D1GP RD.9 エビス 詳細レポート

結果速報:2022年11月13日(日)19時
詳細レポート:2022年11月15日(火)10時

2022年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第9戦
■コース:エビスサーキット・西バンクコース
■コースコンディション:ドライ
■来場者数:2,959名(3日間合計)

第8戦に続き最終戦は末永が優勝!
横井が3度目のシリーズチャンピオンに輝く!


第9戦 単走

Tanso 1st Place
蕎麦切 広大
SHIBATA RACING TEAM SHIBATIRE
INFINITI Q60 (Q60)
Tanso 2nd Place
川畑 真人
GR86 (ZN8)
Tanso 3rd Place
末永 正雄
SILVIA (S15)

蕎麦切シーズン単走3勝めもタイトルに届かず

 第9戦は前日におこなわれた第8戦とおなじコース設定。選手たちも慣れてきたのかバンクの指定通過ゾーンに対しての調整が減って、得点もやや上がった。

 まず最初に走行した松山が98.14点をマークするが、Bグループで走行した前日の勝者・末永が98.24点でトップに立つ。そしてCグループでは蕎麦切が1本めに勢いのある振り出しから平均速度の高いドリフトを見せて98.75点を叩き出す。そのあとに川畑がクイックな振りと大きい角度の進入を見せて98.66点を獲得した。川畑は蕎麦切を上まわることはできなかったが、これで2番手に入る。

 けっきょくこのふたりの得点をうわまわる選手は出ず、蕎麦切が2戦ぶりの単走優勝。川畑が単走シリーズでの逃げ切りに成功し、GR86投入初年度で単走シリーズチャンピオンを獲得した。

前日の単走ウィナー齋藤(太)は、1本めに155.9km/hを出したが流されて96点台。2本めは高得点を出したが、4位にとどまった。
前日はマシントラブルで走れなかった松井。この日も熱害の影響でトラブルを抱え、本来のパワーが出せず、単走で敗退となった。
前日はプロペラシャフトのトラブルで走れなかった秋葉だが、この日も同様のトラブルに見舞われ、2日間とも出走できなかった。
18インチタイヤに変更してリズムを崩し、前日は単走敗退となっていた岩井だが、なんとか走りをまとめて15位で単走を通過した。
開幕戦では追走に勝ち上がった齋藤(真)だが、このコースでは全体的に車速も低く、得点が伸びないまま2日とも敗退となった。
開幕戦以来の参戦となった中田は、前日は単走で敗退したものの、この日は減点をなんとか抑え、16位ぎりぎりで追走進出を果たした。
Pos.Gr.No.DriverMachineBest Score2nd Score
1C31蕎麦切 広大Q6098.7598.29
2C88川畑 真人ZN898.6680.80
3B46末永 正雄S1598.2496.70
4D87齋藤 太吾A9098.2396.65
5A77松山 北斗A9098.1497.97
6D52北岡 裕輔JZX10097.7691.64
7D79目桑 宏次郎RPS1397.5095.58
8A66藤野 秀之ZN897.3893.24
9C70横井 昌志S1597.1692.83
10B98ヴィトー 博貴PS1396.9395.29
11C2田中 省己S1596.6695.03
12A99中村 直樹PS1396.6595.82
13B56森 孝弘RPS1395.9682.48
14D90手塚 強A9095.9292.48
15A51岩井 照宜FC3S95.4091.02
16B30中田 哲郎JZX10095.0393.77
17A16山口 孝二S1595.0393.76
18A7松井 有紀夫FD3S94.8191.77
19D38下田 紗弥加S1594.76
20C84波紫 聖和S1594.3693.49
21D15植尾 勝浩RPS1394.1093.71
22B78上野 高広GSC1093.5485.28
23A33笹山 栄久JZX10093.4693.46
24C97齋藤 真一郎A9085.0269.17
B69秋葉 瑠世S15DNS 
C27茂木 武士S15DNS 

第9戦 単走優勝

蕎麦切 広大

SHIBATA RACING TEAM SHIBATIRE
INFINITI Q60 (Q60)

