今回のベストタイムは1分00秒876
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2月15日(土)、筑波タイムアタックのビッグイベント「ATTACK 2025」にチームシバタイヤのエース、蕎麦切広大が参加した。車両はRE雨宮が製作したRX-8で、NAの260馬力仕様のナンバー付きだ。蕎麦切は去年の同イベントではD1GPで使っていたQ60インフィニティを持ち込み、ドリフト仕様のままで1分2秒505秒台をマークしているだけにタイムアタッカーとしての能力は実証済み。シバタイヤつながりでRE雨宮からドライバーとしての打診があって今回の出場が実現した。
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プロドリフトドライバーの本気タイムアタック、しかもRX-8の「分切り」に注目が集まるなか、午前のセッション(2周)で1分00秒876をマーク。「午後はバネレートを変更して59秒台を狙います!」と張り切っていたが、惜しくも記録更新はならず。それでもこのタイムはタイムアタッカーでもそうそう出せるものではなく、D1GPドライバーの実力を存分に見せつけたといっていいだろう。
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タイヤはストリートラジアルではなく、いわゆる「Sタイヤ」のシバタイヤREVIMAX R50でサイズは295/35-18だ。RE雨宮RX-8での練習はなんどかしたそうだがまだ1分を切ったことはなく、得意とするシミュレーターでは今回とおなじ仕様を作り59秒台が出ていたとのこと。ちなみにRX-8での筑波1分切りはこれまで2名いるそうだ。
松井有紀夫はフレンズRのWRXで参加するも…
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D1GPドライバーがもうひとり、松井有紀夫がフレンズレーシングが製作したWRXのドライバーとして参加した。去年もおなじ車両で参加し55秒799秒をマークした松井、今回は車両のアップデートもあって54秒台を目標に掲げていたが、午前のアタックは赤旗中断、午後は突然のエキマニ割れトラブルで走行できず。記録更新はお預けとなってしまった。
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フレンズレーシングの猪瀬代表(右)も黎明期にD1GPに参加したことがある名ドライバーだ。現在はドライバーを休止してチューナー業に専念している。