■コースコンディション:ドライ
■無観客
目桑が今期4勝目をあげて有終の美を飾る!
単走決勝
横田(卓)が本領発揮の単走優勝!
2020年シリーズ最終戦は第6戦の翌日に開催されたが、コースは変更されて、例年おこなわれるレイアウトに戻された。このコース設定は走り慣れている地元ドライバーが多いが、難しさもあった。それは審判席まえの走行可能コース幅だ。通常の走行会のように制限なく走れば2コーナーの通過指定ゾーンをとりやすいが、今回はそれより狭く設定され、ハミ出すと減点が大きいため、より高い精度のコントロールが求められるのだ。
それもあって、攻めすぎたために審判席まえでハミ出して減点されるか、逆にハミ出しを恐れて抑えた走りをするあまり振り出しでの通過指定ゾーンや審判席まえの通過指定ゾーンを外す選手も多かった。ボーダーライン近辺の得点域には攻めて失敗して減点された選手と、ハミ出しやゾーン外しの減点をおそれて抑えすぎた選手の両方がいた。
そのなかで、名阪での単走を大得意としていながら、前日の第6戦はエンジントラブルで走行できなかった横田が、1本めからほぼ完璧と思えるほどの走りを見せて唯一の99点台を獲得し、単走優勝を果たした。
単走チャンピオンを争う選手のなかでは、目桑が1本めからきっちり決めてきたが、米内はまたしても走りがまとまらず、最上も2本失敗。加納も敗退となって目桑の単走シリーズチャンピオンが決まった。
Pos. | No. | Driver | Machine | Best Score | 2nd Score |
---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | 横田 卓三 | S14 | 99.30 | 54.00 |
2 | 1 | 目桑 宏次郎 | RPS13 | 98.90 | 48.50 |
3 | 18 | 岩﨑 脩作 | S15 | 98.90 | 48.50 |
4 | 31 | 蕎麦切 広大 | HR31 | 98.45 | 95.65 |
5 | 88 | 高木 美紀 | PS13 | 98.40 | 96.10 |
6 | 16 | 仲村 悠 | PS13 | 98.35 | 97.95 |
7 | 66 | 吉田 道夫 | PS13 | 98.35 | 97.50 |
8 | 21 | 筒井 陽平 | JZX100 | 98.20 | 96.80 |
9 | 50 | 山本 航 | JZX100 | 98.20 | 93.50 |
10 | 15 | 前原 敏宏 | S15 | 97.90 | 97.70 |
11 | 30 | 田中 規明 | PS13 | 97.90 | 95.75 |
12 | 51 | 久保 一真 | S14 | 97.65 | 95.65 |
13 | 56 | 森 孝弘 | S15 | 97.65 | 47.50 |
14 | 86 | 高嶋 健市 | JZX100 | 97.40 | 95.15 |
15 | 40 | 廣江 翔太 | JZX100 | 97.35 | 95.55 |
16 | 17 | 久野 太一 | S15 | 97.15 | 96.35 |
▲追走トーナメント進出▲ | |||||
17 | 90 | 伊藤 満紀 | JZX90 | 97.05 | 40.50 |
18 | 58 | 谷本 真人 | S14 | 96.65 | 45.75 |
19 | 8 | 中川 孝之 | RPS13 | 96.55 | 95.40 |
20 | 47 | 米内 寿斗 | S15 | 96.50 | 46.00 |
21 | 62 | 古賀 誠進 | RPS13 | 96.45 | |
22 | 36 | 最上 弦毅 | RPS13 | 96.35 | 94.90 |
23 | 24 | 下田 紗弥加 | S15 | 96.25 | 93.65 |
24 | 57 | 柳杭田 貫太 | S14 | 96.20 | 94.10 |
25 | 70 | 横田 宏延 | S15 | 96.15 | 45.50 |
26 | 53 | 永塚 尚幸 | S15 | 96.05 | 46.00 |
27 | 73 | 塚本 奈々美 | JZA80 | 96.05 | 45.00 |
28 | 3 | 野村 圭市 | ER34 | 95.65 | 94.00 |
