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D1 STREET LEGAL Rd.3 EBISU
June 22-23, 2013 at Ebisu Circuit South Course

コースコンディション:ドライ
公式入場者数:952名(2日間合計)

D1SL Rd.3 REPORT

覚醒した小橋が初優勝!

TANSO QUALIFY

スピードをのせて飛び出せ!

  • Qualify 1st

    増田 和之 ( Team kazama with 伊藤オートサービス ) マークⅡ [ JZX100 ]

    「スポッターの高山さん(※D1GP選手)に、最終コーナー出てくるところをいろいろご指導いただいて、そこがうまくいったので走りをまとめられました」という増田がトップ通過を果たした。

  • Qualify 2nd

    山口 孝二 [ S14 ]

  • Qualify 3rd

    黒井 孝真 [ S15 ]

  第3戦の舞台は、東日本のドリフトの聖地・エビスサーキット南コースだ。ここはふだんからドリフト走行が活発におこなわれ、走り込んでいるドライバーが多い。また、ドライバーには幅広いテクニックが要求される難コースでもある。このコースでの高得点のカギは、まず最終コーナー。そして、短いストレートを通過しての、1コーナーへの飛び込みだ。ここでのスピードやラインどり、アクセル開度などがエビス南の最大の見せどころである。
 しかし、今回の予選でもそこで苦戦するドライバーは多かった。ストレートに飛び出したところでドリフトが戻ったり、1コーナーでエンジン回転が足りなくなってサイドブレーキで伸ばさないといけなくなっての減点が多く見られた。いっぽう、順位が低かった選手のなかには、最終コーナーでの振り出しおくれや、2コーナーで流されて大きく減点されたケースもあった。
 そのなかで、勢いよく最終コーナーを飛び出し、ストレートで振られずに、アクセルオフの時間は短く1コーナーに飛び込んできた選手が高得点を獲得した。増田は、ストレートでピットウォールから離れてくるところのアクセルの踏みがとくに評価されて最高得点をマーク。最終コーナーの飛び出しの勢いでアピールした山口がそれに続いた。

  • Pick Up It !!

    Christian Pickering [ JZX90 ]

    練習走行から迫力のある飛び込みで好調なピッカーリンだったが、予選では練習通りの走りが発揮できずに敗退。このあとに開催されたD1東日本シリーズでは見事な走りで単走を3位通過し、追走ではバツグンの後追いを決めて3位入賞していただけに残念な結果となった。

  • Pick Up It !!

    戸田 桂輔 [ S14 ]

    昨シーズンからD1東日本シリーズに参戦しており、今季も開幕戦の日光で3位入賞するなど目覚ましい活躍をしている弱冠18才の戸田桂輔。D1SLシリーズにははじめての参戦だったが、1本目こそ失敗しまたものの2本目には98.00点を出すと、3本目には98.20点まで得点を伸ばして予選20位通過を果たした。

単走予選 結果

Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
1 36 増田 和之 JZX100 99.50 98.80
2 24 山口 孝二 S14 99.40 98.55
3 18 黒井 孝真 S15 99.15 97.90
4 38 伊藤 満紀 JZX100 99.05 98.95
5 27 脇 敬朗 S14 98.90 97.75
6 28 水野 昌彦 S14 98.90 59.00
7 47 水野 俊彦 RPS13 98.80 98.15
8 46 菅田 政宏 S14 98.75 98.20
9 19 Andrew Gray JZX100 98.60 98.35
10 41 佐藤 立樹 S15 98.60 97.70
11 58 加治 直人 PS13 98.60 95.90
12 25 村上 満 RPS13 98.50 98.40
13 45 菊地 雅也 S14 98.50 98.35
14 21 笠原 雅暉 S14 98.45 98.10
15 22 山元 純次 FD3S 98.45 98.00
16 17 畑中 真吾 JZX90 98.40 97.20
17 59 鈴木 達也 C33 98.40 94.50
18 35 吉村 允識 S15 98.35 95.25
19 20 森 真治 PS13 98.25 97.10
20 57 戸田 桂輔 S14 98.20 98.00
21 48 小野 享之 S15 98.20 97.65
▲ 単走決勝進出 ▲
Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
22 30 堀口 直 PS13 98.20 53.50
23 55 北芝 倫之 S14 98.15 97.75
24 60 大城 大地 S15 98.15 97.75
25 32 神谷 剛 HCR32 98.10 97.15
26 37 川島 将貴 JZX100 98.05 97.75
27 56 福田 大輔 AE85 98.05 97.75
28 23 森 一茂 PS13 98.05 97.10
29 51 落合 正宗 PS13 98.00 97.90
30 50 柳下 浩一 ECR33 98.00 97.75
31 39 高嶋 健市 JZX100 98.00 96.50
32 52 茂木 武士 S15 97.95 97.65
33 42 草場 佑介 PS13 97.90 97.40
34 54 Christian Pickering JZX90 97.90 96.00
35 44 木賊 光児 RPS13 97.60 97.60
36 29 三好 隼人 ER34 97.35 97.25
37 33 安江 弘行 S15 97.00 65.50
38 34 栗本 達也 ER34 96.50 96.00
39 43 藤間 勝也 RPS13 95.75 57.50
40 31 水戸 真之介 S14 95.50 94.75
41 40 佐々木 俊明 S15 85.50 71.50
42 49 曽根 信久 S15 66.00 65.50
- 26 藤本 幸久 JZX100 RETIRE
- 53 鈴木 真吾 S14 RETIRE

