 和樹 RPS13 98.40
5 15 渡邉 翼 S14 98.40
6 13 小林 竜也 S14 98.35
7 1 貝瀬 雅人 S14 98.25
8 4 塚田 充  S14 98.25
9 14 浅川 誠 PS13 98.20
10 27 福井 利典 JZA80 98.20
11 22 師岡 利恵 S14 98.10
12 21 高橋 拓臣 S14 98.10
13 10 池田 卓志 S14 98.00
14 16 佐々木 俊明 S15 98.00
15 8 小金澤 健次 RPS13 98.00
16 29 雨谷 雄一 S15 97.95
▲ 以上 追走トーナメント進出 ▲
 
Pos. No. Driver Car Best Ave.
17 20 大澤 克実 S14 97.75
18 12 岡村 達也 S15 97.75
19 23 Emily Gray JZX100 97.65
20 24 坪谷 圭祐 NA8C 97.60
21 5 佐藤 安由美 S14 97.50
22 19 新屋 正行 S14 97.15
23 9 山之内 彰人 RPS13 97.15
24 26 飯田 曜二 S14 97.15
25 7 大花 修一郎 S14 96.75
26 25 瀬名波 裕 WGC34 96.75
27 17 上原 兼治 S14 96.40
28 28 小倉 明之 S14 90.00
Tanso Winner

木賊 光児
蟹走一家 with M・G・J
スカイライン [HCR32]


 

Tsuiso Tournament

伊東、安定の接近ドリフトで初優勝!

  •  Final Battle  
    米山 和樹 [RPS13] vs 伊東 修平 [PS13]

    決勝。伊東は米山のインにがっつり入るところまではいかなかったものの、近い距離のキレイなドリフトを見せた。いっぽうの米山は最終コーナーで離されて距離を詰められなかった。

 追走トーナメントでは、まず単走1位の木賊が、先行でいい走りをして優位に立ち、後追いでも攻めのドリフト見せて準決勝に勝ちあがる。いっぽう前戦4位だった塚田は、ベスト16で敗退。前戦優勝の貝瀬はベスト16を勝ち上がったものの、ベスト8で対戦した伊東に距離をあけられて寄せることができず敗退となった。
 ベスト4に入ったのは木賊、米山、伊東、佐々木の4名だ。このなかでまず木賊と米山が対戦した。先輩後輩の間柄だというこのふたり(木賊が先輩)、1本目はおたがいにアドバンテージをとりあって再戦となった。その再戦1本目、走行中に木賊のマシンが3速ギヤがなくなるミッションブロー。2本目は米山がアウトにはらんだところを、3速を使わずに走った木賊が追い抜く走りを見せるものの逆転には至らず米山が決勝進出を果たした。
 準決勝のもうひとつの対戦は伊東vs佐々木。1本目は後追いの佐々木が距離を離されてアドバンテージをとれず、2本目は伊東が比較的近い距離でドリフトを合わせて勝った。
 決勝は米山vs伊東。1本目は先行の米山もいい走りを見せたが、それに対して伊東が近い距離のドリフト見せてアドバンテージをとる。2本目は後追いの米山が距離をあけられてしまってインに入れず、伊東の優勝が決まった。
 この大会の結果、第1戦優勝の貝瀬がかろうじてランキング首位を保ったが、木賊が同ポイントで並んだ。

  •  Pick Up Battle  
    木賊 光児 [HCR32] vs 米山 和樹 [RPS13]

    ベスト4の1対戦目。最初の1セット目はおたがいにアドバンテージを取り合い再戦に突入。しかしその1本目、先行の木賊がミッションブロー! 1コーナーの振り出しが決まらず、0対6で米山のアドバンテージ。入れ替えた2本目、3速を失いつつも後追いの木賊は0.5のアドバンテージを獲得するが1本目の差を逆転できず、米山が決勝戦に進出した。

  •  Pick Up Battle  
    伊東 修平 [PS13] vs 佐々木 俊明 [S15]