 練習はちょっと苦戦してました。思ったより点が出てなくて。特に、バンクの4セクが手前で振り返してサイドで伸ばしちゃうっていうような走らせかたをしちゃったんで点数出なくて、それをどんどんなくしていこうというようにずっとやってきて、完璧ではないですけど、だんだんできてきたかなって感じです。

昨日もちょっとずつできてきてたんですけど「翌日もあるしな」とかいろいろ考えちゃって攻めきれない部分があったんですけど、それですごい痛い失敗をしたのもあったから、今日はもう最終戦で明日もないんで、思い切り行こう、みたいな感じでした。

(前日と変えた部分は)4セクのバンクのところは、振り返すタイミングを奥に、遅くして、思い切り行こうっていうことだけを考えてました。今日はそれが……まだもっと奥でも行けるはずですけど……でも徐々によくなってきたかなって感じです。

(1本めは何割ぐらい?)あれは8.5割ぐらいです。オートポリスのときは7割ぐらいの感じだったんですけど、もうちょっと頑張らないと点数出ないなって感じだったんで8.5ぐらいで。それがある程度は狙いどおりできました。2本めはあの1本めの走りを安定させていきたいんで、同じように走ろうって感じで走ったらちょっと下がったけど、98.3はとりあえず出たんで、まあまあ安定してるかなっていう感じでした。

(単走優勝して)このクルマとタイヤが、オートポリスだけに合ってたわけじゃないんだなっていう確認もできたし、どのコースを走ってもクルマの調子は格段によくなってます。ホント来年につながる1戦になるかなと思います。


第9戦 追走トーナメント

Semi Final Battle
横井 昌志 (S15) vs 中村 直樹 (PS13)
長年のライバル同士の対戦は、中村が前に出ぎみの先行から横井のインに入ったが、引ききれずに接触してしまった。

横井のチャンピオン決定後に途中終了

 シリーズ首位の横井の単走順位は9位で単走順位のシリーズポイント加点なし。いっぽうシリーズ2位の川畑は単走2位で3ポイントの加点。これで川畑は少し差を詰めた。

 その横井はベスト16で強敵•藤野と対戦したが、藤野のミスにも助けられて辛勝する。いっぽうランキング2位の川畑と同3位の中村もベスト8に勝ち上がった。

 そしてベスト8、横井は蕎麦切に勝利し、この時点で中村がタイトル争いから脱落。さらにヴィトーと対戦した川畑が、先行時のミスでヴィトーに敗北。この時点で横井の3回めのシリーズチャンピオン獲得が決まった。

 ベスト4に勝ち上がったのは横井、中村、ヴィトー、末永。まず横井と中村が対戦した。1本め横井が先行。後追いの中村はビタビタに接近していたが、バンク出口の振り返しで引ききれず接触してしまう。これにより中村の車両は走行不能になった。

 この接触時に中村の車体から飛んだ部品が観客に当たってしまった。観客の救護のために時間がとられた後、すぐに同様のアクシデント防止の対応をして競技を再開することが困難との判断から競技は終了となった。

 規則にしたがって、ベスト8終了時点での競技終了というあつかいになり、この大会の1~4位の順位は単走の成績によって決定された。末永が優勝で横井が2位。ヴィトーが初の3位入賞となった。ただし獲得ポイントはベスト4進出選手全員が4位のポイントを取得する。

