D1ライツ RD.1 日光 詳細レポート

2026 D1 LIGHTS SERIES RD.1 NIKKO
2026年D1ライツシリーズ第1戦日光
開催日:2026年4月4日(土)
会場:日光サーキット(栃木県)
司会進行&実況&解説:鈴木学/駒崎亮介
審判員:神本寿/今村隆弘/波紫聖和
コースコンディション:ドライ→ウェット
 延動員数:1,008名(3日間合計)

初参戦の島袋竜馬が快進撃で初優勝!


第1戦 単走決勝

Tanso 1st place
伊藤 充輝
TEAM miyaseimitsu
miyaseimitsu S15 SILVIA [S15]
Tanso 2nd place
中村 大介
180SX [RPS13]
Tanso 3rd place
浅見 廉
SILVIA [S15]

ゾーンを確実にとっていけ!

 開幕戦の舞台は3年連続となる日光サーキットだ。第1戦の競技区間は昨年の第1戦と同様、バックストレートの後半からスタートして4コーナーを立ち上がったところまで。通過指定ゾーンも昨年とおなじ最終コーナーのひとつまえのコーナーのアウト側、最終コーナー立ち上がり後のアウト側、1コーナーに向けて振り出す地点のアウト側、そして1コーナー奥(審判席まえ)のアウト側と、計4ヶ所に設定されただが、最終コーナー立ち上がり後のアウト側のゾーンは小さくなった。

 このサーキットは走り込んでいる選手も多いが、このゾーン設定により最終コーナーまでの走りかたがふだんと変わり、コース外減点、ゾーンはずしの減点、リズムがとれずにサイド修正などを入れて減点を受けた選手が多く、そして最終コーナーをスムーズに抜けられないことにより、1コーナーでも走りを決めきれない選手も多かった。

 そのなかで、上位3~4人は1コーナーへの飛び込みで、向きを変えてからアクセルを踏む流れが素早く、そのなかで、最終コーナーをいいコントロールで抜け、1コーナーでの動きの精度も高かった伊藤(充)が最高得点をとって単走優勝を決めた。

Pos.No.DriverCarBest2nd Best
132伊藤 充輝S1597.8096.60
279中村 大介RPS1397.6096.10
388浅見 廉S1597.5596.90
469中村 健一S1497.5053.00
590伊藤 満紀JZX9097.4597.30
651五十嵐 剛S1597.4553.50
755吉田 紘祐FD3S97.3553.00
816柳 晃司S1597.2095.70
965安藤 直輝C3397.1596.75
1066瀬戸 大輔S1597.1096.75
1136最上 弦毅S1596.9096.50
1241植村 真一JZX10096.9053.00
1318大島 彰仁RPS1396.7596.35
1419浅野 潤一PS1396.7557.50
1552島袋 竜馬RPS1396.6595.25
1698安藤 塁S1596.5094.75
▲ 追走トーナメント 進出 ▲
176北澤 淳JZX9096.2595.75
1850沼里 裕太JZX10096.2552.50
1961鈴木 勇人RPS1396.0595.00
2029粟野 如月RPS1396.0594.55
2192大島 挙一S1596.0094.75
2278勝俣 駿太S1495.9095.50
2377髙野 直樹JZX10095.7595.50
2443鈴木 勉AE8595.7552.50
2544須黒 典高S1495.6093.55
2673油浦 桃PS1395.5093.65
277Rohab KhanS1595.4094.15
2875此木 智也RPS1395.4055.00
293三品 和希RPS1395.2594.20
3059木暮 博亮JZX10095.1554.00
3134黒澤 由直ER3495.1094.00
3299阿久澤 一幸ZN695.0048.00
3349田中 光ER3494.7593.90
3448野口 英譲S1494.6553.50
3546山本 アツヒトS1594.6052.00
3686近藤 善道AE8694.3093.75
3733辻 紳護武C3394.0052.00
385竹田 和明S1493.7553.00
3980Jin Tea WookBK93.5593.00
408平田 健介S1493.0071.50
4189前川 祐樹S157.50
4424田山 ジュンJZZ31DNS
4628Krupenkin AleksandrS15DNS
4256森 孝弘ZN6DNS
4326熊谷 圭一郎RPS13RETIRE
4568谷 光一PS13RETIRE
4776影山 忠則S14RETIRE

第1戦 単走優勝

伊藤 充輝

TEAM miyaseimitsu
miyaseimitsu S15 SILVIA [S15]

