D1GP RD.6 エビス 詳細レポート

東邦銀行 Presents 2026 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES RD.6 EBISU
東邦銀行 Presents 2026年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第6戦 エビス
開催日:2026年9月27日(日)
会場:エビスサーキット 西コース(福島県)
コースコンディション:ドライ
 延動員数:4,573名(3日間合計)

角度バッチリ! 蕎麦切が2連勝

Tanso 1st place
蕎麦切 広大
SHIBATA RACING TEAM
SHIBATIRE GR86 MOTUL AME  [ZN8]
Tanso 2nd place
中村 直樹 [ZN8]
Tanso 3rd place
和田 賢志郎 [S15]

 第6戦は、第5戦の翌日に行われた。コース設定も前日と同様だ。前日は終日雨だったが、この日の朝までに雨は上がっていた。しかし路面はウエットの状態でチェック走行がスタート。チェック走行のあいだにも路面は乾いていき、単走スタート時点ではドライといってもよさそうな状態だったが、乾いた直後の路面でコンディションは大きく変化しそうという予測から、追走進出者は前日同様にグループ別での選抜となった。

 Aグループでは、目桑が1本目に振りをほどほどに抑えながらも、いい流れのドリフトを見せて96.50点のトップスコアを出した。次のBグループでは、中村(直)が、やはり1本目に振りは抑えめながらきれいなラインで安定感のある走行を見せて98.00点を出し、トップに立った。Cグループでは、横井が1本目に躍動感のある走りを見せて96.65点を出し、目桑を上まわったが、和田が2本目にコーナーの安定性や振り返しの躍動性で点を稼いで96.95点という全体でも2番手の得点を出してグループ内トップ通過を決めた。

 そして前日単走優勝の蕎麦切はDグループで出走した。蕎麦切は1本目に高めの車速から大きな角度で最初のヘアピンを旋回し、完成度の高い走りで98.44点を獲得。トップに立つ。2本目にはオーバーランもあって得点は更新できなかったが、これで2日連続での単走優勝を決めた。

前日は単走敗退だった齋藤(太)だが、この日は振りはそこそこながら、角度やリズムがいいドリフトを見せて、7位で追走進出を決めた。
このエビスラウンドがD1GP初参戦となるユキオ・ファウストは躍動感のある振り返しを見せて、2日目にして単走通過を果たした。
前日は単走敗退だった川畑だが、この日はアクセル全開度の高いイキのいいドリフトをしっかり決めて追走進出を果たした。
今季ここまでGRスープラにやや苦戦ぎみのベテラン手塚だが、1本目にスムーズなドリフトを決めて21位で追走に進出。
前日単走3位だった藤野は、高い車速からの進入を見せたが、2本ともゾーン減点を受けるなど走りが決まらず敗退となった。
昨年は単走で好成績を残していたミスター・アベレージ森だが、このラウンドも34位で追走進出できず。今季は苦戦が続いている。

Rd6 単走

RankGroupNo.DriverModelBest2nd Best
1D31蕎麦切 広大ZN898.4494.98
2B99中村 直樹ZN898.0063.87
3C81和田 賢志郎S1596.9589.21
4C70横井 昌志S1496.6585.11
5D77松山 北斗GZEA14H96.5896.01
6A79目桑 宏次郎S1596.5095.25
7B87齋藤 太吾A9096.3695.18
8A22栁 和孝S1495.6394.56
9D12玉川 艶哉EJZA8096.3894.98
10C75畑中 夢斗JZX10096.2586.47
11C9粂 哲也S1596.1496.07
12C8稲岡 拓也RPS1396.0395.66
13B76中村 龍PS1396.0294.20
14D11ユキオファウストS1595.8695.04
15B50石井 亮JZX10095.6791.21
16A88川畑 真人ZN895.5095.22
17A80田野 結希ZN895.3090.97
18A33石川 隼也ZN895.1387.25
19C23村上 満ZN895.0894.21
20A86下田 紗弥加ZN894.7094.41
21B90手塚 強A9094.5592.72
22D32多田 康治ZN893.8693.76
23B67西山 大貴S1593.1590.71
24D47米内 寿斗RPS1392.4918.80
△追走進出△
25A17笹山 栄久ZN894.5692.56
26A66藤野 秀之ZN894.3791.60
27C5金田 義健GXPA1694.2340.09
28C14玉城 詩菜ZN693.3192.48
29B15藤原 優汰S1593.1419.31
30C89Lattapon KeawchinS1593.0591.87
31B55松川 和也AE8592.8058.54
32D30中田 哲郎JZX10092.1592.11
33B78上野 高広AVC1092.1118.51
34A56森 孝弘RPS1392.0891.64
35A43田所 義文AE8691.3485.06
36D38斎藤 久史S1590.4589.03
37C10三好 隼人ZN861.77 
38D16山口 孝二E9261.77 
39B7松井 有紀夫FD3S18.48 
40A57徐壘A9056.8818.65
41B3野村 圭市ER3419.3819.17
42D51岩井 照宜FC3S0.00 
※No.7 はタイヤビード落ちによりシリーズ規則7-2)-⑦の適用し2本目の得点が無効となる