 なお、怪我をした観客は救急車で病院に運ばれ治療と検査を受けたが深刻ではなく、当日中に帰宅している。

Pick Up Battle
末永 正雄 (S15) vs 北岡 裕輔 (JZX100)
ベスト8。後追いの1本めでリードしていた北岡は、先行時に振り出し後れで大きく減点されて敗退。ミッションの不調でギヤが入らなかったという。
Pick Up Battle
蕎麦切 広大 (Q60) vs 横井 昌志 (S15)
ベスト8。横井を追い詰めた蕎麦切だったが、最後のヘアピンでプッシュしてしまい2台とも失速。蕎麦切の減点が大きく、横井の勝ちとなった。
Pick Up Battle
齋藤 太吾 (A90) vs 中村 直樹 (PS13)
ベスト8の1本め。先行の齋藤が進入でタイヤをダートに落とすミスをしていたこともあって、中村は齋藤に追突してしまった。
Pick Up Battle
川畑 真人 (ZN8) vs ヴィトー 博貴 (PS13)
川畑は1本めの先行時にバンクでハーフスピンぎみに失速。後追いのヴィトーを失速させてしまったことで減点され、負けとなった。
Pick Up Battle
藤野 秀之 (ZN8) vs 横井 昌志 (S15)
ベスト16。藤野は後追いから近いドリフトを見せたが、バンクの出口でまっすぐぎみになってしまう場面がありその減点で横井に敗れた。
Pick Up Battle
松山 北斗 (A90) vs 中村 直樹 (PS13)
ベスト16。松山はスピードで中村より優位に立っていたが、フィニッシュライン近くでのコースはみ出しなどによる減点で負けとなった。

第9戦

末永 正雄

D-MAX RACING TEAM
TEAM D-MAX S15 SILVIA 2JZ 3号機 (S15)

 今日も自信はあったんですけど、やっぱりみんなから「勝った次の日すかぶる(空振る)のがおまえ」「ほかにもそういうひといたよね」みたいな話を言われ、すごく緊張はしましたけど、それでも、昨日の単走の自分のズッコケがあまりにもひどかったんで。今日はきっちりまず単走を納得して走れてダメならしょうがないと思って、自分なりの走りをして、1本めは無難に通る点数。2本めちゃんと攻めてなりの点数が出せたのが、今回のこの結果につながったんじゃないかなって思ってます。

 昨日が初めてのコースなので、みんなが走行本数はイーブンだったじゃないですか。そのなかで昨日決勝まで行ってるぼくはひとより走ってるっていうアドバンテージは絶対的にあったと思うんですよね。それでいろいろとリカバリーというかちょっと失敗してもなんとかDOSS点をそんなに落とさずに出すことができたんじゃないかなっていうのも、今日の強みだったと思います。

 (追走の戦いかたもつかんでいた?) つかんでたんですけど、今日の戦いに関しては自分的には先行にミスがあって、後追いが走りづらい対戦が多かったようにかんじて、あんまり納得いく走りじゃなかったかなと思ってます。最終的には決勝で横井くんと戦ってそのときに100%の走りを出せればっていう思いで戦ってた途中で終わってしまったっていう状況です。

 (シーズン後半に調子が上がってきたが?) シーズン中盤で逆に沈んだっていうのがぼくのなかではしっくりくると思うんですけど、クルマに対して自分なりにいろいろセットアップしてて、ちょっとうまくいかなかったりとかハマった部分があって、そこを横井くんとチームに、マシンのほうもバージョンアップしていただいて、それが最終戦の今回すごくしっくりハマったような気がします。ありがとうございました。


第9戦 2位

横井 昌志
D-MAX RACING TEAM

第9戦 3位

ヴィトー 博貴
TEAM紫 TOPTUL × VALINO TIRE

第9戦 優勝チーム

D-MAX RACING TEAM

第9戦 ベストメンテナンス

D-MAX RACING TEAM

※上位選手のコメントはD1ファンクラブ公式サイトの会員限定記事(近日公開)で読むことができます。


第9戦 最終順位&ポイント

Pos.No.DriverTeamMachineTsuiso PointsTanso Points
146末永 正雄D-MAX RACING TEAMS15162
270横井 昌志D-MAX RACING TEAMS1516 
398ヴィトー 博貴TEAM紫 TOPTUL × VALINO TIREPS1316 
499中村 直樹TMAR × TEAM紫PS1316 
531蕎麦切 広大SHIBATA RACING TEAM SHIBATIREQ60134
688川畑 真人TEAM TOYO TIRES DRIFTZN8123
787齋藤 太吾TMARA90111
852北岡 裕輔TEAM MORIJZX10010 
977松山 北斗TMARA908 
1079目桑 宏次郎Freem TEAM G-meisterRPS137 
1166藤野 秀之TEAM TOYO TIRES DRIFTZN86 
122田中 省己VITOUR RACING SEIMI STYLE DRIFTS155 
1356森 孝弘VITOUR Racing GP SPORTSRPS134 
1490手塚 強横浜トヨペット × 俺だっ!レーシングA903 
1551岩井 照宜RS WATANABE SPEED MASTER BUY NOW JAPANFC3S2 
1630中田 哲郎TEAM TNRJZX1001 
※ D1グランプリシリーズ規則 13. 4) ③ に従い、ベスト4進出者は全て4位のポイントを付与する

