D1ライツ RD3 名阪 詳細レポート

2026 D1 LIGHTS SERIES RD.3 MEIHAN
2026年D1ライツシリーズ第3戦名阪
開催日:2026年6月6日(土)
会場:名阪スポーツランド(奈良県)
司会進行&実況&解説:鈴木学/駒崎亮介
審判員:神本寿/古口美範/寺町邦彦
コースコンディション:ドライ
 延動員数:1,069名(3日間合計)

第3戦 単走決勝

Tanso 1st place
デュナラム・ケーシ
BURST
S13 SILVIA [PS13]
Tanso 2nd place
五十嵐 剛
Silvia [S15]
Tanso 3rd place
安藤 直輝
Laurel [C33]

完璧な走りでケーシーが史上初の100点獲得!

 第3戦の舞台は近畿地方のドリフトの聖地・名阪スポーツランド。例年この大会では2連戦をコースを若干変更して行うが、今季第3戦は、昨年の第7戦と同様、2コーナーをヘアピンのように使う、名阪スポーツランドでの多くの大会と同様のレイアウトで行われた。

 通過指定ゾーンは前年度同様に、最終コーナーの手前、ストレートエンドのアウト側、審査席前のアウト側、そして2コーナーのイン側と、計4ヵ所に設けられた。

 いっぽう従来このコースは、ストレートでのスピードを重視するあまり最終コーナーを浅い角度で出てくるドライバーが多かったが、今回からは最終コーナーもしっかり角度をつけて出てこないと大きく減点となることが通達された。

 名阪はふだんからドリフト走行が行われているため、地元ドライバーが強い傾向があるが、なかでもケーシーは1本目に少しフラつきがあったほかはほぼ完璧な走行で99.55点を獲得。そして2本目には振り出し位置、振りのするどさ、角度、アクセルワーク、安定性、ラインとすべての要素をそろえた走りをやってのけ、D1ライツ史上初となる100点を獲得。その後、五十嵐が99.00点、安藤(直)が98.50点をとったがケーシーには及ばず、ケーシーが昨年の名阪ラウンドに続けて単走優勝を決めた。

 なおポイントランキング3位の島袋、4位の中村(大)は走りを決められず単走敗退となった。


順位No.DriverCarBest2nd Best
137Dhnaram CaseyPS13100.0099.55
251五十嵐 剛S1599.0042.50
365安藤 直輝C3398.5097.00
499阿久澤 一幸ZN698.4097.85
569中村 健一S1498.2597.60
619浅野 潤一PS1398.2060.00
766瀬戸 大輔S1598.0096.65
87Rohab KhanS1597.6097.05
990伊藤 満紀JZX9097.5556.50
1011中川 尚隆S1597.5552.50
119藤尾 明仁S1597.4596.25
122中川 孝之RPS1397.4097.00
1349田中 光ER3497.3048.00
1436最上 弦毅S1597.1097.10
1548野口 英譲S1497.0595.65
1633辻 紳護武C3396.9596.20
▲ 追走トーナメント 進出 ▲
1741植村 真一JZX10096.8565.00
185竹田 和明S1496.8096.25
1916柳 晃司S1596.7596.70
2028Krupenkin AleksandrS1596.750.00
2132伊藤 充輝S1596.5595.90
2280Jin Tea WookBK96.5065.00
2368谷 光一PS1396.4096.00
248平田 健介S1496.4050.00
2540奥茂 祐真PS1396.2570.00
2617豊田 雄一郎GX10096.0595.70
2761鈴木 勇人RPS1396.0094.85
2888浅見 廉S1595.9057.50
2986近藤 善道AE8695.7594.60
3079中村 大介RPS1395.6594.90
314横田 卓三S1495.6045.00
3226熊谷 圭一郎RPS1395.5067.00
3352島袋 竜馬RPS1394.5065.00
3415齋藤 翔S1592.6522.50
3530小紫 知慧ZN689.0074.00
3644須黒 典高S1475.0047.50
3756森 孝弘ZC666.5055.00
3885吉田 時夢RPS1330.000.00
3946山本 アツヒトS15DNS
403三品 和希RPS13リタイア
4158谷本 真人S14リタイア

第3戦 単走優勝

デュナラム・ケーシ

BURST
Nissan S13 Silvia [PS13]

去年も単走優勝したけど、ハーフウェイトで99.4でした。今日は晴れやったので100点は予定してました。

去年シリーズ出てて、このクルマは4ヵ月走ってなかった。でも、でも今週は久しぶりに4回か5回、今週けっこう走った。練習のときから調子はいいかんじでバッチリでした。だから、自信は100%ありました。1本目も100パーで行ったけど、ちょっとだけシフトミス。でもスポッターから「99.55」って。それ聞いて、もう「絶対100点できる。シフトミスなければ」と思って、やりました!

