D1GP RD.6 エビス 詳細レポート

2023 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES RD.6 EBISU
2023年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第6戦 エビス
開催日:2023年8月27日(日)
会場:エビスサーキット・西コース
コースコンディション:ドライときどきウェット
延動員数:4,410名(3日間合計)

単走優勝した松山を倒して藤野が優勝!


第6戦 単走決勝

Tanso 1st place
松山 北斗
+LenoRacing watanabe
GR SUPRA Blue Edition (A90)
Tanso 2nd place
藤野 秀之
GR86 (ZN8)
Tanso 3rd place
北岡 裕輔
MARKⅡ (JZX100)

スープラの強みを引き出して松山が単走優勝

 第6戦は第5戦の翌日におこなわれた。コースレイアウトは前日同様だ。やはり2日目ということもあって得点は全体的に上がってきた。いっぽうで角度や車速はよくても、コースアウト減点などで点を落とした選手も見られた。

 まずAグループでは、田中と中村が98点を超える得点をマーク。続くBグループでは横井が振り出しと振り返しの躍動性で点を稼ぎ98.37点でトップに立った。しかしCグループ第一走者の北岡が、角度の安定性で点を稼ぎ、減点も少ない走りで98.41点をとり、横井をうわまわった。

 そして最後のDグループ、前日の単走優勝者・藤野がするどい振り返しやヘアピンでの高い安定性を見せて98.56点を出してトップに立つ。しかし松山がGRスープラの強みを生かした振り出しの躍動性と、旋回区間での大きな角度で98.75点を獲得。藤野を超えて単走優勝を果たした。

ミスター・アベレージの異名を持つ森だが、この2連戦は平均を大きく上まわる得点で単走を突破した。
1本目はインカットで減点。2本目は1コーナー後半やヘアピンの角度が足りず、松井は2戦連続で単走敗退。
前日の優勝者・川畑は、ダイナミックな走りを見せたが、1コーナー進入でインカットしてしまい単走敗退。
チェック走行で大きなクラッシュをしたSは、なんとか修復して出走したが追走進出はならなかった。
前日からヘアピンでのスピンが多かった末永は、この日も2本目にスピンしてしまい、2日連続単走敗退。
上野は1本目の後半でドリフト不能に。ドライブシャフト2本とも破損で、2日連続の単走敗退となった。
Pos. Gr. No. Driver Car Best Score 2nd Score
1 D 77 松山 北斗 A90 98.75 98.26
2 D 66 藤野 秀之 ZN8 98.56 96.33
3 C 52 北岡 裕輔 JZX100 98.41 96.83
4 B 70 横井 昌志 S15 98.37 98.09
5 A 99 中村 直樹 ZN8 98.33 96.68
6 A 2 田中 省己 S15 98.22 97.17
7 B 33 石川 隼也 ZN8 97.93 95.51
8 B 56 森 孝弘 RPS13 97.90 97.50
9 B 31 蕎麦切 広大 Q60 97.77 96.52
10 C 11 村上 満 ZN8 97.67 97.26
11 B 8 粂 哲也 S15 97.56 97.40
12 C 98 ヴィトー 博貴 PS13 97.54 96.99
13 A 79 目桑 宏次郎 E92 97.48 96.49
14 B 18 日比野 哲也 ZN8 97.39 97.16
15 B 87 齋藤 太吾 A90 97.34 97.06
16 A 51 岩井 照宜 FC3S 97.32 97.25
▲追走トーナメント進出▲
17 D 7 松井 有紀夫 FD3S 97.23 95.39
18 B 88 川畑 真人 ZN8 97.16 96.66
19 C 90 最上 弦毅 A90 97.08 95.11
20 C 23 下田 紗弥加 S15 97.05 87.31
21 D 15 植尾 勝浩 S15 97.00 95.44
22 A 93 加納 広貴 S15 96.58 95.60
23 D 45 Chanatpon Kerdpiam S15 95.78 90.66
24 C 16 山口 孝二 E92 95.51 88.13
25 A 95 Daychapon Toyingcharoen S15 95.13 94.27
26 C 27 茂木 武士 S15 94.69 93.75
27 D 38 斎藤 久史 S15 94.49 89.29
28 A 9 山本 航 S15 94.41 69.10
29 B 86 笹山 栄久 ZN8 93.43 77.51
30 B 46 末永 正雄 S15 93.23 76.47
31 C 55 松川 和也 AE85 92.86 92.66
32 C 63 Konpichit Toyingcharoen RPS13 92.45 92.22
33 D 43 田所 義文 AE86 91.84 87.91
34 D 39 長井 利樹 PS13 91.64 72.93
35 D 69 秋葉 瑠世 S15 90.60 76.17
36 C 12 久保川 澄花 RPS13 89.83 89.26
37 A 78 上野 高広 GSC10 76.59 0.00
38 A 75 畑中 夢斗 JZX100 74.00 72.20
C 89 Lattapon Keawchin A90 DNS  

