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D1 STREET LEGAL Rd.4 MAZE
August 20 - 21, 2016 at Nihonkai Maze Circuit

コースコンディション:ドライ
公式入場者数:801名(2日間合計)

D1SL Rd.4 Report

植尾が今期3勝目をあげ独走!

Tanso Qualify

角度をつけてアクセルを踏み込め!

  • Qualify 1st Place

    齋藤 大輔 ( ダイスケレーシング with TEAM MORI ) シルビア [ S15 ]

    昨年のD1東日本シリーズ2位、間戦では優勝を決めている齋藤は、1本目から通過当確となる98.80点を叩き出す! そして2本目、車速、振り返し、アクセルオンのタイミングすべてを高次元でバランスさせて99.50点を獲得。予選トップ通過を果たした。

  • Qualify 2nd Place

    池田 幸稔 [ S15 ]

  • Qualify 3rd Place

    森 修 [ S14 ]

齋藤が最高得点を出す!
 日本海間瀬サーキットの競技区間は、第2ヘアピン、S字、そしてメインとなる最終コーナーで構成される。この3つの区間をひとつづきの流れとして組み立てることがまず要求される。
 ボーダーラインとなったのは98.00点だった。これはそれなりにミスが出ているレベル。そのミスの度合いで当落がわかれた。
 いっぽう高得点のカギとなったのは、最終コーナーに向けての振り返しと、その先のアクセルワークだ。鋭く振り返して姿勢を決めることで、早いアクセルONが可能になり、アクセルを踏みっぱなしで旋回していくことが高い評価につながった。
 そのなかで、昨年のD1東日本シリーズでの間瀬の勝者・齋藤(大)が、高い車速、鋭い振り返し、そしてアクセルONでの旋回をきっちり満たして最高得点をマークした。

  • Pick Up It !!

    高橋 和己 [ JZX100 ]

    D1グランプリシリーズでも活躍している高橋。昨年は単走優勝しているだけに、練習走行からいい走りを見せていた。単走予選では1本目こそミスったが2本目には99.00点を出して4位通過を決めた。

  • Pick Up It !!

    岩本 明日和 [ PS13 ]

    間瀬が好きと言うだけあってレベルの高い走りをしていた岩本は、単走予選でも高得点を出してきた。1本目から98.50点を出し、2本目はさらに伸ばして98.85点。5位通過した。

  • Pick Up It !!

    最上 弦毅 [ RPS13 ]

    98.00点がボーダーラインになった単走予選ではセカンドアベレージの差で当落がわかれた。1本目から98.00点を出した最上、97点台でそこそこまとめた藤田と菊地は通過。いっぽうそこで失敗した村上と金田は敗退する結果となった。

単走予選 結果

Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
1 47 齋藤 大輔 S15 99.50 98.80
2 24 池田 幸稔 S15 99.05 98.15
3 49 森 修 S14 99.00 99.00
4 37 高橋 和己 JZX100 99.00 75.50
5 45 岩本 明日和 PS13 98.85 98.50
6 20 横山 公彦 S15 98.75 98.30
7 30 高木 美紀 PS13 98.60 98.20
8 25 水野 昌彦 S14 98.60 75.50
9 46 鈴木 克宜 S15 98.50 98.45
10 39 長瀬 幸治 JZX100 98.50 98.20
11 21 田坂 友典 S14 98.50 98.15
12 41 増田 和之 JZX100 98.50 97.45
13 36 若松 康史 RPS13 98.45 95.50
14 22 森 孝弘 S14 98.40 98.25
15 33 雨谷 雄一 S15 98.20 97.40
16 17 石川 紗織 S14 98.15 96.25
17 18 安江 弘行 S15 98.05 76.50
18 31 最上 弦毅 RPS13 98.00 98.00
19 29 藤田 浩佳 S14 98.00 97.80
20 27 菊地 雅也 S14 98.00 97.40
▲ 単走決勝進出 ▲
Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
21 34 村上 佳 JZX100 98.00 94.25
22 23 金田 義建 S15 98.00 86.00
23 26 日野目 誉士 S15 97.90 97.85
24 44 安光 広宣 PS13 97.80 97.50
25 40 磯貝 直弘 S14 97.65 97.55
26 50 綾城 嘉考 PS13 97.65 96.80
27 32 中村 英泰 S15 97.60 97.60
28 42 佐々木 令 S15 97.55 97.50
29 43 風間 俊治 S15 97.20 76.00
30 28 新川 武志 S15 97.15 96.00
31 35 浅沼 幸太 JZX90 97.10 94.50
32 51 早川 勝太 S14 96.80 95.75
33 52 長田 健太郎 S15 96.75 96.55
34 38 小川 陽介 S14 96.65 55.50
35 19 木賊 光児 180SX 95.90 76.00
- 48 小林 弘幸 S15 RETIRE