中村直樹さんとか、名阪の地元のひと、北山さん、福山さん、藤尾さん、たくぞーさん(※横田卓三選手)とかの走りを昔からずっと見てて、で、そういう走りをやりたいって思っていて、やりました! 自分としては完璧です。 でも、100点はライツではたぶんなかったので、それはめっちゃくちゃほしかった。満足です。でもまだ終わってないです。これからがんばります。


第3戦 追走トーナメント

Final Battle
デュナラム・ケーシ[PS13] vs 浅野 潤一 [PS13]
1本目後追いの浅野は、ケーシーに対して比較的近い距離につけていたが、2コーナーを曲がりきれずに流されてしまった。対するケーシーは後追いでもするどい振りを見せて勝利した。

浅野がケーシーについていけず、ケーシーが初優勝!

追走の前には、先行時に意図的に角度を浅くするなどして“逃げモード”で走行した場合には大きく減点となることが伝えられた。

 ベスト16はおおむね単走順位が上位の選手が勝利し、ランキング2位の伊藤(満)はベスト16で敗れた。瀬戸vs中川(尚)の対戦は、瀬戸が先行時に流されたこともあって中川(尚)が勝利。安藤(直)vs最上の対戦は、先行時の安藤(直)の失速がひびいて最上が勝った。

 その最上はベスト8で再戦の末に浅野に敗北。ベスト4には、ケーシー、中村(健)、中川(尚)、浅野が勝ち上がった。

 準決勝最初の対戦はケーシーvs中村(健)。1本目後追いの中村(健)はストレートに出てきた時点で大きく離されてしまってポイントをとれない。いっぽうケーシーは後追で同時振りからビタビタの追走を見せて勝利した。

 準決勝もうひとつの対戦は中川(尚)vs浅野。1本目は先行の中川(尚)に一部ゾーン外しがあり、浅野がまずまず近いドリフトを見せて浅野がリード。2本目は後追いの中川(尚)が少し流される場面があり、浅野の2戦連続の決勝進出が決まった。

 決勝はケーシーvs浅野。1本目はケーシーが先行。100点級の走りを見せたケーシーに対し、浅野が審査席前で流されてしまう。2本目はケーシーが同時振りから近いドリフトを決めて、ケーシーが初のラウンド優勝を決めた。

 いっぽうポイントランキングでは首位を走る浅野は、2位の伊藤との差を16ptsに広げた。

第3戦 追走トーナメント


第3戦 優勝

デュナラム・ケーシ

BURST
Nissan S13 Silvia [PS13]

去年は土曜日が3位、日曜日2位と単走優勝。まだ完璧じゃなかったから、ずっと考えてリベンジいけました。名阪は、毎回走るたびに自信は上がる。クルマは完璧で、チームも完璧だから。やっぱり優勝できる自信はありました。

(大きいミスはなかった?)ベスト4かベスト8かな、たぶん2回ミッションオイルの温度上がって、たまにミスシフトして……でもなんとか入りました。それぐらいかな。それとゾーン1の後で少しもどった。でもそこはなんとかリカバーして。

(決勝は) やっぱり浅野サン上手すぎる。名阪たまに99点はあるけど、100点、100点、100点の走りは、すごくむずかしい。だから、浅野サンは一緒に走ってよかったです。自分としてはプラス10%くらいうまく走れました。それと楽しかった。やりたいことができました。気持ちよく走れました。このクルマの色で、中村直樹サンが先輩で、ずっと優勝とりたかった。やりました!


第3戦 2位

浅野 潤一

FEAT Racing × SPEED MASTER
S13 SILVIA [PS13]

(決勝は)まぁ、やれることはやったって感じですかね。ちょっと車両トラブルが決勝前にあって、リタイアも考えて、それでも走れただけ、まあよかったかな。あとはケーシーが今日はやっぱりちょっとレベルがひとつ上だったので完敗ですね。

(審査席前で流されたが)けっきょく裏の立ち上がりでちょっと失火してて離されちゃって、あわてて止まらなかった。流されちゃったって感じです。


第3戦 3位

中村 健一

KSファクトリー
はんぺん流 S14 [S14]

(3位という結果は)ちゃんとクルマがもってくれてよかったです、今回は。いつもなにかしら壊れるんで。クルマのおかげでもあります。

(後準決勝の敗因は)後追いで最終コーナー飛び出し手前で2速から3速に上げるんですけど、それが2速から5速に入っちゃって、おいていかれました。

第3戦 最終順位&ポイント

Pos.No/DriverTeamCarPoint
137Dhnaram CaseyBURSTPS1325
219浅野 潤一FEAT Racing × SPEED MASTERPS1321
369中村 健一KSファクトリーS1418
411中川 尚隆SHIBATIRE D-MAX 5ZIGENS1516
551五十嵐 剛GoGoRacingS1513
699阿久澤 一幸サンダーお兄さんレーシングZN612
77Rohab KhanR’NATIONS1511
836最上 弦毅HONEST D-MAX MCR Factory シバタイヤS1510
965安藤 直輝Flowmark・Moty’s・MAXENC338
1066瀬戸 大輔CrazyMax × PROCYONS157
1190伊藤 満紀Team Ito AutoJZX906
129藤尾 明仁MAC 誠のうどん N-STYLES155
132中川 孝之SHIBATIRE イナズマレーシング FREERIDERPS134
1449田中 光俺様STYLEER343
1548野口 英譲はるかぜレーシングS142
1633辻 紳護武プライベートワークス踏っ派C331

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