第6戦 単走優勝

松山 北斗

+LenoRacing watanabe
GR SUPRA Blue Edition (A90)

 この週末DOSSの点は練習でもずっとよくて、点数的には自信はあったんですけど、ちょっと走りかた的にゾーンが毎回あやしいんで……アウト側に飛ばす1ゾーンのところが自分の走りかただと角度でどんどん内側に巻いてっちゃうんで、そこを合わせるのがすごくむずかしい。でも、そこをちょっと抑え気味に行くとどうかな?っていうのがあって、自信はそんなになかったです。

 昨日は1本目に減点が入っちゃって2本目ちょっと抑えすぎてあまり伸びなかったんで、今日は1本目をちょっと抑えて。といっても90%ぐらいで入って、そこそこの点で、5位だったかなその時点で。それでもう通過はできたんで2本目思い切りいけるということで、2本目のほうがストレートから奥で振って、よりアクセルを長い時間全開で1ゾーンのところをまわれるように、というのを意識しました。

 ちょっとミスはあったのと、すごいゾーンぎりぎりだったんですけど、動き的にはだいぶ狙いどおりだったんで。それが点につながってよかったです。

 去年、ここで単走優勝、追走優勝してて、今年ももうすごい準備してきて狙いに来てるんで、とりあえず単走優勝取れたんでよかったです。追走、優勝できるようにがんばりたいと思います


第6戦 単走ハイライト


第6戦 追走トーナメント

Final Battle
松山 北斗 (A90) vs 藤野 秀之 (ZN8)
ここまで高い車速と大きな角度を見せていた松山だが、ウエット路面で抑えぎみに進入せざるをえなかった。

突然のウエット路面で藤野が松山を封じ込める

 追走トーナメント直前ににわか雨があったが、雨量は多くなく、ウエット路面で追走がスタートしたものの、急速に路面は乾いていった。

 ベスト16では、追走直前にトラブルを起こした岩井と、単走を通過したもののエンジントラブルを起こした齋藤(太)がリタイヤ。あとはスピンをした森とオーバーランした北岡をのぞいて、単走順位が上の選手が順当に勝ち上がった。

 ベスト4に勝ち上がったのは、松山、中村、藤野、日比野。GRスープラ1台にGR86が3台と、すべて現行車種だ。まずは松山と中村が対戦。1本目に後追いの中村が大きく流されてしまったほか、2本目にもゾーン不通過やアンダーステアのミスをして松山が勝った。

 藤野vs日比野はまず後追いの日比野が終始近いドリフトを見せて大きなアドバンテージを獲得した。しかし、ここで土砂降りのにわか雨が降り、約45分間競技が中断。雨が上がって、2本目の走行から再開されたが、路面はウエットになっていた。ここで先行の日比野が1コーナーでオーバーラン。これによって藤野が逆転勝利した。

