D1GP RD.5 エビス 詳細レポート

東邦銀行 Presents 2026 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES RD.5 EBISU
東邦銀行 Presents 2026年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第5戦 エビス
開催日:2026年9月26日(土)
会場:エビスサーキット 西コース(福島県)
コースコンディション:ウェット
 延動員数:4,573名(3日間合計)

ドンピシャの進入で蕎麦切が優勝

Tanso 1st place
蕎麦切 広大
SHIBATA RACING TEAM
SHIBATIRE GR86 MOTUL AME  [ZN8]
Tanso 2nd place
田野 結希 [ZN8]
Tanso 3rd place
藤野 秀之 [ZN8]

第5戦の開催地であるエビスサーキット西コースは、近年毎年開催されているコースだが、今年はまったく新しいレイアウトとなった。昨年までとは逆走となり、加速しながら坂を登って右のヘアピンを曲がるとフラットなエリアに入り、8の字を描ききらないで終わるようなレイアウトだ。

 この日は朝から雨で、競技は終始ウエット路面で行われた。この大会の追走トーナメントは24名で開催されたが、単走でのAからDの各グループ上位6名が進出するという方式で行われた。

 まずAグループでは、前日のドライでの公式練習でトップスコアをマークしていた中村(直)がコーナーでの安定性や、角度で点を稼ぎ、ゾーン1途中入場で減点が入ったものの90点に迫る高得点でトップに立った。

 次のBグループでは、蕎麦切が1コーナー進入でドンピシャの振り位置と角度を見せて、安定した姿勢でゾーン1をとり、その先でもコーナーでの安定性で点を稼いで、中村(直)を超える91.14点をマークした。

 その後、Dグループの藤野や同じくDグループの田野がやはりコーナーの安定性で点を稼ぎ、90点オーバーを出してきたが蕎麦切には及ばず、蕎麦切が今季2回目の単走優勝を決めた。

通過指定ゾーンは、最初の右コーナーのアウト側、2回振り返した奥のコーナーのアウト側、最後の振り返し付近のイン側、そしてフィニッシュラインの手前のアウト側の計4カ所に設けられた。
GR86では雨を苦手としていた中村(直)だが、足まわりを仕様変更し、ウエットでも十分なグリップが得られるようになったという。
1本目に大きなミスをして18.05点となった横井だが、2本目にはきっちり走りをまとめて、5位で単走通過を果たした。
Dグループが激戦だったこともあるが、振りや返しのキレで点を稼げなかった川畑は点が伸びず、単走敗退となってしまった。
1本目にやはり振り出しの点が低かった齋藤(太)は、2本目には1コーナーでオーバーランし、追走進出はならなかった。
米内は、1本目の後半までいい走りをしていたが、ドライブシャフト破損で走りを乱し、2本目は走行不能で単走敗退となった。

Rd5単走

Rank.GroupNo.DriverModelBest2nd best
1B31蕎麦切 広大ZN891.1490.27
2D80田野 結希ZN890.8989.14
3D66藤野 秀之ZN890.4189.40
4A99中村 直樹ZN889.9987.83
5C70横井 昌志S1489.7718.05
6C79目桑 宏次郎S1589.2183.11
7A33石川 隼也ZN888.4586.80
8B16山口 孝二E9287.4886.26
9D50石井 亮JZX10088.6087.86
10D77松山 北斗GZEA14H88.3788.14
11D76中村 龍PS1388.3088.29
12C22栁 和孝S1488.2187.04
13D9粂 哲也S1587.9486.00
14A12玉川 艶哉EJZA8087.6887.02
15A23村上 満ZN887.4581.24
16B78上野 高広AVC1086.4583.38
17C75畑中 夢斗JZX10086.3816.21
18C86下田 紗弥加ZN886.2384.26
19B7松井 有紀夫FD3S86.2286.08
20C67西山 大貴S1585.9885.46
21A30中田 哲郎JZX10085.8878.97
22A89Lattapon KeawchinS1585.8477.19
23B51岩井 照宜FC3S84.8784.32
24B14玉城 詩菜ZN684.6479.88
△追走進出△
25D17笹山 栄久ZN887.8686.20
26D88川畑 真人ZN887.2386.09
27D5金田 義健GXPA1685.9285.25
28A10三好 隼人ZN885.8382.22
29A11ユキオファウストS1585.720.01
30C87齋藤 太吾A9085.5818.47
31A8稲岡 拓也RPS1385.2182.23
32C81和田 賢志郎S1585.0984.96
33B32多田 康治ZN884.5016.62
34B55松川 和也AE8583.7216.74
35C15藤原 優汰S1583.5775.96
36B56森 孝弘RPS1382.8415.66
37A90手塚 強A9082.4479.85
38A38斎藤 久史S1579.4476.21
39C47米内 寿斗RPS1379.140.00
40B43田所 義文AE8675.520.00
41D3野村 圭市ER3473.4916.51
42B57徐壘A9035.2412.52
※ウェット路面の為、グループ間選抜とした。