第9戦 単走順位&ポイント

Pos.No.DriverTeamMachinePoints
131蕎麦切 広大SHIBATA RACING TEAM SHIBATIREQ6020
288川畑 真人TEAM TOYO TIRES DRIFTZN816
346末永 正雄D-MAX RACING TEAMS1515
487齋藤 太吾TMARA9014
577松山 北斗TMARA9013
652北岡 裕輔TEAM MORIJZX10012
779目桑 宏次郎Freem TEAM G-meisterRPS1311
866藤野 秀之TEAM TOYO TIRES DRIFTZN810
970横井 昌志D-MAX RACING TEAMS158
1098ヴィトー 博貴TEAM紫 TOPTUL × VALINO TIREPS137
112田中 省己VITOUR RACING SEIMI STYLE DRIFTS156
1299中村 直樹TMAR × TEAM紫PS135
1356森 孝弘VITOUR Racing GP SPORTSRPS134
1490手塚 強横浜トヨペット × 俺だっ!レーシングA903
1551岩井 照宜RS WATANABE SPEED MASTER BUY NOW JAPANFC3S2
1630中田 哲郎TEAM TNRJZX1001

第9戦 チーム順位&ポイント

Pos.No.TeamDriverPoints
146D-MAX RACING TEAM末永 正雄10
270D-MAX RACING TEAM横井 昌志10
398TEAM紫 TOPTUL × VALINO TIREヴィトー 博貴10
499TMAR × TEAM紫中村 直樹10
531SHIBATA RACING TEAM SHIBATIRE蕎麦切 広大6
688TEAM TOYO TIRES DRIFT川畑 真人6
787TMAR齋藤 太吾6
852TEAM MORI北岡 裕輔6
977TMAR松山 北斗3
1079Freem TEAM G-meister目桑 宏次郎3
1166TEAM TOYO TIRES DRIFT藤野 秀之3
122VITOUR RACING SEIMI STYLE DRIFT田中 省己3
1356VITOUR Racing GP SPORTS森 孝弘3
1490横浜トヨペット × 俺だっ!レーシング手塚 強3
1551RS WATANABE SPEED MASTER BUY NOW JAPAN岩井 照宜3
1630TEAM TNR中田 哲郎3
※ D1グランプリシリーズ規則 13. 4) ③ に従い、ベスト4進出者は全て4位のポイントを付与する

2022年シリーズチャンピオン

横井 昌志

D-MAX RACING TEAM
TEAM D-MAX S15 SILVIA 2JZ 4号機(S15)

 (チャンピオン決定の瞬間は)まぁちょっと(川畑選手の)相手が新人のコだったので、なかなか川畑さんに勝つのは厳しいだろうなと思って見ていたので、ボク的にはもう次をいかなきゃいけないという心の準備をしてたんで、どっちかっていうと「あっ、ラッキー」みたいなかんじで終わっちゃったので、今日はほんとツキがあったいちにちだったかなと思います。

 (過去2回のチャンピオン獲得とちがったところは?) 今年は優勝も1回しかなかったし、最後のほう、このエビスに関してはいいところを見せれなかったので、3回中イチバン実感がない1回になっちゃったかなと思うんで、また2連覇目指して完全優勝したいと思います。まぁ来年お台場もあるので、お台場のたくさんのお客さんのまえでシリーズ優勝を発表されるのが楽しみなので、来年を見据えていまからがんばりたいと思います。

 (今シーズンうまくいったことは) いつも単走は練習からしっかりできてて、ちょっと決めれなかったこともあるんですけど、つねにポイントはとりにいけてたので、あるていど自分に自信を持って走れて、いちおう点数が出てたってことがよかったんじゃないかなって思います。あと追走に関しては自信があるので、自分を信じて走るだけ、というかんじでした。