第6戦 単走優勝

蕎麦切 広大
SHIBATA RACING TEAM
SHIBATIRE GR86 MOTUL AME(ZN8)

ドライは練習していたので、イメージはできてたって感じですかね。で、昨日のウエットで走ったあと、マシンのセットを今朝大幅に変えてウエットでもドライでも両方さらに戦闘力が上がったクルマになったと思います。それが朝のチェックランで確認できたんで、自信持って思いきり走れた感じですね。いまだったらドライでもウエットでも、両方ともかなりいいと思います。そういう感触はあります。

(朝のチェック走行は)僕Dグループで、ほぼドライだったんで、ちょっと濡れてるところもありましたけど、そこは乾いてるっていう頭で行ったんで、そこはうまくつじつまが合ったなと思います。

(先に中村直樹選手が98点を出していたが)「ナオキさんかっこいいな」と思いながら走りを見てましたけど、それを超えたいとかどうとかっていうのは考えずに、まあ自分の走りをしようって感じでした。

 本番1本目は、ゾーンのとりこぼしとかはないように、そこは気をつけながら走った感じですかね。あとは1コーナー進入はちゃんと奥で振らないと角度深く走れないんで、 そこだけは気をつけました。

(2本目は?)まあ、もう 思いきりいこうと。それだけでした。ちょっと出ちゃったりしたんで……でも、まあまあ見た人は楽しい走りだったかなと思います。 満足度もけっこういつもよりはいいほうだと思います。追走が本番なんでしっかりいけるように頑張ります。

第6戦 追走トーナメント

Final Battle
横井 昌志 [S14] vs 粂 哲也 [S15]
横井と粂は地元の同じチームの先輩後輩の仲だ。粂も大きなミスなく走ったが、今回は好調な横井の貫禄勝ちとなった。

横井が後輩の挑戦を退けて4連勝!

前日同様のシステムで、24名による追走トーナメントが行われたこの大会。まずは、単走でのグループ内順位3〜6位の選手によって1回戦が行われ、その勝者が、単走でのグループ内順位1、2位の選手と2回戦(ベスト16)を戦うシステムだ。

 ベスト16では、前日の決勝の再現となる横井vs中村(龍)の対戦もあったが、ここでも中村(龍)のマシントラブルで横井が勝利。いっぽう目桑は加速区間で粂をうまくつかまえられずベスト16で敗退した。川畑は蕎麦切を相手にビタビタの接近ドリフトを見せたがフィニッシュ前にプッシュしてしまったのが響いて敗れた。

 ベスト8では蕎麦切が玉川に敗北。玉川、横井、中村(直)、粂がベスト4に勝ち上がった。

 まずは玉川と横井が対戦。玉川は後追い時にスタートで大きく出遅れ、そのあとで大きなミスはなかったものの接近ポイントをとれずに敗れた。つづいて中村(直)と粂が対戦。1本目は中村(直)が先行。粂はやや遅れをとって中村(直)がリード。しかし、中村(直)が後追いの2本目にゾーン2の手前でスピン。タイヤのビード落ちが原因だった。これで規則により粂の勝利が決定。中村(直)はノーポイントとなる。

 決勝は横井vs粂。横井は勝てば4連勝。粂は初の決勝進出だ。1本目は横井が先行。粂は小さめのラインで距離を縮めるものの、遅れぎみで接近ポイントをあまりとれない。2本目は粂が先行。横井がほどほどに近いドリフトを見せて横井の勝ちとなった。