29 | 12 | 土居 雅和 | PS13 | 95.60 | 48.25 |
30 | 38 | 野々 英喜 | PS13 | 95.50 | 93.15 |
31 | 52 | 加納 広貴 | JZX100 | 95.50 | 42.50 |
32 | 95 | 福田 大輔 | PS13 | 95.40 | 94.15 |
33 | 10 | 瀧澤 翼 | PS13 | 94.80 | 93.50 |
34 | 85 | 近藤 善道 | AE86 | 94.75 | 53.00 |
35 | 5 | 瀬戸 勇一郎 | S15 | 94.65 | 45.50 |
36 | 6 | 村上 佳 | JZX100 | 94.40 | 90.25 |
37 | 41 | 植村 真一 | JZX100 | 94.35 | 49.00 |
38 | 29 | 粟野 如月 | RPS13 | 92.25 | 91.25 |
39 | 59 | 竹田 和明 | S14 | 91.50 | 53.00 |
40 | 68 | 谷 光一 | PS13 | 91.25 | 91.00 |
41 | 19 | 能登 陽向 | S13 | 91.00 | 47.00 |
42 | 81 | 有水 允良 | RPS13 | 90.75 | 44.00 |
43 | 69 | 花渕 大樹 | JZX100 | 90.50 | 90.00 |
44 | 20 | 金田 健人 | SW20 | 85.00 | 41.50 |
45 | 77 | 速水 眞之介 | PS13 | 48.00 | 42.50 |
46 | 87 | 文元 竜彦 | S15 | 46.50 | 45.50 |
47 | 44 | 浮田 正明 | S14 | 46.50 | 45.00 |
48 | 99 | 阿久澤 一幸 | S14 | 46.00 | 45.75 |
49 | 105 | 齋藤 寿夫 | RPS13 | 46.00 | 45.00 |
– | 33 | 辻 紳護武 | C33 |
単走優勝
横田 卓三
ORIGIN Labo. skymotors
skymotors SILVIA (S14)
もう思いっきり2本行くって決めてたんで、思いっきり2本いっただけです。「決まれば優勝でしょう」と思ってたんですけど、まぁ決まったッスね。
(昨日も自信はあった?) そうですね。それがロッカーが外れて走れなくて。それを直して、今日は思いっきりやって結果が出たということですね。
(通過指定ゾーンは意識した?) それは、もう。コース内で収めて、ちゃんと壁も寄せて振って2コーナーのクリップも巻いていってとってっていうかんじかな。日頃やってるかんじなので対応はできましたね。練習から手応えはバッチリでした。
(1本めは何%で走った?) もう100ッスよ。で、2本めはさらに思いっきり行ってハミ出てスピン(笑)。まぁ1本めに点が出てたから2本めは攻めれたっていうかんじですね。
(1本めの満足度は?) まぁまぁ……そこそこ。ゾーン指定とかがなかったら、もっと攻めるんですけど、まぁ、ゾーン指定ありきでできることはできたかな。
(2本めは何を変えていったんですか?) もう振り込みとアクセル踏むのとはやったけど、地味にハミ出たッスね。
(単走優勝できていかがですか?) 率直にうれしいです。走ったのが3番めやったんで、あとの50人くらい、見ててヒヤヒヤでしたね。見てられへんですね(笑)。
追走トーナメント
目桑がD1ライツ最終戦を優勝で卒業
前日3位に入ったもののエンジントラブルを起こして載せ換えてきた蕎麦切は、本来のパワーが出せなかったせいかベスト16で森(孝)に寄せられず敗退。また、前日準優勝の高嶋も、後追いでオーバーランぎみに失速してハーフスピンし、やはりベスト16で敗退した。
ベスト4に勝ち上がったのは、久野、高木、目桑、岩崎。準決勝はまず久野と高木が対戦した。1本めは久野が先行。後追いの高木はほぼ同時振りから近いドリフトを見せたが失速してしまう。これで久野がアドバンテージをとった。そして2本めは高木が先行。久野は進入までに高木に距離を開けられ、2コーナー前後でドリフトが2回もどってしまう大きなミス。高木の逆転勝ちとなった。
