粂哲也がD1GPに復活!

BUZZBREAKってのは去年からRCドリフトの世界に彗星の如くデビューしたパーツブランド。プロモーションを兼ねて2024年のD1GPに三好隼人選手(GR86で)を擁してチーム参戦していたんだけど(シリーズランキング19位)、ここにD1GPを1年間休止していた粂哲也選手が加入することが決まった。


1年ぶりの競技ドリフト復帰の粂選手は、2018年にD1ライツでシリーズ2位になってからすぐにD1GPにステップアップせず、前線で戦えるマシンを製作するために4年間活動を休止、2023年に満を持してD1GPにチームヒラノタイヤとしてフル参戦。第3戦&第4戦(筑波)、第6戦(エビス)では予選通過しシリーズランキング22位(写真下は筑波戦)。写真上は去年のカーショーに展示した状態で、いちどはプライベートで所属しているマインドコントロールカラーに戻したが、ここから今年用のBUZZBREAKカラーになる。

三好隼人選手はD1ライツ時代にR34の名手として有名だったけど、D1GPにステップアップすると同時にGR86にチェンジ。もともと笹山栄久選手が乗っていた車両。毎戦セットアップに苦戦していた印象だったけど、本人はそれも承知で「今年はセットアップの年で、2025年からが本番」とよく言っていた。しかし最終戦のお台場で今年初の予選通過、そしてあれよあれよと3位入賞という大活躍を遂げたのは記憶にあたらしいところ。
米内寿斗選手との勝負も注目!
粂選手は「学ドリチャンプが活躍していますけど、ボクも学ドリ2013年の東大会チャンプ。東西統一戦で戦った米内くんに負けていられません」と早くも気合いじゅうぶんだ。下の写真はドリフト天国主催の「全日本学生ドリフト王座決定戦2013」の表彰式で、東西統一王者が今やD1GP選手の米内寿斗選手、2位が東大会で米内くんを破り優勝したが、東西統一戦でリベンジされた粂くん。ついに今年このふたりがD1GPの舞台でしのぎを削ることになる。

お詫び:2月5日にアップした記事に誤りがあったため、訂正して再掲載します。ご迷惑をおかけしたみなさまに深くお詫びいたします。