Semi Final Battle
玉川 艶哉 [JZA80]  vs 横井 昌志 [S14]
2本目、もうタイヤが摩耗しきっていた玉川はスタートでトラクションをかけられず、横井に大きく離されてしまった。
Semi Final Battle
中村 直樹 [ZN8]  vs 粂 哲也 [S15]
中村(直)は1本目の先行時にアドバンテージをとってかなり有利な状況にあったが、2本目にタイヤトラブルで敗退した。
Pick Up Battle
蕎麦切 広大 [ZN8] vs 玉川 艶哉 [JZA80]
2本目、後追いの蕎麦切は1コーナーで玉川のインに入ったが、詰まってしまってハーフスピン。ベスト8敗退となった。
Pick Up Battle
横井 昌志 [S14] vs 松山 北斗 [GZEA14H]
1本目に1コーナーでオーバーランにより大きな減点を受けていた横井だが、2本目に強烈な接近ドリフトで逆転した。
Pick Up Battle
横井 昌志 [S14] vs 中村 龍 [PS13]
1本目は後半区間での接近ポイントでリードしていた中村(龍)だったが、2本目の先行時のミスとエンジントラブルで敗北した。
Pick Up Battle
和田 賢志郎 [S15] vs 村上 満 [ZN8]
1本目は村上がきれいで近い追走を見せたが、2本目に和田がフルマークに近いビタビタの追走を見せて逆転した。

Rd6 追走結果

第6戦 優勝

横井 昌志
Mind Control Racing SHIBATIRE
MCR Factory シバタイヤ デントリペアブルーノS14(S14)

 ドライ路面は練習日からビード落ちを何回もしてて、だからエアを下げなくて、今までにないぐらいエアーを張ってたんで、そのへんがけっこう走りにくかったなっていうところがずっとあったんですね。ほんと「エア下げたい」ってチームにも相談してたけど、「いや、ここはもうビード落ちちだけはヤバいから」ということで、もうエアを下げずに、なるべくそのエアでがんばろうというふうに走りました。

(単走は)単走優勝を狙いに行ってたんで、もっと点数出せる自信はあったんだけど、ちょっとなんかね、やっぱ昨日と今日とそこまでまとめきれなかったんで、ほんとはもうちょっと狙いたかったし、まあ乗れてはいたんで点数は出せそうだったんですけど、ちょっと決めれなかったです。

(追走のベスト8でのオーバーランは)松山サンって速いし、やられるだろうなと思ってたんで、もちろんいつもストレートはガッツリ自分の中でも超速く加速して、もうギリギリまでアクセル踏んで振り出す予定だったんで。だけどやっぱちょっと速度が……もう加速区間とこの進入の距離感のバランスが悪くて、ちょっとエアも張ってたからなかなか止まらないなっていうのがあって。ただ、その後の戦いからちょっと先行の走り変えて、距離だけ合わせに行ったんですけど、DOSS点ちょっと下がってもいいからって距離だけ合わせてきました。

(玉川選手との対戦もビタビタではなかった)進入でわりと速度下がるのがわかってたんで、無難に行ったんですけど、意外とその後半では向こうがトラクション乗ってて速くて。あんまり行くと危ないなとも思ってたんで、まあ自分のミスを防ぐためにいい距離感でとりに行ったんですけど、思ったよりちょっとだけ……2ポイントぐらい後追いポイントとれなくて、「うわ、まずいかな」とは思った部分はあったんですけど、まあ相手が中古タイヤっていうのもわかってたんで、まあ先行はしっかり走ればついてこれないのかなと思いながらしっかり走りました。

(決勝の相手が粂選手)まあ後輩だし、やりにくいってところあるし……1回負けてるんですよ。前はマシンの差もすごいある中で速度域とかもちがったから、難しかったんですけど、まあ彼もいまはクルマがよくなって、前よりは戦えるかなと思ったんで、あるていどは行こうと思ったんですけど、ただ先行スタートで、先行でほとんどポイントとられなかったから、後追いはそれなりの勝てる距離感で行こうとは思ったんですけど。ただちょっとそこもやっぱ安パイを優先して行ったから、思ったより後追いポイントとれなくて、まあ大丈夫かな、不安だなというふうにはなったけど、まあ結果的には勝ったからよかったかなと思います。

(今季ここまで非常に順調だが) そう、ちょっと怪しい部分もあるけど、まあいちおう本当に順調に、考えてる通りに行けてるかなと思います。

(ただ、連勝しているわりにはポイント差が大きくない)やっぱコウダイくんが単走で優勝したりしてて、4ポイントずつと獲得してるし、僕のビード落ちも1戦あるからそれがだいぶ効いてて、そのせいだと思うんで、まだまだぜんぜんチャンピオン見えてきてないって僕も思ってるんで、これからだなっていう気持ちではいます。

