碓氷峠にD1GP選手の名前が刻まれた!

全日本ラリーでドリフトの素晴らしさをギャラリーにアピール!

今年はD1GPに不参加でちょっと残念な下田紗弥加選手が、今年はラリーに力を入れていることを知っているひとはかなりのファン。カテゴリーはちがえどしっかりドリフトをアピールしていていて、それがタイトルの件。今年の6月7〜9日に開催された全日本ラリーの第5戦(通称モントレー2024)に出場し、6月8日のSS(スペシャルステージ)として設置されたold usui区間のC83コーナーで期待に応えてギャラリーのまえをしっかしドリフトで駆け抜けたんだ。

この模様はユーチューブで生配信されていて、彼女のドリフトに実況のピエール北川も大興奮。イン側に陣取っていたギャラリーも拍手喝采。路面には見事なブラックマークが残され、配信中ずっとそれが映りその余韻はSSが終わるまで残っていたぞ。

彼女が参加したJN3車両のトヨタ86はNAのノーマルだから登りの振り返しはさぞかし苦労したと思うけど、ブッつけ本番でしっかりドリフトを見せたのはさすが。タイム無視でギャラリーアピールに徹したその姿勢はまさしくドリフト親善大使。もともとドリフト好きなラリー好きにドリフトの魅力を再確認させたことだろう。

彼女はかねてから安中市の観光大使を務めていることもあり、自ら地元の観光名所を作ったというワケだね。

そして後日、この功績(!?)を記念して安中市ではC83を「紗弥加コーナー」として命名することに決定。7月13日に熊ノ平駐車場に標識が設置され、翌14日、安中警察の1日警察署長に抜擢されるとともに「紗弥加コーナー」の命名が安中市長のまえで行われた。

ラリーモントレーにはJN3クラスに86で出場し、SS3では58台中56位(クラス9位)、SS4では57位(クラス9位)のタイムだったけど、これはほとんどのコーナーをドリフトで走ったせいだと思われる。

「死んでそのコーナーに名前がつくのはわかりますが、サーキットでもなく公道、しかも国道にドリフトドライバーの名前がつくなんて快挙だと思いませんか!」と監督の佐藤さん(写真右の左)も感無量といったかんじだった。

全日本ラリーモントレー2024公式YOUTUBEのSS3(1時間47分ごろ)とSS4(1時間26分ごろ)は必見ですよ!

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