準決勝もうひとつの対戦は目桑vs岩﨑。1本めは目桑が先行。目桑の高いスピードに対し、岩﨑はわずかにアウトに流され、距離も詰められない。そして2本めは後追いの目桑が同時振りから近い距離できれいにドリフトを合わせて勝ちを決めた。
決勝は高木vs目桑。一昨年も昨年も前日も対戦している組み合わせだ。1本めは高木が先行。高木は通過指定ゾーンを外してしまい、後追いの目桑は同時振りから近いドリフトを見せる。これで大きく目桑にアドバンテージ。2本めは高木も進入からビタビタに目桑をとらえ、強烈な接近ドリフトを見せたが、ドリフトがもどり気味になって接触し、合わせきれずに目桑の勝ちとなった。
来年からはD1グランプリシリーズにステップアップする予定だという目桑はD1ライツ最後のラウンドを優勝で締めくくった。
優勝
目桑 宏次郎
Realstyle ORIGIN Labo. VALINO
新型180SX (RPS13)
チャンピオン獲ったから気が緩んで下り坂になるっていうような流れだけは本当に避けたくて、それを避けるために気を緩めないように集中してっていうことはすごく意識しました。
(単走のできは?) すごい手応えがあったっていう流れではなかったですね、正直。コースが昨日と変わって、練習は直前にオイルが出たばっかりの状態でのスタートで、練習という練習ができていないなかでの単走だったので、偶然というわけではないのかわからないですけど、なんか決まったなっていう……そんなに「決める!」っていう手応えは走る前はあまりなかったんですよ、正直。
(追走の後追いは) まぁ、離されたっていうことはとくになかったんで、そこは問題なかったかな、と思います。1回先行でのミスで2ランクとられて本当に負けそうになったんで、そのときにすごい気合いを入れてやったら、ちょっとミスはありつつも相手のかたのミスもあってなんとかサドンデスにもっていけたんで、そのへんは気合いだけでカラ回りしてミスするっていう方向にならなかったのはよかったかな、と思います。
(優勝で締めくくった感想は) そうですね、もうこの上ないというか、まぁでも最後の先行ではちょっとミスが自分のなかにはあったんで、それは相手にも申し訳なかったかな、という気持ちはあります。
2位
高木 美紀
VALINO TIRES N-style
N-style SILVIA (PS13)
(決勝の先行のゾーン外しは) たぶん速く走りたいっていうのがあったし、後ろに(目桑選手が)来ていることはわかってたんで、たぶんそういうところにアセリが出たんでしょうね。2本めはもう思いっきり行くしか勝ちはないと思ったんで、後悔ないように。ちょっと迷惑かけちゃったんですけど、全力を出しきったかんじです。
3位
岩﨑 脩作
IWASAKI Quarter Mile
イエロシルビア (S15)
(準決勝は) 胸を借りるつもりで走らせてもらって、もう負けるのは目に見えてたんで、となればできるだけ精一杯ぶつかって経験にしようと思ってのぞみました。
(何が足りなかった?) 経験値もなんですけど、絶対的な車速と技術というのがまったくちがってたんで、そこはいい気づきになりました。
最終順位&ポイント
Pos. | No. | Driver | Team | Machine | Points |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 目桑 宏次郎 | Realstyle ORIGIN Labo. VALINO | RPS13 | 25 |
2 | 88 | 高木 美紀 | VALINO TIRES N-style | PS13 | 21 |
3 | 18 | 岩﨑 脩作 | IWASAKI Quarter Mile | S15 | 18 |
4 | 17 | 久野 太一 | secret racing | S15 | 16 |
5 | 16 | 仲村 悠 | champion skymotors | PS13 | 13 |
6 | 66 | 吉田 道夫 | ハロウィン ★ t’s square ★ SSR | PS13 | 12 |
7 | 50 | 山本 航 | Rusty Racing | JZX100 | 11 |
8 | 56 | 森 孝弘 | GP SPORTS | S15 | 10 |
9 | 9 | 横田 卓三 | ORIGIN Labo. skymotors | S14 | 8 |