 決勝は松山vs藤野。1本目は松山が先行。松山は1コーナーのクリップ付近でかなり失速ぎみになり、角度も浅くなるが、藤野は角度を維持しつつドリフトを合わせる。そして2本目、いい走りを見せた藤野に対し、松山は近寄る場面もあったがラインが小さくなってしまう。これで藤野の勝ちが決まった。

Semi Final Battle
松山 北斗 (A90) vs 中村 直樹 (ZN8)
1本目先行の松山は高い車速と強烈な角度で飛び込み、とらえきれなかった中村は大きく流されてしまった。
Semi Final Battle
藤野 秀之 (ZN8) vs 日比野 哲也 (ZN8)
1本目は日比野が圧倒的な後追いを披露。しかし、にわか雨によるコンディション変化で流れが変わった。
Pick Up Battle
横井 昌志 (S15) vs 中村 直樹 (ZN8)
進入で振りすぎた横井は大スピン。後追いの中村は白煙の中、横井と土手の間を抜けて見事に回避した。
Pick Up Battle
日比野 哲也 (ZN8) vs 田中 省己 (S15)
後追い時にはお互いに終始近いドリフトを見せた熱戦だったが、先行時のDOSSポイントの差で日比野が辛勝した。
Pick Up Battle
松山 北斗 (A90) vs 蕎麦切 広大 (Q60)
後追い時にはお互いに近いドリフトを見せたが、第3セクター近辺で角度が浅くなってしまった蕎麦切が敗れた。
Pick Up Battle
石川 隼也 (ZN8) vs 村上 満 (ZN8)
後追いからの接近度では村上が上まわったが、後追い時のDOSS点が低く、合計点で石川が上まわった。

第6戦 優勝

藤野 秀之

TEAM TOYO TIRES DRIFT
TEAM TOYO TIRES DRIFT GR86 #66 (ZN8)

 昨日追走のときにちょっとクルマの不満があったのでそのセットだけを追走用に合わせて、クルマが乗りやすくなったんで、まず単走はなんとかなるな、みたいなかんじでした。ただ、トラブルはけっこうありました。パワステのトラブルが何回か起きちゃって、単走の1本目は大丈夫だったんですけど、2本目スタートした瞬間にキュッと重くなって、重たいまま進入すると危ないなって思ったんですけど、ちょっと加速してるうちに重くなったり軽くなったりするだけだったんで、とりあえず行こうって行ったかんじです。

 (追走の石川選手との対戦は) はじめてなんですよね。やっぱりスタイルのちがうひとと走るってちょっとむずかしいんですけど、あるていどどういうふうに走るかっていうのはスポッターが分析してたんで「そこはこうしてね」みたいな指示があったのでよかったと思います。

 (日比野選手との対戦で雨が) 雨は奥伊吹ですごくイメージ悪かったんで、大丈夫かな?と。ただ、ウォーミングアップのときにどのぐらいの感覚かっていうのだけ試したら、これ意外といけるかもって、感触がよかったので、意外とすんなり行けましたね。

 (日比野選手がオーバーランしたが) ウォーミングアップのときにあの場所は滑るのはわかってたんで。でも先行は滑るけどゾーンを取らなくちゃいけないので。後追いは確実に取れってわけではないので、(日比野選手が) 流されてもらってラッキーと思ったくらいです。

 (決勝の松山選手は) ドライだったらすごくやりづらい相手だなと思ったんですよ。ウェットになったので今日は運がいいなと思います。自分は日比野くんとウエットでいちばん最初に走ってるので、やっぱ練習が多いじゃないすか。自分はどこが滑ってどこがグリップするってのわかったので比較的自分のほうが有利だったとは思います。

