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D1 STREET LEGAL Rd.3 EBISU
June 18-19, 2013 at Ebisu Circuit South Course

コースコンディション:ドライ
公式入場者数:952名(2日間合計)

D1LL Rd.2 REPORT

最強女王・久保川が横綱相撲で優勝!

TANSO FINAL

ハイレベルな車速とコントロール

  • Tanso 1st

    新見 理恵 ( GOODYEAR Racing ★ ひだまり歯科 with Garage Cronos ) スカイライン [ ER34 ]

    「走りかたは悩んでいる部分があったんですけど、本番ではなにかが降りてきて、アクセル踏めるようになって、うまくいきました」という新見がトップ通過を果たした。

  • Tanso 2nd

    山下 美穂 [ PS13 ]

  • Tanso 3rd

    久保川 澄花 [ RPS13 ]

  この大会は難度が高いエビス南コースでの開催だったせいか、エントリーが少なく、追走トーナメントの出走人数8名に満たない7名の参加にとどまったため、得点が低くても単走で敗退するということはなく、出走者全員が追走トーナメントに進出できる状況になっていた。そのため単走決勝は、追走の対戦組み合わせを決めるためだけにおこなわれることになった。しかし、敗退の心配がないことから、逆に思いきった走りができたのか、走りのレベルは高かった。
 まず先頭走者のエミリー・グレイが踏みっぷりバツグンの走りを披露すると、山下は勢いのある飛び出しからド迫力の飛び込みを見せる。最終コーナーの豪快な飛び出しからドリフトをまとめた久保川や高いアベレージスピードを見せた石川も高得点をマークしたが、新見は迫力とスピードを兼ね備えた見事なコントロールを見せて最高得点をマークした。じつに出走した7名のうち5名が99点台を獲得。これはD1ストリートリーガルシリーズの単走の結果にあてはめても上位に入るような点数だ(採点の基準はD1レディースリーグもD1ストリートリーガルシリーズもおなじ)。つまり、走りの平均はD1ストリートリーガルシリーズよりもレベルが高かったのである。女子選手の急速なレベルアップを証明する結果となった。

  • Pick Up It !!

    Emily Gray [ JZX100 ]

    前日に開催されたD1東日本シリーズでも迫力のある飛び込みを決めていたエミリー・グレイ。ベストアベレージは久保川とおなじ99.25点だったが、セカンドアベレージの差で4位通過となった。

  • Pick Up It !!

    石川 紗織 [ S14 ]

    エビス参加選手のなかでランキング最上位につけていた石川。1本目から99.00点のハイアベレージを決めてくる。しかしその後はほかの選手の得点がすばらしく、3本目にわずかに得点をあげてきたが5位通過となった。

単走決勝 結果

Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
1 5 新見 理恵 ER34 99.50 99.50
2 7 山下 美穂 PS13 99.50 98.45
3 6 久保川 澄花 RPS13 99.25 99.25
4 10 Emily Gray JZX100 99.25 99.20
5 3 石川 紗織 S14 99.05 99.00
6 9 鈴木 静香 S14 98.30 85.00
7 8 師岡 利恵 S14 95.40 53.00
▲ 追走決勝トーナメント進出 ▲

TSUISO TOURNAMENT

強烈接近ドリフトの応酬

  • Final Battle

    石川 紗織 シルビア [ S14 ] vs 久保川 澄花 180SX [ RPS13 ]

    石川も大きなミスなく最後まで走りきったが、この日は久保川のスピードと角度のほうが上まわっていて、アドバンテージをとることはできなかった。

  出走者は7名しかいないため、単走で1位になった新見はベスト8が不戦勝となり、自動的にベスト4進出が決まっていた。ベスト8では、グレイが先行時にはいい走りをしたものの、後追い時にミスをして石川に敗北。あとは単走の順位が上まわっていた久保川と山下が順当に勝ち上がった。
 ベスト4に勝ち上がったのは新見、石川、久保川、山下の4人。新見vs石川は、新見が1本目の先行時にいい走りをしてアドバンテージをとっていたものの、2本目にはストレートでドリフトが戻ってしまって敗れた。久保川vs山下は、いきなり山下が見事な接近ドリフトでアドバンテージを取ると、久保川が1コーナーから山下のインに入り、2コーナーでインカットしつつもアドバンテージを取り返して再戦に入る。再戦の1本目はまたしても山下が接近ドリフトでアドバンテージをとるが、2本目は久保川がさらに近い距離のドリフトを見せて山下を上まわるアドバンテージを獲得し、逆転で決勝進出を決めた。
 決勝は石川vs久保川。1本目は石川が先行だ。久保川はもう1コーナーに入る前のストレートから石川に寄せ、見事に合わせきってアドバンテージをとった。2本目は石川もなんとかついていったが、先行の久保川の角度やスピードがすごく、インには入れない。これで久保川の優勝が決まった。

  • Best 4 Battle !!