10 | 31 | 蕎麦切 広大 | R31HOUSE DRIFT RACING TEAM | HR31 | 7 |
11 | 21 | 筒井 陽平 | 星野自動車 VITOUR TIRE CHARME | JZX100 | 6 |
12 | 15 | 前原 敏宏 | RS Maehara | S15 | 5 |
13 | 30 | 田中 規明 | Amazing | PS13 | 4 |
14 | 51 | 久保 一真 | FIRST Racing | S14 | 3 |
15 | 86 | 高嶋 健市 | Team Ito Auto 健 × GOODRIDE | JZX100 | 2 |
16 | 40 | 廣江 翔太 | Rusty Racing | JZX100 | 1 |
単走順位&ポイント
Pos. | No. | Driver | Team | Machine | Points |
---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | 横田 卓三 | ORIGIN Labo. skymotors | S14 | 20 |
2 | 1 | 目桑 宏次郎 | Realstyle ORIGIN Labo. VALINO | RPS13 | 16 |
3 | 18 | 岩﨑 脩作 | IWASAKI Quarter Mile | S15 | 15 |
4 | 31 | 蕎麦切 広大 | R31HOUSE DRIFT RACING TEAM | HR31 | 14 |
5 | 88 | 高木 美紀 | VALINO TIRES N-style | PS13 | 13 |
6 | 16 | 仲村 悠 | champion skymotors | PS13 | 12 |
7 | 66 | 吉田 道夫 | ハロウィン ★ t’s square ★ SSR | PS13 | 11 |
8 | 21 | 筒井 陽平 | 星野自動車 VITOUR TIRE CHARME | JZX100 | 10 |
9 | 50 | 山本 航 | Rusty Racing | JZX100 | 8 |
10 | 15 | 前原 敏宏 | RS Maehara | S15 | 7 |
11 | 30 | 田中 規明 | Amazing | PS13 | 6 |
12 | 51 | 久保 一真 | FIRST Racing | S14 | 5 |
13 | 56 | 森 孝弘 | GP SPORTS | S15 | 4 |
14 | 86 | 高嶋 健市 | Team Ito Auto 健 × GOODRIDE | JZX100 | 3 |
15 | 40 | 廣江 翔太 | Rusty Racing | JZX100 | 2 |
16 | 17 | 久野 太一 | secret racing | S15 | 1 |
シリーズチャンピオン
目桑 宏次郎
Realstyle ORIGIN Labo. VALINO
新型180SX (RPS13)
(去年シリーズ優勝してから今年に向けての思いは?) とにかく内容。いい内容で勝つ。自分で勝ちに行く。相手のミスで勝つんじゃなくて。自分からとりにいく追走ってやっぱり見ているひとが盛り上がると思いますし、そういうのをみんながやって競り合って勝つ。そのなかで自分がイチバンになりたいというのはもちろんそうだったので、そういった内容、いい内容で勝つっていうのがイチバンの目標でしたね。去年よりは、この1年でそこはすごく成長させてもらえたと思ってます。
(去年のシーズン後にやったことは?) 車両のスペックが一定以上高くないと、審査コーナーに入るまえに追いつけなくて、いい走りはできないので、それをするために去年使っていたクルマよりもパワーを上げて、ボディの補強など足とかのセットアップも、さらに速く、かつ確実にできるドリフトができるクルマにしたくて、全体的なスピードの底上げというか、それをするためにクルマをイチから作り直しました。
(第2戦は落としたが?) そうですね。やっぱり急いでクルマを作って、開幕戦は「とりあえずコレで」っていう状態で行って、たまたまハマって。でも2戦めの日光のときに、やっぱりまだ詰めが甘い部分が結果として表れたので「それだったら、こういう方向に」っていうふうにクルマをいい方向に持っていくきっかけにできたので、それが非常に大きかったと思います。