Tanso Final

植尾がキレとスピードで優勝!

  • Tanso 1st Place

    植尾 勝浩 ( Z.S.S. with SIFT & ブレイン ) シルビア [ S15 ]

    途中で横田がトップに立ち、2戦連続での単走優勝なるかと思われた。しかし、最終走者の植尾が2本目の走行でその得点をうわまわり、単走優勝を奪い取った。

  • Tanso 2nd Place

    横田 卓三 [ S14 ]

  • Tanso 3rd Place

    高橋 和己 [ JZX100 ]

車速の高い好走連発!
 決勝日、走りは大きくレベルアップした。まず全体的にスピードが上がったこと、そして単走予選では、スピードがあっても返しのあとアクセルを踏みきれていなかったり、ラインがズレたり、ギクシャクしていたケースが多かったが、この単走決勝では、スピード、ライン、アクセルワークをまとめてきた選手が多かった。
 ボーダーラインは98.80点という高さ。ここは微妙なスピードの過不足や振りのするどさといった加減点のトータルで差がついたといっていい。
 そのなかで、練習から苦戦ぎみだったランキング2位の石川(隼)が、2本ともいいところがなく敗退。いっぽうランキング首位の植尾が、持ち前の鋭い振りと、早いアクセルON、そして高いアベレージスピードを見せて単走優勝した。

  • Pick Up It !!

    三好 隼人 [ ER34 ]

    今回からニューマシンとして4ドアのER34を投入した三好。ボディがシャキっとしたからか、1本目に98.45点を出して感触を掴むと、2本目はさらに攻めて99.15点を獲得。6位で追走進出を決めた。

  • Pick Up It !!

    若松 康史 [ PS13 ]

    エンジン不調に悩まされながらも予選を突破した若松だったが、単走決勝では1本目直前にエンジンストップ。2本目はなんとか走ったが、エンジンのバラつきは直らず…。98.60点を絞り出したが追走進出を逃した。

  • Pick Up It !!

    石川 隼也 [ S14 ]

    ランキング2位の石川は初の間瀬ということで金曜日から走り込んでいたが、土曜日になっても苦戦ぎみ…。単走決勝では1本目に98.05点。2本目は審判席まえでスピンとなりここで敗退した。

単走決勝 結果

Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
1 1 植尾 勝浩 S15 99.40 98.85
2 15 横田 卓三 S14 99.25 98.90
3 37 高橋 和己 JZX100 99.20 98.70
4 7 伊藤 満紀 JZX90 99.20 98.60
5 24 池田 幸稔 S15 99.15 98.95
6 16 三好 隼人 ER34 99.15 98.45
7 41 増田 和之 JZX100 99.10 98.60
8 10 松岡 久司 S15 99.05 98.90
9 46 鈴木 克宜 S15 99.00 96.90
10 30 高木 美紀 PS13 98.95 98.80
11 8 今前田 隆敏 S14 98.95 97.95
12 49 森 修 S14 98.90 98.55
13 27 菊地 雅也 S14 98.90 97.80
14 47 齋藤 大輔 S15 98.85 98.65
15 3 原 大佑 S15 98.85 98.35
16 22 森 孝弘 S14 98.80 98.60
▲ 追走決勝トーナメント進出 ▲
Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
17 33 雨谷 雄一 S15 98.75 98.50
18 17 石川 紗織 S14 98.75 98.45
19 20 横山 公彦 S15 98.75 98.35
20 39 長瀬 幸治 JZX100 98.75 97.85
21 45 岩本 明日和 PS13 98.70 98.65
22 25 水野 昌彦 S14 98.65 98.60
23 11 高嶋 健市 JZX100 98.60 47.50
24 36 若松 康史 RPS13 98.60 0.00
25 12 粂 哲也 S14 98.55 98.45
26 14 戸田 真琴 C33 98.55 79.50
27 29 藤田 浩佳 S14 98.50 98.25
28 31 最上 弦毅 RPS13 98.10 96.00
29 9 吉村 允識 S15 98.05 79.00
30 2 石川 隼也 S14 98.05 68.00
31 18 安江 弘行 S15 98.00 97.50
32 21 田坂 友典 S14 96.35 94.50