TANSO FINAL

上位選手大崩れ!

  • Tanso 1st

    小橋 正典 ( Team ORANGE with MSP ) シルビア [ PS13 ]

    「今回は若さをアピールしようと思って走りました! 1本目は自分でもカベに張りつくかと思ったけど、2本目は狙いどおりに走れました」という小橋が1位通過した。

  • Tanso 2nd

    平島 明 [ PS13 ]

  • Tanso 3rd

    久保川 澄花 [ RPS13 ]

  エビス南の単走は、最終コーナーや1コーナーの飛び込みで勢いを見せないと高得点はのぞめない。そのいっぽうでミスが出やすいサーキットでもあるので、走りをまとめることも要求される。この単走決勝では、その両立に苦労する選手が続出した。1コーナーまででスピードと流れがあっても、2コーナーで流されたことで減点されたケースも多かった。
 そのなかで前戦の勝者・濱田はマシントラブルでリタイヤ。ランキング8位の北山がストレートや1コーナーでのミスで敗退。ランキング7位の稲岡はストレートでフラついて失敗。ランキング6位の石川は1本目にスピンをしてしまい、抑えて走った2本目はスピードや角度が足りず。前日の東日本シリーズとおなじ走りができれば通過することができたはずの林も1本目にストレートで振られ「その走りを修正できなかった」と2本目にもミスをして敗退。ランキング1位の北岡もステアリング系のトラブルに見舞われて本来の走りができず、追走トーナメント進出を逃した。ランキング上位7名は齊藤をのぞく全員が脱落という大波乱の展開になった。
 いっぽうでレディースリーグとダブルエントリーの久保川、新見は高得点を獲得。前日の東日本シリーズの勝者・平島もきっちり走りをまとめた。そして、ピットウォールぎりぎりを攻めて高いスピードで走りをまとめた小橋が最高得点をマークした。

  • Pick Up It !!

    北岡 裕輔 [ JZX100 ]

    ランキング首位の北岡裕輔。ここでポイントをかせげばシリーズ争いで大きくリードすることができたのだが、金曜日の練習走行からトラブルが多発し、決勝日にもナックルの曲がりが発生。操作性に難があり単走決勝でも思うような走りができずに敗退。大きくポイント差を詰められることとなった。

  • Pick Up It !!

    菅田 政宏 [ S14 ]

    第1戦と第2戦を欠場し、ひさびさに参戦してきた昨シーズンのシード選手である菅田政宏。昨年よりも1本少ない走行の単走決勝だったが、1本目に98.80点で通過当確を決めると、2本目人は99.20点まで得点を伸ばして5位通過を果たした。