(去年よりも満足できるシーズンでしたか?) そうだと思います。去年のダメだったことに対しての目標、それに対しては大幅によくなったと思ってます。なので、次へのステップとして、上のカテゴリーに行くということで、次の課題を見つけられればいいと思うので、そういうふうに今は考えています。
2位
米内 寿斗
Team Kazama Moty’s VALINO
Kazama Auto S15 SILVIA (S15)
第1戦はクルマに乗り慣れていないというところで落としちゃって、そういうちょっとのポイントの積み重ね……シリーズチャンピオンを獲るということはそういうことなんだなっていうのも含めて、シリーズを追うということのむずかしさを実感しましたね。
日光で勝ってから3連勝したときはかなり乗れてて精神的にもラクで。ただ、目桑選手がずっと2位でポイント差がないのもわかってたんで、油断はしてなかったんですけど、そんななかで迎えた地元のエビスでベスト8で敗退っていうところで、地元だからちょっと気の緩みとかもあったりしたのかなっていうのもいま思えばあったりして…。
あとは自分のクルマじゃないっていうところもあって、そういうクセとかもつかみきれなくて、そういうミスが響いたっていうのもあるので、事前準備とかも含めてもうちょっとクルマとも仲よくなっていく必要がありましたし、それこそシリーズ追うのに途中でケガしてしまって(※最終戦の1週間前に練習中にクラッシュ)、万全の態勢で走れないっていうのも今回の敗因のひとつだと思うので、本当にシリーズを追うことのむずかしさを実感した1年でした。
3位
高木 美紀
VALINO TIRES N-style
N-style SILVIA (PS13)
このクルマを今年のシーズン第1戦に合わせて作ったんですけど、仕様がちょっと変わって、自分がこのクルマのいいところを引き出せないまま何戦か走ったっていうのもあるんですけど、徐々に慣れてきて。新しいコースとかいろいろあったんですけど、メンタルの面でもけっこうやられたところもありますし、逆に自分で考えてコースを理解して走るっていうこともできたところもあったんで、いいところも悪いところもあったと思います。
私的には3位っていうのはビックリで。けっこう取りこぼしもあったので、チャンピオンはもう無理だっていうのは前戦でわかってたので、ぜんぜん考えていなかったのに、いきなりそんなことになってビックリです。
単走シリーズチャンピオン
目桑 宏次郎
Realstyle ORIGIN Labo. VALINO
新型180SX (RPS13)
(意識はしていた?) まぁ昨日の時点で可能性がすごいあるっていうのは聞いてましたけど、そこはそんなに大きなこだわりではないというか、まぁまぁ必然と、追走に上がるための単走で、そのなかでひとつでもいい順位を目指すっていうだけなんで、ただ狙いすぎて取りこぼすっていうことはないように、できる範囲でっていう、そこは大事なのかなと思ってやってました。
(自分としては単走の出来は?) 今年は正直あまりいいという感触ではなかったです。そんなに得意なほうではないのかなと思うんで、単走は。去年のほうが流れはよかったっていう気持ちはあります。今日は2位でしたけど、やろうと思ったことを形にできましたっていう感覚はなかったんで、今日に関しては、まぁ「2位だったんだ」っていうかんじだったので、そんなにすごい手応えだったっていうかんじではなかったかな、と思います。今日の単走に関しては。
(単走の成績が追走にもつながる?) そうですね。追走で勝つためにも単走からの流れがあるんで、ちょっとクルマに乗り慣れていないっていう理由でシーズン序盤はタイヤのエア圧をすごい上げ気味で単走を走っちゃってたりしてたんですけど、やっぱり追走になっていきなりエア圧を下げるというのはすごい差が大きすぎてミスする可能性が高くなってきちゃうので、単走からもあるていどエアを下げて走れるっていう必要があるな、と思って、エビスあたりからそれはすごく意識してやりました。
(単走チャンピオンをとった感想は?) うん、うれしいです。そんなに「単走得意なんで」っていうタイプではないな、と思うんでそのなかでとれたっていうのはよかったのかな、と思ってます。