石川が優勝して単独首位に！

高木が圧巻の走りで1位！

Tanso 1st Place

高木美紀 ( ORIGIN Labo. with R･Y･O with pink★style ) シルビア [ PS13 ]

高木は1本目に、D1ストリートリーガルシリーズでもじゅうぶん通用するような走りで98点台を出したあと、2本目にはさらに高得点を目指して攻めた走りを見せたが、それは成功しなかった。
Tanso 2nd Place

石川紗織 [ S14 ]
Tanso 3rd Place

田村幸子 [ S14 ]

単走決勝では6名が脱落！
　このラウンドはエントリーが多く、14名が出走。6名が単走で脱落するというD1LLにしては厳しい戦いとなった。やはり中部から関西の地元ドライバーは強さを発揮したが、それ以外の選手のがんばりも見られた。単走で敗退したのは、まだクルマのコントロールがままならない面も見られる選手。アウトインアウトのドリフトが形にできた選手が追走トーナメントに進出できた。
　そのなかで、一昨年のチャンピオンであり、ここをホームコースとしている高木は、高い車速からするどい振りを見せ、攻めた走りで1位通過。全体を高い完成度でまとめた石川がそれにつづいた。いっぽうこのコースを得意としているはずの中塚は1本目にミスをしてしまい、2本目は慎重になりすぎたのか振りきれずに流されて敗退となってしまった。

Pick Up It !!

渡辺真美 [ JZX100 ]

初出場の渡辺は数少ないツアラーV乗りのなかでもトップの得点を叩き出す。1本目の得点は96.75点で8位。ギリギリながら追走進出を決めた。
Pick Up It !!

中塚史帆子 [ S14 ]

ひさびさの出場だが、ホームコースということもあって活躍の期待された中塚だったが、1本目はミスって68.00点。2本目はプレッシャーにやられたか、わずかにボーダー得点をうわまわれず敗退した。
Pick Up It !!

塚本奈々美 [ S14 ]

ランキング2位の塚本はチャンピオン争いのために、なんとしてもポイントを獲得したいところだった。しかし1本目にミスると、2本目はさらに攻めたがクラッシュ！　追走進出は叶わなかった。

単走決勝結果

Pos.	No.	Driver	Car	Best Ave.	2nd Ave.
1	4	高木美紀	PS13	98.60	69.00
2	3	石川紗織	S14	98.40	97.95
3	15	田村幸子	S14	97.95	97.55
4	1	岩本明日和	PS13	97.85	97.55
5	10	白井麻耶	PS13	97.70	97.65
6	5	岩崎沙織里	PS13	97.00	67.00
7	8	草谷江利子	PS13	96.90	95.75
8	14	渡辺真美	JZX100	96.75	96.60
▲ 追走トーナメント進出 ▲

Pos.	No.	Driver	Car	Best Ave.	2nd Ave.
9	9	中塚史帆子	S14	96.55	68.00
10	6	粟野如月	JZX100	96.55	66.00
11	12	笠原弓枝	S15	96.50	96.45
12	11	藤田恵理沙	JZX100	95.75	95.50
13	7	城崎明日香	RPS13	77.00	67.00
14	2	塚本奈々美	S14	68.50	65.50
-	13	大渡清美	-	RETIRE	-

高木美紀

ORIGIN Labo. with R･Y･O with pink★style
シルビア [ PS13 ]

　いやーもう1本目は抑えて行って、昨日失敗してるんで、1本目は無難に行く走りで。昨日は2本とも最終コーナーでシフトミスしてたんで、そこを気をつけて走りました。そこはうまくいってホッとしてました。
　1本目には抑えて点をとりに行く走りをして、2本目はもうちょっと点をとりたかったんですけど、ちょっと失敗してしまって。まぁ、でも1本目無難に行けてよかったです。

石川が接近ドリフトで高木に勝利！

Final Battle

高木美紀シルビア [ PS13 ] vs 石川紗織シルビア [ S14 ]

石川は先行時にも大きなミスなく安定した走りを見せ、後追いでは相手をとらえた近い距離のドリフトでアドバンテージをとって優勝した。

ベテランが勝ち上がる展開に！
　ベスト8は、後追いにまわるとミスをしてしまう選手が多いなか、やはり優勝経験のあるドライバーが強さを見せた。とくに岩本と石川は近い距離のドリフトで勝負を決めた。
　ベスト4に勝ち上がったのは、高木、岩本、岩崎、石川の4名。元チームメイトである高木vs岩本は、イーブンで迎えた2本目、最終コーナーでの岩本のシフトミスで高木が接触してしまって加速できず、高木の勝ちとなった。岩崎vs石川は石川が近いドリフトを見せ、岩崎にミスもあって石川が勝った。
　決勝は高木vs石川、一昨年と昨年のチャンピオン対決だ。1本目は高木が先行、高木もいい走りを見せたが石川がそこに近い距離で合わせてアドバンテージを獲得する。2本目、高木は、オーバーランぎみになって壁に接触。ドリフトは続けたが、石川の勝ちとなった。

Best 4 Battle !!