Tanso WINNER

植尾 勝浩

Z.S.S. with SIFT & ブレイン
シルビア [ S15 ]


 ここは1年に1回の場所なんで、すべてがゼロからスタートなんです。いつもはチャンプ山下さんにスポッターをお願いしているんですけど、今回は三貝浩士くんで…。でも山下さんにもビデオを見てもらったり指示をあおいで、いろいろ指示はもらいながらやってました。
 今回、単走優勝は狙ってたわけじゃなくて、気にしてたのは石川くんとの差だけなんで、早めに当たりたいとだけ思ってやってました。

Tsuiso Tournament

植尾、無理せず余裕の走りで優勝!

  • Final Battle

    植尾 勝浩 シルビア [ S15 ] vs 三好 隼人 スカイライン [ ER34 ]

    三好は準決勝でフロントタイヤをパンクさせてしまい、空気圧を落としているリヤ用のスペアを履かせた。1本目はヘアピンでアンダーステアを出し、立ち上がりもまっすぐになり、植尾アドバンテージ。2本目は後追いの植尾がほどほどの距離感で合わせ、植尾が勝った。

植尾と伊藤以外はベスト8で全滅!
 単走決勝で敗退した石川につづいて、追走ベスト16では、ランキング3位の原が、またランキング8位の今前田が敗退した。
 また同4位の梶原と5位の伊東は出走していないため、上位陣でベスト8に勝ち上がったのは植尾と伊藤(満)のみとなった。
 間瀬の追走は、第2ヘアピンからS字にかけて相手と近い距離を保つのがむずかしく、なかなか接近ドリフトが見られなかった。いっぽう逃げたい先行者がS字のインカットで減点されるケースも多く、接近戦が見られないままおたがいにインカットの減点で再戦に入るというケースも前半にはなんどか見られた。
 ベスト4に勝ち上がったのは、植尾、伊藤(満)、増田、三好。植尾vs伊藤(満)は、植尾に寄せることができなかった伊藤(満)に対し、植尾はインカットした伊藤(満)に、無理することなく適度な距離感でキレイに合わせて勝利。
 そして増田vs三好の対戦もインカットをした増田に対し、三好が距離を詰めて増田が勝った。
 決勝は植尾vs三好。三好は準決勝でフロントタイヤをパンクさせてしまい、フロントタイヤのスペアがなかったので、空気圧も落としてあるリヤ用のスペアをフロントに履かせた。
 1本目、三好は第2ヘアピンでアンダーステアを出し、立ち上がりもまっすぐになってしまう。植尾アドバンテージ。2本目は後追いの植尾がほどほどの距離感でカクジツに三好に合わせ、植尾が勝った。
 これでランキング首位の植尾と2位の石川は、47ポイント差と大きく開いた。

  • Best 4 Battle !!

    植尾 勝浩 [ S15 ] vs 伊藤 満紀 [ JZX90 ]

    先行の植尾は車速の高い走りで伊藤は近寄れず。イーブン。2本目は伊藤に焦りがあったか痛恨のインカット! さらに後追いの植尾はキレイに合わせたことで植尾がアドバンテージを獲得。植尾がシーズン3度目の決勝戦進出を決めた。

  • Best 4 Battle !!

