シリーズ屈指のロングコースで第3戦&第4戦開催！
6月28日(土)･29日(日)、茨城県の筑波サーキットにて開催されるTSUKUBA DRIFT。28日(土)は2025年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第3戦が、そして翌29日(日)には同シリーズの第4戦が実施されるデュアルファイナルズだ。
競技区間は昨年とほぼ変わらず、最終コーナーからスタートしてホームストレートに入ったところで振り出し、2度振り返してから1コーナーへ。そしてドリフトを維持しながらS字を通過し、第1ヘアピンを立ち上がったところでフィニッシュとなる。
D1グランプリが開催される会場のなかでも屈指の長い競技区間となっているため、ゾーンなどのポイントを抑えつつ、最後までミスなく走り切る集中力も要求されるコースといえるだろう。
開幕からの2戦を終えドライバーズランキング首位に立つのは、奥伊吹の2連戦で2連勝した目桑宏次郎選手だ。そして第1戦で7位、第2戦で準優勝した横井昌志選手が2位。第1戦で準優勝、第2戦で10位の村上満選手が3位と続いている。
ドライバーズランキングでは目桑選手が2位に16ポイント差と、やや抜け出している状態だが、単走シリーズランキングでは、30ポイントで横井選手が首位。目桑選手が28ポイントで2位、ポップ選手が27ポイントで3位と、大接戦の状態だ。
筑波では、このまま目桑選手が差を広げてしまうのか、それとも2位以下の選手たちが差を詰めてくるのか、といった上位争いだけでなく、若手注目選手たちの活躍にも期待したい。
Drivers ranking 1st (52pts)
目桑 宏次郎
VALINO TEAM G-Meister
「タービンをMAMBA製に変更して、リヤショックやアームの動かしかたの考えを見直したことが効いてますね」と、開幕戦から2連勝。「去年の筑波は調子が悪いなかでも合っていると感じたコースなので、セットがよくなったことを考えれば期待できると思います」と筑波戦への意欲を見せた。
Drivers ranking 2nd (36pts)
横井 昌志
TEAM D-MAX RACING
2018年、2019年、2022年のチャンピオン。第1戦はベスト8で藤野選手に敗れて7位だったものの、第2戦ではその藤野選手をベスト4で倒して決勝進出。目桑選手には敗れたものの準優勝してランキング2位。TEAM D-MAX RACINGのラストシーズンを発表しており「自分らしい攻めた追走を見せたい」と意気込む。
Drivers ranking 3rd (29pts)
村上 満
Repair Create × Result Japan
開幕戦では2023年の第5戦エビスぶりの決勝進出を果たすも、目桑選手に敗れて準優勝。第2戦はベスト16で川畑選手に敗れて10位となり、ドライバーズランキング3位、単走シリーズランキングでは4位につける。いつ優勝してもおかしくない実力者だけに筑波戦では初優勝への期待がかかる。
Drivers ranking 4th (28pts)
川畑 真人
Team TOYO TIRES DRIFT 1
2007年、2013年、2015年のチャンピオン。昨シーズンの前半戦は好不調の波があったように思われるが、後半戦から復調して最終戦のお台場では優勝。シリーズ6位を獲得した。今シーズンも調子のよさは健在で開幕戦は3位、第2戦でも8位と、2戦連続で上位進出を果たし、好スタートを決めている。
Drivers ranking 5th (28pts)
Lattapon Keawchin(ポップ)
NEXZTER drive to drift academy
第1戦はもっともむずかしいコンディションだったAグループを1位(総合10位)で追走進出を果たし、その追走でも好勝負を連発して4位入賞。最後の対戦で大クラッシュしたものの、翌日の第2戦には修復を間に合わせ、単走優勝する活躍を見せたタイ王国出身の注目株だ。
Drivers ranking 6th (25pts)
藤野 秀之
Team TOYO TIRES DRIFT 1
2017年、2023年のチャンピオン。開幕戦は12位だったものの、第2戦の山中戦では1本目にフルマークを取られつつも入れ替えた2本目では気迫のこもった後追いで逆転するという好勝負で勝ち上がり3位入賞。ドライバーズランキング6位、単走シリーズランキング5位につける。
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筑波サーキット
https://www.tsukuba-circuit.jp
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