単走決勝 結果

Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
1 15 小橋 正典 PS13 99.60 98.95
2 11 平島 明 PS13 99.50 99.10
3 16 久保川 澄花 RPS13 99.50 97.45
4 27 脇 敬朗 S14 99.25 99.00
5 46 菅田 政宏 S14 99.20 98.75
6 19 Andrew Gray JZX100 99.10 60.00
7 14 新見 理恵 ER34 99.00 83.50
8 35 吉村 允識 S15 98.95 98.95
9 17 畑中 真吾 JZX90 98.95 98.55
10 47 水野 俊彦 RPS13 98.90 59.50
11 5 齊藤 悠史 S15 98.80 98.65
12 24 山口 孝二 S14 98.70 50.00
13 36 増田 和之 JZX100 98.60 98.25
14 18 黒井 孝真 S15 98.60 98.05
15 21 笠原 雅暉 S14 98.55 98.40
16 28 水野 昌彦 S14 98.55 98.05
▲ 追走決勝トーナメント進出 ▲
Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
17 8 北山 京吾 RPS13 98.55 97.90
18 59 鈴木 達也 C33 98.40 98.15
19 7 稲岡 優樹 S15 98.40 98.10
20 57 戸田 桂輔 S14 98.30 97.40
21 2 林 和樹 S14 98.15 97.90
22 58 加治 直人 PS13 98.15 54.00
23 1 北岡 裕輔 JZX100 98.10 97.75
24 6 石川 紗織 S14 97.90 59.50
25 38 伊藤 満紀 JZX100 97.85 69.50
26 48 小野 享之 S15 97.70 69.50
27 22 山元 純次 FD3S 97.65 59.50
28 41 佐藤 立樹 S15 97.40 79.50
29 20 森 真治 PS13 97.15 69.50
30 45 菊地 雅也 S14 96.25 57.50
31 4 濱田 清文 S13 0.00 0.00
- 25 村上 満 RPS13 RETIRE

TSUISO TOURNAMENT

角度 vs スピードの激闘!

  • Final Battle

    小橋 正典 シルビア [ PS13 ] vs Andrew Gray マークⅡ [ JZX100 ]

    グレイも最後までミスをせずにいい走りを繰り返したが、小橋は再々戦にそれ以上の走りを見せて勝負を決めた。

  ベスト16では昨年のD1東日本シリーズでチャンピオンを争ったグレイと齊藤が対戦。再戦の結果、後追いでドリフトが戻るミスをした齊藤が敗れた。ベスト8ではともにエビスをホームコースとする久保川とグレイが対戦。グレイがものすごい角度で最終コーナーを飛び出して来れば、久保川はストレートからグレイのインに入る走りで再戦にもつれたが、再戦の2本目に久保川がグレイに接触して、グレイが勝った。
 ベスト4に勝ち上がったのは小橋、脇、平島、グレイの4名。小橋vs脇は2本とも脇に少しミスが出て小橋が勝利。平島vsグレイは平島がグレイのインに入ったがスピンをしてしまい、グレイが勝った。
 決勝に勝ち上がったのは小橋とグレイ。どちらが勝っても初優勝だ。1本目は小橋が先行。グレイは最終コーナーからの脱出角度でうわまわる。しかし2本目は1コーナーから小橋がグレイのインに入り、勝負は再戦にもつれた。再戦もおなじような展開となった。グレイは飛び出しの角度で上まわるが、スピードでは小橋が上まわり、接近ドリフトでアドバンテージをとりあう。勝負は再々戦にもつれた。またしても1本目はグレイがアドバンテージを取るが、2本目は小橋が最終コーナーからグレイのインに入り、そのままビタビタで合わせきって1本目のグレイをうわまわるアドバンテージを獲得。優勝を決めた。

  • Best 4 Battle !!

    小橋 正典 [ PS13 ] vs 脇 敬朗 [ S14 ]

    第1戦と第2戦ではいいところなしだった脇敬朗(写真右)は得意のエビスで完全復活! 小橋と対戦したベスト4では、先行時に大きく流されて敗退してしまったものの、後追い時にはビタビタに寄せる攻めた走りで観客を沸かせた。

  • Best 4 Battle !!

    平島 明 [ PS13 ] vs Andrew Gray [ JZX100 ]

    金曜日にエビスを初走行した平島明は前日に開催したD1東日本シリーズでも優勝して絶好調。D1SLシリーズの追走でも絶妙のポジショニングで最終コーナーから飛び出して勝ち上がったが、グレイと対戦したベスト4では入り込みからの戻りで敗退。しかしランキングは3位までポジションアップした。

  • Best 8 Battle !!

