エビス戦は2世ドライバーの活躍に注目!

野村圭市&畑中夢斗 どちらが先に追走1勝目を挙げるか!?

 父親の影響でドリフトをはじめる若者が増えているが、そんな2世ドリフターのなかでサラブレッドと呼べる存在がこのふたり。言わずと知れたスーパースター「のむけん」こと野村謙の息子、野村圭市(28歳)と、初代エヴァンゲリオンGRスープラのドライバーを務めた畑中真吾の息子、畑中夢斗(22歳)だ。

 ふたりともD1ライツ出身で、まだD1GPでの追走勝利の経験がない。去年から参戦していて第7戦第8戦(オートポリス)で連続予選通過し、今年も第1戦(奥伊吹)で通過した畑中に対し、野村は今年から参戦しはじめまだいちども予選通過ならず。

 ちなみに父親のこれまでのD1GPにおける優勝経験は、野村謙が4勝(R34スカイライン)に対し、畑中信吾は1勝(JZX100マークⅡ)。ともにD1GP活動を休止して現在は息子のスポッターとしてバックアップしている。

 優勝めざして…はなかなかむずかしいと思うけど、まずは予選通過からの追走勝利。そのときの感動をいっしょに味わうためにも、現地で応援しようじゃないか!


野村圭市 (28歳) 福岡県福岡市
URAS RACING

【D1GP2024中間成績】
RD.1:単走22位 / RD.2:単走25位 / RD.3:単走33位 / RD.4:リタイヤ

DIライツには2019年から参加。当初は父親ゆずりのイメージでR34の4ドアだったが、2022年から2ドアにチェンジ。2023年にランキング8位でD1GP権を取得し、今年からステップアップした。車両はD1ライツ時代とおなじ個体だ。


畑中夢斗 (22歳) 北海道旭川市
DRIFT STAR Racing

【D1GP2024中間成績】
RD.1:単走10位 総合14位 / RD.2:単走31位 / RD.3:単走32位 / RD.4:単走27位

2020年に高校生でD1-A権を選考会にて取得。2021年からD1ライツに参戦し、翌2022年にはランキング17位でD1GP権を取得。2023年からD1GPにステップアップするも、初戦の奥伊吹では大クラシュでリタイヤ。しかし7、8戦オートポリスでは連続通過してシリーズランキング31位。今年の第1戦奥伊吹では予選を通過し、目桑と対戦して敗退している。

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