第5戦 単走優勝

蕎麦切 広大
SHIBATA RACING TEAM
SHIBATIRE GR86 MOTUL AME(ZN8)

 前回からいろいろぶつかったりして、リヤのメンバー自体を新しいのに変えて、そのときにアッパーアームとかそのへんのアライメントとかジオメトリーを見直して今回に挑んでるんですが、練習走行から手応えはよかったです。このコースは思いきり「おりゃー」って振り込んで角度つけてアクセルで止めるっていうリズムで、一番それが生き生きするクルマなんで、それが楽しくできるコースでした。

 それがウエットになっちゃうと、アクセルで止めるっていうよりは、ほかの方法で止めないといけなくなっちゃうんで、ま、そのへんの気持ちよさっていうのは薄れちゃうんですけど、それはそれで距離感……まあ1コーナーが上り坂なんでウエットっていっても思ったより止まっちゃうから、そこだけ注意して走りました。

 本番は距離感的にはもう朝の練習でわかってたんで、で点数もそこそこだったんで、その1コーナーは練習通り走って、ほかで詰めるところがあったから、そこを詰めて。それがうまくいったから点数も練習よりは出たって感じですね。

(1本目は何割ぐらいの走り?)6、7割ぐらいですかね。ちょっと抑えながら行ったって感じで。で、2本目はもうちょっと攻めていきたかったので、1コーナーはもっと気合入れていこうと思ったけど、ちょっとスタートする前に、自分の中でわちゃわちゃっとしちゃったことがあって、そのままスタートを出ちゃったから、ちょっと気合を入れそこなって。で、その後は自分ではもっといい走りをできたかなと思ったけど、点は伸ばすことができず、まあ1本目がよかったんだ、みたいな感じです。

(単走優勝して)素直に嬉しいです。 このエビスは僕にとって縁起のいいコースなんで、その縁起のいいコースで、初日からこういう結果、単走優勝が出たんで、このまま追走も自分らしく楽しく走りたいと思います。

第5戦 追走トーナメント

Final Battle
横井 昌志 [S14] vs 中村 龍 [ZN8]
走りの内容でいえば、横井が大きなミスをした形だったが、中村(龍)の車両トラブルによって、横井が勝つという結果になった。

横井が大きなミスをしながら中村龍のトラブルにより優勝

 この大会は24名で追走トーナメントを行う。単走各グループの上位6名が追走進出となり、さらにその中の各グループ上位2名がシードとなって2回戦(ベスト16)から出走する形式だ。シリーズの上位5名は全員がシードからの出走となった。

 1回戦(ベスト24)は、畑中と玉城が勝った以外おおむね単走上位の選手が勝利した。いっぽう2回戦(ベスト16)では、ランキング4位の目桑と同5位の藤野が敗退し、トップとのポイント差を広げられる展開になった。

 ベスト8では中村(直)vs横井の好勝負があったが、好調の横井が中村(直)を退け、ベスト4には、蕎麦切、横井、松山、中村(龍)が勝ち上がった。

 まずは蕎麦切と横井が対戦。1本目は横井がまずまず近いドリフトを見せてリードする。2本目は加速区間で後れをとった後追いの蕎麦切が1コーナーで距離を詰めたが接触して失速。これによって横井が勝った。

 つづいて松山と中村(龍)が対戦。最初の2本はお互いに13以上の接近ポイントをとる激戦で勝負はつかず再戦に突入した。その1本目に先行の松山がゾーン2の先でスピン。中村(龍)は再戦2本とも大きなミスがなく、2度目の決勝進出を果たした。