    ベスト4の2対戦目。単走決勝2位通過の伊東は、追走に入ってからも好調をキープ。伊東先行の1本目は、後追いの佐々木が距離を離されてアドバンテージを取れず…。入れ替えた2本目は、先行の佐々木も悪くない走りを決めて7.5の評価を得たが、伊東が比較的近い距離で合わせて8の評価を獲得。先行でも後追いでもアドバンテージを獲得した伊東が決勝へ進んだ。

  •  Pick Up Battle  
    伊東 修平 [PS13] vs 貝瀬 雅人 [S14]

    先に対戦を終えていた木賊がベスト4進出を決めていたため、ここでなんとしても勝っておきたかった貝瀬。しかし伊東先行の1本目、貝瀬は7対7のイーブンでアドバンテージを取れず。入れ替えた2本目は伊東がキッチリと寄せたこともあり、伊東が勝利を納めた。

  •  Pick Up Battle  
    佐々木 俊明 [S15] vs 小林 竜也 [S14]

    後追いの1本目に1コーナーで同時振りを決めた小林だったが、そのあと審判席まえで佐々木と接触⇨2コーナーアウト側の土手にズドン!! テンションロッドが折れてしまう。メカニックの懸命な作業により5分間ルールを使い切って2本目に間に合い、そこでは佐々木がまさかのスピンという辞退になったが1本目の差は逆転することができず、佐々木がベスト4に進出した。

Winner - 優勝

伊東 修平
EXCITE with RS wonber land
シルビア [PS13]


 

  • 2nd - 2位
  • 米山 和樹
    j-produced with mgj
  • 180SX [RPS13]

  •  
  • 3rd - 3位
  • 木賊 光児
    蟹走一家 with M・G・J
  • スカイライン [HCR32]

  •  
Result - 結果
最終順位
Pos. No. Driver Team Car Color Tire Point
1 6 伊東 修平 EXCITE with RS wonber land PS13 水色 FD 25
2 18 米山 和樹 j-produced with mgj RPS13 オレンジ TY/FD 21
3 3 木賊 光児 蟹走一家 with M・G・J HCR32 FD 18
4 16 佐々木 俊明 ZENKY Racing Japan S15 白/黒 FD/KD 16
5 15 渡邉 翼 かいとりちゃん YRC with ギャンギャン! S14 NK/ATR 13
6 13 小林 竜也 かいとりちゃん YRC with ギャンギャン! S14 NK 12
7 1 貝瀬 雅人 ROAD SENSING with T-SPORT S14 水色 TY/KD 11
8 14 浅川 誠 make. PS13 銀/黒 FD/KD 10
9 11 奥村 脩樹 B.S.M JAPAN A31 TY/ATR 8
10 4 塚田 充  平成ドリフター S14 TY/KD 7
11 27 福井 利典 Team Suuuuu JZA80 DL/NK 6
12 22 師岡 利恵 理不尽 S14 ピンク KD 5
13 21 高橋 拓臣 progressive S14 FD 4
14 10 池田 卓志 チームドリーまー with NEXZAS S14 DL/FD 3
15 8 小金澤 健次 DRIFT GANG! with G4 RPS13 NK/KD 2
16 29 雨谷 雄一 PERFECT STYLE with murakami LTD S15 FD/KD 1
Series Ranking
シリーズランキングTOP10
Rank. Driver Team Car Color Tire Rd.1 Rd.2 Rd.3 Total
1 貝瀬 雅人 ROAD SENSING with T-SPORT S14 水色 TY/KD 25 11   36
2 木賊 光児 蟹走一家 with M・G・J HCR32 FD 18 18   36
3 伊東 修平 EXCITE with RS wonber land PS13 水色 FD 8 25   33
4 塚田 充  平成ドリフター S14 TY/KD 16 7   23
5 西澤 裕也 チーム丸山 RPS13 KD 21     21
6 米山 和樹 j-produced with mgj 180SX オレンジ TY/FD   21   21
7 佐々木 俊明 ZENKY Racing Japan S15 白/黒 FD/KD   16   16
8 富田 現史 Pierrot with SON YOU ER34 FD 13     13
9 渡邉 翼 かいとりちゃん YRC with ギャンギャン! シルビア NK/ATR   13   13
10 雨谷 雄一 PERFECT STYLE with murakami LTD S15 FD/KD 12 1   13
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