 クルマは去年から大きくは変わってないんですけど、いろいろ古い仕様のままだったので、LINKのコンピューターをつけて、ナックルもいまどきのものにして、なるべく最新の仕様にはしてきたつもりではいます。まだスペック的には物足りないですけど。

 あとはもう日光は本当に超ホームで。僕はここしか走ってないので、開幕の単走優勝はずっと狙ってて。やっぱ単走は得意な部分だったので。

 練習ではちょっと悩んでましたけど、そこそこできていたので、あとは本番でやるだけだなってところでした。ゾーンは、いつもとちょっとズレてるんですけど、ふだんはスタッフとして線をよく引いてるんですよ。だから「じゃあ、今日はこのぐらいか」みたいにちょっと考えて走りました。

 まず1本目は失敗しないことを心がけました。1本目があるていどできれば、2本目はもう思い切りいけるので、その組み立てはいつも気をつけています。

2本目失敗しちゃったんですけど、1本目の、決めに行ったのが評価されて点が入ったのでよかったです。

 (単走優勝できて) 最高ですね。もう開幕で単走優勝するぞって、このことをずっと考えてたんで、決められてよかったです。


第1戦 追走トーナメント

Final Battle
伊藤 満紀 [JZX90] vs 島袋 竜馬 [RPS13]
むずかしいウエット路面にもかかわらず、島袋は近い距離ときれいな位置どりの追走を成功させて初優勝を決めた。

初出場の島袋が雨のなかでベテラン伊藤(満)を下す

 単走終了後に雨が降り出した。すぐに本降りになり、完全なウエット路面で追走トーナメントがはじまった。

 ベスト16では、8対戦中5対戦がスピンで勝敗が決まった。いっぽう、初出場の島袋(昨年最終戦はエントリーしていたが車両が間に合わなくて出場できず)が質の高い走りでベテラン中村(大)を破った。

 ベスト8では、昨年のシリーズ5位・浅野と同1位・最上の対戦があったが、最上が1本目の後追いから最終コーナー立ち上がりで追突。2本目の先行時にもスピンしてしまい、浅野が勝った。

 ベスト4に勝ち上がったのは、長年日光サーキットを走り続けている安藤(塁)と伊藤(満)の大ベテラン2人と、新人の島袋、そして浅野となった。

 まず安藤(塁)と伊藤が対戦した。おたがいに先行時には審判席まえで飛び出したが、安藤は後追い時にもラインや姿勢を乱し、伊藤が決勝進出を決めた。

 島袋vs浅野の対戦は、最初の2本ではおたがいに小さいミスがあって明確な差はつかず勝負は再戦にもつれた。その1本目、浅野は近い距離に寄せたものの角度が浅かったことでアドバンテージはとれない。それに対して、2本目後追いの島袋はいい振りから角度のある後追いを見せて勝利した。

 決勝は伊藤(満)vs島袋。1本目は伊藤が先行。島袋はストレートから近い距離につけ、きれいに角度を合わせて、ややコースオフした伊藤にも合わせきった。2本目は島袋が先行。2本目は伊藤も攻めた走りを見せたが、最終コーナーで接触したこともあってややリズムを崩し、島袋の勝ちとなった。


第1戦 優勝

島袋 竜馬

WISTERIA
WISTERIA 180SX #52 [RPS13]

 (日光はよく走ってる?) いや、年に1回とかですね。去年も1回しか走ってないです。今年はライツがあるんで、ワンダー走で1回。そのワンダー走のときにこのクルマをシェイクダウンしたんですよね。なので、実際に乗るのは2回目なんですけど、本当にうちの社長(藤野選手)がすごいいいクルマを作ってくれて。

 自分はもともと沖縄出身で、沖縄のやんばるサーキットっていうところで育ってきて、D1ドライバーの玉城も一緒に昔から走ってた仲間なんですけど、そのつながりからやんばるサーキットのオーナーがWISTERIAさんとつなげてくれて、自分がこっちに出てきてやってます。

 今日は、上は目指してたんですけど、自分のやることだけやるっていうのを決めて走っただけなので、カッコつけて「おりゃおりゃ」ってやらず、本当に自分ができる成功率だけを求めて挑みました。なんで、相手がだれであろうと、サドンデスであろうと、あせりはあんまりなかったかなと思って、もう本当に自分のやることをいまやるっていうのを毎回やってただけなので。