    久保川 澄花 [ RPS13 ] vs 山下 美穂 [ PS13 ]

    レディース史上まれに見る入り合いの名勝負だったのがベスト4の久保川vs山下の対戦。最後は久保川が山下を大きくうわまわるビタビタの後追いを決めて決勝戦に進出した。

  • Best 4 Battle !!

    新見 理恵 [ ER34 ] vs 石川 紗織 [ S14 ]

    単走決勝を1位通過してベスト8を免除された新見理恵。しかし石川との対戦では入れ替えた2本目の最終コーナーの飛び出しで大きなミス。この振り出し遅れで石川についていくことができず敗退する結果となった。

Rd.3 WINNER

久保川 澄花

GARAGE-1 with Agent K
180SX [ RPS13 ]


 単走は、自分的にはやれることをやっただけというかんじで、まぁまぁよくもなく悪くもなくっていうかんじですかね。ただ、山下美穂に「決勝で討ち取りたい」「1位と2位でいきましょう」っていわれてたなかでの3位だったんで、もうちょっと魅せたかったですね。
 (その山下との対戦は?) がっつりやってやろうと思っていたら、思っていた以上に実力を発揮してアドバンテージを取られたので「よくやった山下!」と(笑)。もちろんわたしはやられたらやり返すだけなんで、そのぶんやり返しただけだったんですけど、まぁ自分ではやることはやったし、それで負けたら実力不足っていうことだけだったんで。でも、まだまだ山下には勝たせません! でも車速もそこそこあるし、男子にも負けないくらいの内容だったんじゃないでしょうか。
 決勝は、ちょっと最終コーナーで調整しようかとも思ったんですけど、今回はやっぱり最終からしっかり入るっていうテーマでやっていたので、それを彼女にも仕掛けました。やっぱり難易度は上がるんですけど、寄せた距離も去年の半分くらいになったし、いい内容になったと思います。まぁエビスだから勝たないといけなかったし(※ホームコースなので)、みんなに「見たか!」っていう走りもできたし、満足です。

  • The 2nd Place

    石川 紗織 [ S14 ]
    ATAX UP GARAGE feat.日比野塾

    (今回の追走は?) いいかんじに最終コーナーを行けたときもあるんですけど、決勝戦はうまくいけなくて、ちょっと悔しさが残る内容になりましたね。

  • The 3rd Place

    新見 理恵 [ PS13 ]
    GOODYEAR Racing ★ ひだまり歯科 with Garage Cronos

    (準決勝は?) 振り出しおくれで壁あたりーの…まぁ、でもそのままちゃんと気をとりなおしていけたんで…最後グダグダでしたけど。まぁ自分の技術不足です。

  • The 4th Place

    山下 美穂 [ PS13 ]
    Real with Agent K

    久保川さんとは、もう前から、エビス南で決勝で当たるんだ!っていう気持ちでやってて、もうぶつける覚悟で。でも、サドンデスの後追いで、最終飛び込むときにちょっと躊躇しちゃって。そのまま飛び込んでいれば、もっといい走りができたかな、と思います。でも楽しかった。

Rd.3 RESULTS

最終順位

Pos. No. Driver Team Car Color Point
1 6 久保川 澄花 GARAGE-1 with Agent K RPS13 15
2 3 石川 紗織 ATAX UP GARAGE feat. 日比野塾 S14 11
3 5 新見 理恵 GOODYEAR Racing☆ひだまり歯科 with Garage Cronos ER34 8
4 7 山下 美穂 Real with Agent-K PS13 6
5 10 Emily Gray powervehicles with EBISU JZX100 4
6 9 鈴木 静香 モーターランドSP with ファニーファクトリー S14 3
7 8 師岡 利恵 理不尽 with AQM Company S14 ピンク/黒 2

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