高木美紀 [ PS13 ] vs 岩本明日和 [ PS13 ]

1本目の走行は両者にミスなくイーブン。2本目は先行の岩本が最終コーナーでシフトミス。そこに高木が接触して振り出せず、高木が勝ち上がった。
Best 4 Battle !!

岩崎沙織里 [ PS13 ] vs 石川紗織 [ S14 ]

1本目は先行の岩崎もわるくはなかったが、石川が0.5のアドバンテージ。2本目は後追いの岩崎がちょっと無理をしたのか、審判席まえで流されてしまう。石川が決勝進出を決めた。
Pick Up Battle !!

田村幸子 [ S14 ] vs 岩崎沙織里 [ PS13 ]

単走を3位通過した田村は1本目をイーブンで折り返す。しかし２本目、後追いの田村は離されたことに焦ったか1〜2コーナーで小さくなってもどってしまう。これが決め手となって岩崎が勝ち上がった。

石川紗織

Team ZEUS×HOKKORINGO
シルビア [ S14 ]

　今回トーナメントのラダーが、最初が江利子ちゃん、次が沙織里ちゃん、でその次が美紀ちゃんだったじゃないですか。けっこう上手なので、ふつうにインターを走るみたいなかんじで行きました。練習走行ではなかなか走れないので楽しんでましたね。
　今年からニューマシンになって、少しずつ改良してくださって、今回の3日間のラウンドでまたさらに改良してくださって、すごく乗りやすくなったんですよ。第1戦はちょっと探り探り乗ってるかんじが強かったんですけど、今回は信頼してハンドルを握れるようなクルマになってきたんで、それが走りにも出たかなっていう気がします。

The 2nd Place

高木美紀
ORIGIN Labo. with R･Y･O with pink★style
シルビア [ PS13 ]

決勝はもうすべてミスったかんじですね。最終出て行くときにはもう後れちゃったかんじで、それでオーバースピードで入ったかんじです。去年も負けたんで、もう次はやります！
The 3rd Place

岩本明日和
Team ZEUS×HOKKORINGO
シルビア [ PS13 ]

(準決勝は)シフトミスして、ニュートラルになって、で、入れ直したけど入らず、申し訳ないです。自分のミスです。あれは。悔しいけどしかたないですよね。自爆ですね。悔しいです。次間瀬ですよね。間瀬は優勝します！

最終順位

Pos.	No.	Driver	Team	Car	Color	Tire	Point
1	3	石川紗織	Team ZEUS×HOKKORINGO	S14	黄	TY	15
2	4	高木美紀	ORIGIN Labo. with R･Y･O with pink★style	PS13	ピンク	FD	11
3	1	岩本明日和	Team ZEUS×HOKKORINGO	PS13	赤	TY	8
4	5	岩崎沙織里	梶原家 with NAUGHTY and KRC	PS13	黄	NK/KD	6
5	15	田村幸子	RS MAEHARA with SPEED MASTER	S14	ピンク	TY	4
6	10	白井麻耶	MORE DRIVE with R･Y･O	PS13	ピンク/紫	NK/KD	3
7	8	草谷江利子	RYO JAPAN and KRC with 梶原家	PS13	黄/赤	NK/KD	2
8	14	渡辺真美	GARAGE FLUX with 走りたがーる	JZX100	白	FD/KD	1

タイヤ＝ TY:トーヨータイヤ　GY:グッドイヤー　DL:ダンロップ　BS:ブリヂストン　WA:ワンリ　FK:ファルケン　YH:ヨコハマ　ZT:ゼスティノ　FD:フェデラル　ATR:ATRラジアル　NK:ナンカン　GR:グッドライド　WL:ウエストレイク　MX:マキシス　PS:ピンソ　CO:コルサ　JR:ジョイロード　HF:ハイフライ