第6戦 最終順位&ポイント

RankNo.DriverTeamModelTsuiso
Point
Tanso
Point
170横井 昌志Mind Control Racing SHIBATIRES14251
29粂 哲也TEAM BUZZBREAK DRIFTS1521 
399中村 直樹TEAM VALINO WORKSZN80 
412玉川 艶哉CARGUY Team G-meister VALINO BEJZA8016 
531蕎麦切 広大SHIBATA RACING TEAMZN8134
681和田 賢志郎TEAM D-MAX RACINGS15122
777松山 北斗Team TOYOTIRES DRIFT 2GZEA14H11 
887齋藤 太吾FAT FIVE RACINGA9010 
979目桑 宏次郎TEAM D-MAX RACINGS158 
1022栁 和孝SIMsupportSPARK × GarageHANGOUTS147 
118稲岡 拓也VEHIQL RACING×VALINORPS136 
1276中村 龍TEAM DRIFT STAR WORKSPS135 
1388川畑 真人Team TOYOTIRES DRIFT 1ZN84 
1433石川 隼也広島トヨタ TEAMマッハ ✕ DROO-PZN83 
1523村上 満リペアクリエートGRガレージ西風新都リザルトジャパンZN82 
1667西山 大貴CARGUY Team G-meister VALINO BS151 
1775畑中 夢斗TEAM DRIFT STAR WORKSJZX100  
1811ユキオファウストFAUSTO DRIFT SCHOOL MINI GTS15  
1950石井 亮Team BuzzBreakJZX100  
2080田野 結希Team TOYOTIRES DRIFT 2ZN8  
2186下田 紗弥加TEAM VALINO WORKSZN8  
2290手塚 強ウエインズトヨタ神奈川×俺だっ!レーシングA90  
2332多田 康治CUSCO RacingZN8  
2447米内 寿斗GYEON RacingRPS13  
※No.99 D1規則 付則-D1 13 に従い、タイヤのビード落ちのため当該大会のポイントは与えられない

第6戦 単走順位&ポイント

RankNo.DriverPoint
131蕎麦切 広大28
299中村 直樹0
381和田 賢志郎23
470横井 昌志22
577松山 北斗21
679目桑 宏次郎20
787齋藤 太吾19
822栁 和孝18
912玉川 艶哉16
1075畑中 夢斗15
119粂 哲也14
128稲岡 拓也13
1376中村 龍12
1411ユキオファウスト11
1550石井 亮10
1688川畑 真人9
1780田野 結希8
1833石川 隼也7
1923村上 満6
2086下田 紗弥加5
2190手塚 強4
2232多田 康治3
2367西山 大貴2
2447米内 寿斗1
※No.99 D1規則 付則-D1 13 に従い、タイヤのビード落ちのため当該大会のポイントは与えられない

第6戦 チーム順位&ポイント

RankNo.TeamDriverPoint
170Mind Control Racing SHIBATIRE横井 昌志26
29TEAM BUZZBREAK DRIFT粂 哲也20
399TEAM VALINO WORKS中村 直樹0
412CARGUY Team G-meister VALINO B玉川 艶哉10
531SHIBATA RACING TEAM蕎麦切 広大6
681TEAM D-MAX RACING和田 賢志郎6
777Team TOYOTIRES DRIFT 2松山 北斗6
887FAT FIVE RACING齋藤 太吾6
979TEAM D-MAX RACING目桑 宏次郎3
1022SIMsupportSPARK × GarageHANGOUT栁 和孝3
118VEHIQL RACING×VALINO稲岡 拓也3
1276TEAM DRIFT STAR WORKS中村 龍3
1388Team TOYOTIRES DRIFT 1川畑 真人3
1433広島トヨタ TEAMマッハ ✕ DROO-P石川 隼也3
1523リペアクリエートGRガレージ西風新都リザルトジャパン村上 満3
1667CARGUY Team G-meister VALINO B西山 大貴3
1775TEAM DRIFT STAR WORKS畑中 夢斗1
1811FAUSTO DRIFT SCHOOL MINI GTユキオファウスト1
1950Team BuzzBreak石井 亮1
2080Team TOYOTIRES DRIFT 2田野 結希1
2186TEAM VALINO WORKS下田 紗弥加1
2290ウエインズトヨタ神奈川×俺だっ!レーシング手塚 強1
2332CUSCO Racing多田 康治1
2447GYEON Racing米内 寿斗1
※No.99 D1規則 付則-D1 13 に従い、タイヤのビード落ちのため当該大会のポイントは与えられない

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