岩本が優勝して首位に立つ！

完成度の高さで岩本がトップ！

• Tanso 1st Place

  岩本 明日和 ( Team ZEUS×HOKKORINGO ) シルビア [ PS13 ]

  

  スピード感では高木も負けていなかったが、岩本は鋭い振りでいちはやくアクセルを踏む体勢を作るなど、全体の流れが評価された。

• Tanso 2nd Place

  高木 美紀 [ PS13 ]

  

• Tanso 3rd Place

  塚本 奈々美 [ S14 ]

  

単走決勝では4名が脱落！
　今年はまたエントリー台数が増え、人気が高まっているD1レディースリーグ。この単走決勝には12名が出走し、そのうち8名が追走に進出できる。
　D1レディースリーグの単走は、上位と下位で大きく点差が開いた。ドリフトのもどりやスピンなど大きなミスをしてしまった選手は下位で単走敗退となったが、振り返しが緩慢だったり、ラインがずれていたりしても減点は大きくなる。
　ただ、レベルの高い走りをしていた選手が多くなかったこともあり、8位の田村は96点台前半ながら追走トーナメント進出を決めた。
　いっぽう、どのコースに行っても安定してレベルの高い走りを見せる石川、岩本、高木はここでも98点以上をマーク。そして練習では苦戦していた塚本も、ギリギリで走りを仕上げて上位に入った。
　そのなかでラインや角度をきっちりコントロールして完成度の高い走りをした岩本が単走優勝した。

• Pick Up It !!

  石川 紗織 [ S14 ]

  

  岩本や高木に塚本にはおよばなかったものの、石川も安定した走りを決めてきた。1本目に98点台に乗せてくると、2本目はわずかに得点を伸ばし、4位で追走進出を決めた。

• Pick Up It !!

  白井 麻耶 [ PS13 ]

  

  間瀬を走るのははじめてとのことだったが、ベテラン勢につぐ得点を出してきた白井。2本とも97点台の後半の得点という安定感もあって5位で追走進出を果たした。

• Pick Up It !!

  藤田 恵里沙 [ JZX100 ]

  

  前日におこなわれたD1東日本シリーズでは97.50点でおしくも追走進出を逃した藤田。ミスなく走れば通過するはずだったが、得点を伸ばせず9位で惜しくも追走進出を逃した。

単走決勝 結果

岩本 明日和

Team ZEUS×HOKKORINGO
シルビア [ PS13 ]

　このコースは好きは好きです。でも今日の練習はぜんぜん乗れへんくて、最後の最後にまちがってた部分を修正して、本番に挑んだんですけど、本番も自分なりに「あぁ、よかった」って思えるほどじゃないです。
　アクセル入れるタイミングをちょっと待ったとかっていうのもあるし。1本目は安全に点数をとる。2本目はそれより上位の点数を狙うっていうのでいったんですけど、2本目もうまく成功せず。99点はのせたかったです。
　単走優勝はすることが前提で来てたんで、もうちょっといきたかったです。

高木のミスで岩本が優勝！

• Final Battle

  岩本 明日和 シルビア [ PS13 ] vs 高木 美紀 シルビア [ PS13 ]

  

  攻めの姿勢の追走で勝ち上がってきた高木だったが、決勝ではちょっとやりすぎたのかミスをしてしまい、ミスのなかった岩本が勝った。

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単走上位が勝ち上がる展開！
　ベスト8は、まさに単走で上位だった4名が勝ち上がるという順当な結果になった。単走で上位だと1本目が先行になるので、そこで後追いの選手がミスをして、2本目は無理をせずに走れるというパターンだ。
　準決勝ではまず岩本と石川が対戦。後追い時に石川の角度が浅かったことが決め手となり、岩本が勝った。塚本vs高木の対戦は再戦にもつれたが、その後追い時に塚本が後れをとったことで高木の勝ちとなった。
　決勝は岩本vs高木、数年まえまではチームメイトだったが、決勝での対戦ははじめてだという。1本目は高木がヘアピンで岩本に接触してしまい、そこで後れをとって岩本にアドバンテージ。2本目もヘアピンの立ち上がりで高木がもどってしまって岩本の優勝が決まった。
　この大会の結果、岩本がポイントランキングでふたたび首位に立った。

• Best 4 Battle !!

  岩本 明日和 [ PS13 ] vs 石川 紗織 [ S14 ]

  

  ランキング1位と2位の直接対決。1本目後追いの石川は、そこそこの距離でついていったが角度浅く、7:6で岩本のアドバンテージ。2本目は後追いの岩本が大きなミスなくついていってイーブン。1本目の差で岩本が勝ち上がった。

• Best 4 Battle !!

  塚本 奈々美 [ S14 ] vs 高木 美紀 [ PS13 ]

  

  1本目後追いの高木は、S字までは近かったが最終コーナーではインに入れず。入れ替えた2本目。後追いの塚本は遅れをとって高木のアドバンテージ。塚本は単走にくらべて遅かったという減点がありここで敗退した。

• Pick Up Battle !!

  高木 美紀 [ PS13 ] vs 内山 幸恵 [ S14 ]

  

  ベテランどうしの対決となったベスト8の4組目。1本目は内山がS字で大きく後れて、高木が0.5のアドバンテージ。そして2本目、内山にミスがああり、高木もそこそこ近い距離で合わせ、ここでもアドバンテージをとった高木が勝ち上がった。

岩本 明日和

Team ZEUS×HOKKORINGO
シルビア [ PS13 ]

　追走は今回まったく自信がなくて、だれの後ろも走ってなかったんで。でも行くしかないんで、やれることはやったんですけど、ちょっと離されたりしてしまって、まえのひとがミスとかもあったんで勝てたんですけど。まぁ自分なりのミスは戻りとかの大きいミスはなかったですね。
　間瀬はすごい優勝したかったコースなんで。思い入れがあったんで。優勝できてよかったです。つぎに向けて、シリーズ争いも僅差なんで、落とせないですよね。今年はもう獲りに行く気まんまんなんで、がんばります。

• The 2nd Place

  高木 美紀
  ORIGIN Labo. with R･Y･O with pink★style
  シルビア [ PS13 ]

  

  (決勝は) 2ヘヤでぶつかっちゃいましたね。スピードの読みちがいとか、そんなかんじですね。2本目の先行のときもちょっとタイミングずれて立ち上がりでもどってしまって……回転を上げれなくてもどってしまったんですよ。両方ミスです。もうちょっと勉強します。ここの走らせかたを。

• The 3rd Place

  塚本 奈々美
  頭文字D アゾン WAKO'S
  シルビア [ S14 ]

  

  (単走や先行はよかったが?) 審判員のアドバイスを聞いて「思いっきり来いよ」といわれたんで、言われたことには答えようと、そういう気持ちで走りました。(準決勝は) 2ヘヤでクルマをまえに進めることができなくて、ちょっと置いていかれたかんじでした。

最終順位

タイヤ ＝ TY:トーヨータイヤ　GY:グッドイヤー　DL:ダンロップ　BS:ブリヂストン　WA:ワンリ　FK:ファルケン　YH:ヨコハマ　ZT:ゼスティノ　FD:フェデラル　ATR:ATRラジアル　NK:ナンカン　GR:グッドライド　WL:ウエストレイク　MX:マキシス　PS:ピンソ　CO:コルサ　JR:ジョイロード　HF:ハイフライ