    久保川 澄花 [ RPS13 ] vs Andrew Gray [ JZX100 ]

    D1レディースリーグで優勝した久保川澄花(写真右)も追走で絶好調。おなじくエビスを得意とするグレイとの対戦では降り出し遅れのミスで敗退したが、それまでの後追いはすべてホームストレートから入り込む接近度を決めてきた。

  • Best 16 Battle !!

    吉村 允識 [ S15 ] vs 畑中 真吾 [ JZX90 ]

    ベスト16追走トーナメントに吉村允識、水野俊彦、水野昌彦と、3名もの選手が進出した3UP。残念ながら全員がベスト16で敗退してしまい去年の水野俊彦のような活躍は見られなかったが、単走8位通過で9位入賞した吉村を筆頭に、エビスでの強さを印象づける存在だった。

Rd.3 WINNER

小橋 正典

Team ORANGE with MSP
シルビア [ PS13 ]


 超うれしいですね。最近ちょっとマシントラブルも多かったんですけど、今回いろいろ対策もしてきたし、とにかく練習をしてきました。追走の練習を弟子とやってきました。エビスには金曜日から入ってたんですけど、何回か走ってシャシーのセットも決まって、おとついからなにも変えてないんですよ。エアすら変えてなくて、ぜんぜん毎回おなじような走りができたんで、調子はよかったですね。
 追走ではベスト16でシフトミスでして、それで「ちょっと気合いが足りないなぁ。気合いを抜きすぎだなぁ」と思いまして、そこで自分の気持ちを切り替えることができましたね。
 (決勝は?) アンディ、パネエっすね。ほかのひとと走ってるのを見てたんですけど、速かったですね。だから、とりあえず全開で行きました。でも楽しかったです。ほんと楽しんで走ってました。自分が前のときは、もう後ろのことはなにも考えずに走って、自分が後ろのときはガッツリ入るっていう。まぁ、この勢いにまかせて、次も行きたいッスね。ランキングも一気にジャンプアップできたんで、トップを狙って行きたいですね。

  • The 2nd Place

    Andrew Gray [ JZX100 ]
    powervehicles with EBISU

    今日は優勝したかった。でも、あれ以上の走りはムリと思う。3回走ったでしょ。もっといいのはムリと思う。勝ちたいけど。マサノリくんは速い。いっしょに走ったのはすごい楽しかった。

  • The 3rd Place

    平島 明 [ PS13 ]
    TKL & REMS with D-MAX

    (準決勝の後追いは?) けっこういいかんじに入れてたんで、そこから審判席前から2コーナーまでがまんするだけだなって思ってたんですけど、あんがいアンドリューの角度がけっこうキツくて。それにつられて角度が足らなくなったかんじですね。悔しいです。

  • The 4th Place

    脇 敬朗 [ S14 ]
    AQM+ FINAL KONNEXION with KENDA

    (準決勝の後追いは?) 1コーナーでちょっと離れちゃったんですよ。で、内側から入って並んでいって待てないんで、さっさと引いて向き変えたらポールが見えてきて、それでポールをはじいちゃったっていうかんじです。

Rd.3 RESULTS

最終順位

Pos. No. Driver Team Car Color Point
1 15 小橋 正典 Team ORANGE with MSP PS13 オレンジ 25
2 19 Andrew Gray powervehicles with EBISU JZX100 21
3 11 平島 明 TKLREMS with D-MAX PS13 18
4 27 脇 敬朗 AQM+ FINAL KONNEXION with KENDA S14 16
5 16 久保川 澄花 GARAGE-1 with Agent K RPS13 13
6 46 菅田 政宏 石川電気水道工業 WAKO'S S14 オレンジ 12
7 14 新見 理恵 GOODYEAR Racing ★ ひだまり歯科 with Garage Cronos ER34 11
8 17 畑中 真吾 hurry.s with yakara works JZX90 10
9 35 吉村 允識 3UP S15 8
10 47 水野 俊彦 3UP RPS13 7
11 5 齊藤 悠史 齊藤鈑金 茂原ツインサーキット with WAKO'S S15 6
12 24 山口 孝二 G-meister S14 5
13 36 増田 和之 Team Kazama with 伊藤オートサービス JZX100 4
14 18 黒井 孝真 ORIGIN Labo. RACING with GOODYEAR & M-BROS S15 ピンク 3
15 21 笠原 雅暉 Team マサキ S14 2
16 28 水野 昌彦 3UP S14 1

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