 (3回めのチャンピオン獲得ですが次の目標は?) そうですね。もちろんまだまだドライバー人生はあると思っているので、まだ2連覇も目指してがんばりたいと思ってますけど、ボクは若手のD1ライツのほうの監督もしてまして、チーム持ってますので、若手の育成も考えながらやっているので、そういう将来も見据えて、自分がチームD-MAXの運営をやれるような流れも自分は考えてまして、どのタイミングかわからないですけど、下から上がってくる若い子を育てていきたいな、とは思ってます。


2022年シリーズ2位

川畑 真人
TEAM TOYO TIRES DRIFT

2022年シリーズ3位

中村 直樹
TMAR × TEAM紫

2022年シリーズ4位

末永 正雄
D-MAX RACING TEAM

2022年シリーズ5位

北岡 裕輔
TEAM MORI

2022年シリーズ6位

藤野 秀之
TEAM TOYO TIRES DRIFT

2022年シリーズ7位

蕎麦切 広大
SHIBATA RACING TEAM SHIBATIRE

2022年シリーズ8位

松山 北斗
TMAR

2022年シリーズベストメンテナンス

TEAM MORI

2022年ルーキーオブザイヤー

ヴィトー 博貴
TEAM紫 TOPTUL × VALINO TIRE

※上位選手のコメントはD1ファンクラブ公式サイトの会員限定記事(近日公開)で読むことができます。


2022年単走シリーズチャンピオン

川畑 真人

TEAM TOYO TIRES DRIFT
TEAM TOYO TIRES DRIFT GR86 (ZN8)

 (今日はまた1本めに失敗) 自分的には100点狙いで走ってぶっちぎってやろうと思ったんすけど、ちょっとうまくいかなかったですね。でも、2本めも攻めたんで、100点に届かないにしてももう高得点を狙おうと思ってました。それぐらいいける自信というか手応えは練習からあったんで。

 (今季はあまり2本の組み立てがうまくいっていなかったが?) そうなんですよ。追い込まれてからの走りなんで、本来ならもっといい……2本めってどうしてもちょっと安パイになっちゃうので、1本め決まってれば2本め攻めれるんすけど、まぁそこがちょっと悔やまれるところなんすけど、ある意味ちょっと抑えた得点でチャンピオンを獲っちゃった、そんなかんじの流れですね。けっこう安定して高得点はとれてたと思いますけど。まぁ、すべてが追い込まれた2本めっていう、そんなかんじです。メンタル的には強くなりました(笑)。


2022年チームシリーズチャンピオン

D-MAX RACING TEAM

濵川拓也監督

 ホッとしてます。今シーズンは本当疲れました。なんか練習、単走で乗れてるにもかかわらずなかなか上に行けないっていうのが続いて、このエビスラウンドも練習ではすごいいい点が出てるんですけど、成功率が悪くてやっぱ本番でも成功率の問題とプレッシャーで、なかなか……それでも土曜日に関しては(末永)正雄がうまくチーム力として助けてくれたんで、なんとかシリーズ獲ることができたんですけど。

 (コンスタントにポイントは取れてた?) そうですよね。ありますね。チームで盛り上げていく……どっちかがダメなときにどっちかがポイントを確実に取ってチームのシリーズも取れたっていうのも大きかったと思います やっと3年かかってやっと正雄が納得いく結果を出してくれたんですごいうれしいですね。

 (クルマの大きいトラブルもなかった?) 正直ベストメンテナンス賞をはじめて今回もらったんですけど、もうほぼトラブルなく走れて。メカニックも精鋭たちががんばってくれたんで、現地でトラブってもきっちり直してくれて、きっちり走れる状態まで持っていってくれたっていうのも大きいですね。

 (3回目のチャンピオンで過去とちがうところは?) 前回のシリーズは前半ポイントとってあと全部予選落ちでシリーズ獲った感がなくて、今回は、なんかシリーズ獲るのにこんな苦労するんだなっていう実感がやっと得れたシリーズかな、と思います。


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