 (追走から雨だったが) この180SXは雨がすごい乗りやすくて、なので、もう雨降ったときにもべつに「雨だ。まぁいいか」くらいなかんじでしか思っていませんでした。あと今回はじめてマクセンタイヤさんを履かせていただいたんですけど、雨は木曜日の練習のときに1回乗っただけで。でも、そのときってクルマのセットができてなくて、情報があまりなくて。なので、ウォーミングアップでどこが滑るかとか、路面の状況だけを確認して、それで本番走っただけなんで。

 (決勝の後追いは) 「やってやるぞ」みたいなのはなかったですね。離れたくない、相手のリヤタイヤぐらいにずっといたいっていう気持ちだけで走ってたました。進入のときちょっと離れてたんですけどスポッターさんが「アクセルアクセル」っていってくれたんで。それでちゃんと「前に前に前に」っていう、そこは意識しました。

 (優勝して、いまの心境は) いや、信じられないですね。まだぜんぜん信じられない。ただ自分のなかで、このいまのメンタルとかを、明日もあるんで、どうやって下げずに維持するかが、わからないです。「どうコントロールしたらいいですか?」って社長に聞きます。


第1戦 2位

伊藤 満紀

Team Ito Auto
Ito Auto Chaser [JZX90]

 (決勝は) ベスト8の追走がよかったんで、あれとおなじことをやりたいなと思ってたんですけど、やっぱり新しいゾーンというか、去年からやっているゾーンのところのタイミングの合わせかたがひとによってちがうので、そこがちょっとズレちゃってストレートがズレちゃったっていうかんじでしたね。ピークがベスト8に来ちゃいました。


第1戦 3位

浅野 潤一

FEAT Racing × SPEED MASTER
PS13 SILVIA [PS13]

 (準決勝の敗因は) 今回の路面はすごい場所によってμがちがったんで、すごいむずかしかったですよね。そういう細かいところの処理のしかたが甘かったかな、相手が上手だったかな、と思います。


第1戦 最終順位&ポイント

Pos.No.DriverTeamCarModelPoints
152島袋 竜馬WISTERIA180SXRPS1325
290伊藤 満紀Team Ito AutoCHASERJZX9021
319浅野 潤一FEAT Racing × SPEED MASTERSILVIAPS1318
498安藤 塁Team ATTESA ND-VictorySILVIAS1516
516柳 晃司THEATER × Sky ORIGIN Labo. Moty’sSILVIAS1513
666瀬戸 大輔Crazy Max × PROCYONSILVIAS1512
736最上 弦毅HONEST D-MAX MCR Factory SHIBATIRESILVIAS1511
818大島 彰仁Gakeka✩Doteka180SXRPS1310
932伊藤 充輝TEAM miyaseimitsuSILVIAS158
1079中村 大介TEAM MAXEN WISTERIA WONDER180SXRPS137
1188浅見 廉RF GARAGE × KtechSILVIAS156
1269中村 健一KSファクトリーSILVIAS145
1351五十嵐 剛GoGoRacingSILVIAS154
1455吉田 紘祐TEAM miyaseimitsuRX-7FD3S3
1565安藤 直輝Flowmark Moty’s MAXENLAURELC332
1641植村 真一Team Ito Auto 41Style UemuraSangyoCHASERJZX1001

第1戦 単走順位&ポイント

Pos.No.DriverTeamCarModelPoints
132伊藤 充輝TEAM miyaseimitsuSILVIAS1520
279中村 大介TEAM MAXEN WISTERIA WONDER180SXRPS1316
388浅見 廉RF GARAGE × KtechSILVIAS1515
469中村 健一KSファクトリーSILVIAS1414
590伊藤 満紀Team Ito AutoCHASERJZX9013
651五十嵐 剛GoGoRacingSILVIAS1512
755吉田 紘祐TEAM miyaseimitsuRX-7FD3S11
816柳 晃司THEATER × Sky ORIGIN Labo. Moty’sSILVIAS1510
965安藤 直輝Flowmark Moty’s MAXENLAURELC338
1066瀬戸 大輔Crazy Max × PROCYONSILVIAS157
1136最上 弦毅HONEST D-MAX MCR Factory SHIBATIRESILVIAS156
1241植村 真一Team Ito Auto 41Style UemuraSangyoCHASERJZX1005
1318大島 彰仁Gakeka✩Doteka180SXRPS134
1419浅野 潤一FEAT Racing × SPEED MASTERSILVIAPS133
1552島袋 竜馬WISTERIA180SXRPS132
1698安藤 塁Team ATTESA ND-VictorySILVIAS151

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