 (優勝して) やっぱり気持ちいいから次も優勝したいですよね。


第6戦 2位

松山 北斗
TEAM TOYO TIRES DRIFT

第6戦 3位

中村 直樹
TEAM VALINO × N-style

第6戦 優勝チーム

TEAM TOYO TIRES DRIFT

第6戦 ベストメンテナンス

TEAM TOYO TIRES DRIFT

第6戦 最終順位&ポイント

Pos.No.DriverTeamCarModelTsuiso PointsTanso Points
166藤野 秀之TEAM TOYO TIRES DRIFTGR86ZN8253
277松山 北斗+LenoRacing watanabeGR SUPRAA90214
399中村 直樹TEAM VALINO × N-styleGR86ZN818 
418日比野 哲也SHIBATIRE RACINGGR86ZN816 
570横井 昌志D-MAX RACING TEAMSILVIAS15131
62田中 省己SHIBATIRE RACING SEIMI STYLE DSILVIAS1512 
733石川 隼也広島トヨタ team DROO-PGR86ZN811 
831蕎麦切 広大SHIBATIRE RACINGQ60Q6010 
952北岡 裕輔TEAM MORIMARKⅡJZX10082
1056森 孝弘GP SPORTS180SXRPS137 
1111村上 満Repair Create × 326powerGR86ZN86 
128粂 哲也HIRANO TIRE ★ VALINO RACINGSILVIAS155 
1398ヴィトー 博貴DRIFT STAR Racing × RACING GEARSILVIAPS134 
1479目桑 宏次郎TMS Racing Team G-meisterE923 
1587齋藤 太吾FAT FIVE RACINGGR SUPRAA902 
1651岩井 照宜RS Watanabe SPEED MASTERRX-7FC3S1 

第6戦 単走順位&ポイント

Pos.No.DriverTeamCarModelPoints
177松山 北斗+LenoRacing watanabeGR SUPRAA9020
266藤野 秀之TEAM TOYO TIRES DRIFTGR86ZN816
352北岡 裕輔TEAM MORIMARKⅡJZX10015
470横井 昌志D-MAX RACING TEAMSILVIAS1514
599中村 直樹TEAM VALINO × N-styleGR86ZN813
62田中 省己SHIBATIRE RACING SEIMI STYLE DSILVIAS1512
733石川 隼也広島トヨタ team DROO-PGR86ZN811
856森 孝弘GP SPORTS180SXRPS1310
931蕎麦切 広大SHIBATIRE RACINGQ60Q608
1011村上 満Repair Create × 326powerGR86ZN87
118粂 哲也HIRANO TIRE ★ VALINO RACINGSILVIAS156
1298ヴィトー 博貴DRIFT STAR Racing × RACING GEARSILVIAPS135
1379目桑 宏次郎TMS Racing Team G-meisterE924
1418日比野 哲也SHIBATIRE RACINGGR86ZN83
1587齋藤 太吾FAT FIVE RACINGGR SUPRAA902
1651岩井 照宜RS Watanabe SPEED MASTERRX-7FC3S1

第6戦 チーム順位&ポイント

Pos.No.TeamDriverPoints
166TEAM TOYO TIRES DRIFT藤野 秀之26
277+LenoRacing watanabe松山 北斗20
399TEAM VALINO × N-style中村 直樹15
418SHIBATIRE RACING日比野 哲也10
570D-MAX RACING TEAM横井 昌志6
62SHIBATIRE RACING SEIMI STYLE D田中 省己6
733広島トヨタ team DROO-P石川 隼也6
831SHIBATIRE RACING蕎麦切 広大6
952TEAM MORI北岡 裕輔3
1056GP SPORTS森 孝弘3
1111Repair Create × 326power村上 満3
128HIRANO TIRE ★ VALINO RACING粂 哲也3
1398DRIFT STAR Racing × RACING GEARヴィトー 博貴3
1479TMS Racing Team G-meister目桑 宏次郎3
1587FAT FIVE RACING齋藤 太吾3
1651RS Watanabe SPEED MASTER岩井 照宜3

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