 決勝は3連勝を目指す横井と、初優勝を目指す中村(龍)の対戦だ。1本目は横井が先行。その横井は1コーナーにオーバースピードで進入してしまい、スポンジバリアにクラッシュ。そしてそこにドリフトを合わせていた後追いの中村(龍)も一緒にクラッシュした。ここで、中村(龍)の左リヤタイヤがホイールごと外れるアクシデントが発生。車両規則により中村(龍)は以後の走行権利を失い、横井の勝ちとなった。

Semi Final Battle
蕎麦切 広大 [ZN8]  vs 横井 昌志 [S14]
横井が得意としているスタートからの加速に蕎麦切がついていけず、1コーナー進入までに横井をとらえられなかった。
Semi Final Battle
松山 北斗 [GZEA14H]  vs 中村 龍 [PS13]
再戦の先行時に松山が大きなミスをしたものの、お互いに非常に質の高い接近ドリフトを繰り返した対戦だった。
Pick Up Battle
山口 孝二 [E92] vs 玉城詩菜 [ZN6]
ベスト16では、1本目に先行でオーバーランした山口が、2本目にも1コーナーでスピン。これで玉城がベスト8に進出した。
Pick Up Battle
中村 直樹 [ZN8] vs 横井 昌志 [S14]
1本目に後追いから近いドリフトを見せていた横井に対し、2本目は中村(直)が、きれいに横井をとらえきれず、横井が勝った。
Pick Up Battle
藤野 秀之 [ZN8] vs 玉川 艶哉 [JZA80]
ベスト16。1本目先行の藤野は最初の振り出しで引っかかってアンダーを出し、0点となったのが響いて玉川が勝った。
Pick Up Battle
目桑 宏次郎 [S15] vs 中村 龍 [PS13]
ベスト16。お互いに近いドリフトを見せたが、後追い時のDOSS点で中村(龍)が大きく上まわって中村(龍)が勝った。

Rd5 追走結果

第5戦 優勝

横井 昌志
Mind Control Racing SHIBATIRE
MCR Factory シバタイヤ デントリペアブルーノS14(S14)

(今日はウエットになったが)ファイナル変更だけちょっと悩んだぐらいで、走り出しちゃえばもうぜんぜん調子いい状態でしたね。

(単走の1本目に失敗)練習から90点以上2本出たから、とりあえず90点以上は余裕だなと思って行ったらね、ちょっとサイド引っかかって長くなっちゃって、ケツ抜けちゃったんで、やっちゃったな、と。だから二本目はもうちょっと無難に行こうと思って行きました。

 まあマシンの状態が申し分ないぐらいいいので、手取り足取り動かせるような状態なんで、単走でも追走でもすごくいいですね。

(中村直樹選手にも勝利)後追いはまずまずいけたかなと。ちょっとナオキも減点にはならないけどコースアウトしたりして流されて遅く走ったところがあるんで、そこがうまく合わせれなかったけど、そのへんぐらいかなっていう感じですね。全体的には悪くないかなと。

(決勝のオーバーランは)食わすほうに必死に加速してたので、その前のウエットのときだったらもうぜんぜん問題なかったんですけど、雨が弱くなって、水はけが思ったよりよすぎて、坂なんで、思ったよりグリップしちゃったなって感じですね。加速のときに僕は2速で行っちゃうから過空転しないんで、食っちゃうともう前に走っちゃうしかないから、ちょっともう逆振りの時点で、うわ、これは速度乗りすぎだなと思って早めに減速とサイドで行ったけど、無理でしたね、あれは。

(でもその加速の速さで蕎麦切選手に勝てたりもしている)もちろんそれは、はい。ほかの人と走るときは同じ路面で走るんで、だいたいのひとよりはストレートを速く走らせれる自信は持ってるんで、まあつねにそういうのは心がけてます。

(いま絶好調?)まあ本当に自分でも心配になるぐらい絶好調で、流れもよくて、結果もついてきてるから、ちょっと、本当になんか天罰食らうんじゃないかなっていうぐらい調子いいから(笑)、調子に乗らずに、初心にもどってつねに緊張感持ってしっかりやりたいと思います。