    増田 和之 [ JZX100 ] vs 三好 隼人 [ ER34 ]

    1本目は千古の増田にS字のインカットがあったこと、三好がそこそこ近い距離で走ったことで、1ランク三好がアドバンテージをとる。 入れ替えた2本目、先行の三好がいい走りを決めたのに対して、後追いの増田は近づけず。三好が決勝進出を決めた。

  • Pick Up Battle !!

    伊藤 満紀 [ JZX90 ] vs 森 修 [ S14 ]

    1本目、ヘアピンから伊藤のインを狙った森。S字で戻りがあったものの、伊藤のインに入り込みイーブン。2本目、先行の森はヘアピンの立ち上がりでまっすぐになってしまう。伊藤は1本目の森より近い距離ではなかったが、森のミスが大きく伊藤が勝利。

Rd.4 WINNER

植尾 勝浩

Z.S.S. with SIFT & ブレイン
シルビア [ S15 ]


 今回は、スポッターが代わってメンタル的に不安な部分もあったんですけど、チーム一丸となって、自分をイコールな状態で走らせてくれるようにすごく……MMMの三貝浩士くんがすごくいいアドバイスをしてくれたんでよかったですね。
 ラインの自由度とか、そういうものを自分の中で金曜日からどんどん見てですね、やっぱりただ間瀬を攻略するっていうより、いろんな4ドアだったり2ドアだったり、あとどんなタービンとかどんなタイヤで走っているのかっていう情報収集をしてからどんなひとが来ても合わせれるように今回はやったのがすごいよかったですね。

  • The 2nd Place

    三好 隼人
    Team MJ with HIBINO
    スカイライン [ ER34 ]

    増田さんと戦ったときに、どこでかわからないんですけどパンクして、エアが入ってなかったんですよ。で、スペアがなくてリヤタイヤで、エアも落としてあるやつを履いて、ないよりはマシかな、と思って。そしたらもう立ち上がりのまえからアンダー出ちゃって。もう気持ちだけで走りました。植尾さんにどうしても追いつきたくて。またがんばります。

  • The 3rd Place

    伊藤 満紀
    Team Ito Auto with GOODYEAR
    チェイサー [ JZX90 ]

    植尾さんとの対戦はキツかったッスね。そこだけはなんとかしたかったんで、練習からけっこう植尾さんと当たってもいいようにと思って、何回もやらせてもらってたんですけど、やっぱりいろんな走りかた持ってるから、それもいろいろ想定して走りましたけど、あれが限界だったですね。今日のところはやれるところはやりました。植尾さんのときにタイヤも新品にしたし、もうやるべきことはやりました。

Rd.4 Results

最終順位

Pos. No. Driver Team Car Color Tire Point
1 1 植尾 勝浩 Z.S.S. with SIFT & ブレイン S15 - 25
2 16 三好 隼人 Team MJ with HIBINO ER34 ZT 21
3 7 伊藤 満紀 Team Ito Auto with GOODYEAR JZX90 GY 18
4 41 増田 和之 Team Ito Auto with GOODYEAR JZX100 GY 16
5 15 横田 卓三 N-body Neo Style TAKA S14 水色 FD/NK 13
6 37 高橋 和己 Team MORI with TMS JZX100 緑/白/黒 GR 12
7 46 鈴木 克宜 ガレージクリア S15 ピンク TY/NK 11
8 49 森 修 TEAM MORI with MORI S14 GY 10
9 24 池田 幸稔 IMPACT S15 -/ATR 8
10 10 松岡 久司 Team ZESTINO 日比野塾 S15 ZT 7
11 30 高木 美紀 ORIGIN Labo. with R・Y・O with pink★style PS13 ピンク FD 6
12 8 今前田 隆敏 NAVIGATE with Piskey S14 ZT 5
13 27 菊地 雅也 関東工業21期 S14 KD 4
14 47 齋藤 大輔 ダイスケレーシング with TEAM MORI S15 TY/NK 3
15 3 原 大佑 Z.S.S. racing with M/M/M S15 - 2
16 22 森 孝弘 Team MORI with 森 S14 KD 1

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