第5戦 最終順位&ポイント

Rank.No.DriverTeamModelTsuiso
Point
Tanso
Point
170横井 昌志Mind Control Racing SHIBATIRES1425 
276中村 龍TEAM DRIFT STAR WORKSPS1321 
331蕎麦切 広大SHIBATA RACING TEAMZN8184
477松山 北斗Team TOYOTIRES DRIFT 2GZEA14H16 
580田野 結希Team TOYOTIRES DRIFT 2ZN8133
699中村 直樹TEAM VALINO WORKSZN8121
712玉川 艶哉CARGUY Team G-meister VALINO BEJZA8011 
814玉城 詩菜Team TOYOTIRES DRIFT 3ZN610 
966藤野 秀之Team TOYOTIRES DRIFT 1ZN882
1079目桑 宏次郎TEAM D-MAX RACINGS157 
1133石川 隼也広島トヨタ TEAMマッハ ✕ DROO-PZN86 
1216山口 孝二CARGUY Team G-meister VALINO AE925 
1322栁 和孝SIMsupportSPARK × GarageHANGOUTS144 
149粂 哲也TEAM BUZZBREAK DRIFTS153 
1523村上 満リペアクリエートGRガレージ西風新都リザルトジャパンZN82 
1675畑中 夢斗TEAM DRIFT STAR WORKSJZX1001 
1750石井 亮Team BuzzBreakJZX100  
1878上野 高広TEAM VERTEX D2D SHIBATIREAVC10  
1986下田 紗弥加TEAM VALINO WORKSZN8  
207松井 有紀夫TEAM 雨宮 マツキヨ MINIGT シバタイヤFD3S  
2167西山 大貴CARGUY Team G-meister VALINO BS15  
2230中田 哲郎TEAM  TNR LOVCA エスイーシステムJZX100  
2389Lattapon KeawchinTEAM VERTEX D2D SHIBATIRES15  
2451岩井 照宜レーシングサービス ワタナベFC3S  
※No.76 タイヤ後輪脱落の為、以降の走行を停止。敗退とした。

第5戦 単走順位&ポイント

Rank.No.DriverPoint
131蕎麦切 広大28
280田野 結希24
366藤野 秀之23
499中村 直樹22
570横井 昌志21
679目桑 宏次郎20
733石川 隼也19
816山口 孝二18
950石井 亮16
1077松山 北斗15
1176中村 龍14
1222栁 和孝13
139粂 哲也12
1412玉川 艶哉11
1523村上 満10
1678上野 高広9
1775畑中 夢斗8
1886下田 紗弥加7
197松井 有紀夫6
2067西山 大貴5
2130中田 哲郎4
2289Lattapon Keawchin3
2351岩井 照宜2
2414玉城 詩菜1

第5戦 チーム順位&ポイント

Rank.No.TeamDriverPoint
170Mind Control Racing SHIBATIRE横井 昌志26
276TEAM DRIFT STAR WORKS中村 龍20
331SHIBATA RACING TEAM蕎麦切 広大15
477Team TOYOTIRES DRIFT 2松山 北斗10
580Team TOYOTIRES DRIFT 2田野 結希6
699TEAM VALINO WORKS中村 直樹6
712CARGUY Team G-meister VALINO B玉川 艶哉6
814Team TOYOTIRES DRIFT 3玉城 詩菜6
966Team TOYOTIRES DRIFT 1藤野 秀之3
1079TEAM D-MAX RACING目桑 宏次郎3
1133広島トヨタ TEAMマッハ ✕ DROO-P石川 隼也3
1216CARGUY Team G-meister VALINO A山口 孝二3
1322SIMsupportSPARK × GarageHANGOUT栁 和孝3
149TEAM BUZZBREAK DRIFT粂 哲也3
1523リペアクリエートGRガレージ西風新都リザルトジャパン村上 満3
1675TEAM DRIFT STAR WORKS畑中 夢斗3
1750Team BuzzBreak石井 亮1
1878TEAM VERTEX D2D SHIBATIRE上野 高広1
1986TEAM VALINO WORKS下田 紗弥加1
207TEAM 雨宮 マツキヨ MINIGT シバタイヤ松井 有紀夫1
2167CARGUY Team G-meister VALINO B西山 大貴1
2230TEAM  TNR LOVCA エスイーシステム中田 哲郎1
2389TEAM VERTEX D2D SHIBATIRELattapon Keawchin1
2451レーシングサービス ワタナベ岩井 照宜1

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