D1ライツ RD4 名阪 詳細レポート

2026 D1 LIGHTS SERIES RD.4 MEIHAN
2026年D1ライツシリーズ第4戦名阪
開催日:2026年6月7日(日)
会場:名阪スポーツランド(奈良県)
司会進行&実況&解説:鈴木学/駒崎亮介
審判員:神本寿/古口美範/寺町邦彦
コースコンディション:ウェット
 延動員数:1,069名(3日間合計)

第4戦 単走決勝

Tanso 1st place
柳 晃司
THEATER × Sky ORIGIN Labo. Moty’s
skymotors S15 [S15]
Tanso 2nd place
奥茂 祐真
Silvia [PS13]
Tanso 3rd place
瀬戸 大輔
Silvia [S15]

ウエット路面でもするどい振りで柳晃司が初優勝!

 第4戦は、第3戦の翌日に同じ名阪スポーツランドで開催された。コースレイアウトは前日と若干変更になり、2コーナーでインフィールドに入るのではなく、3コーナーまで外周を走ってからインフィールドに入っていくレイアウトだ。それにより、通過指定ゾーンは、最終コーナーの手前、ストレートエンドのアウト側、審査席前のアウト側までは前日の第3戦と同様だが、第4ゾーンのみ3コーナーの先のイン側に変わった。また、この日は朝から雨で終始ウエット路面での競技となったこともあり、ゾーンは厳密には見られなくなり、大きく離れなければ減点にならないとされた。審査席前のリミットラインに関しても、1輪のはみ出しまでは減点されないことになった。

 評価の重要ポイントは、振りの鋭さとドリフトの角度だ。とはいえ滑る路面では慎重になって、ストレートでフル加速をしなかったり、一気に角度をつけず手前からサイドを引く進入スタイルをとった選手が多かったが、そういう走りでは高得点はとれなかった。

 前日単走優勝のケーシーは1本目に失敗したことで2本目は抑えて走り、単走優勝争いにはとどかなかったが、奥茂や柳(晃)は、しっかりアクションをつけてするどく振り出して高得点を獲得。特に柳(晃)は、奥で振り出すリスクの高い進入で、少し流されぎみにはなったが、しっかり角度もつけてコーナーをまわり、単走優勝となった。

 なお、前日上位に入った中村(健)、中川(尚)が敗退したほか、追走進出者の半数が前日と異なる顔ぶれとなった。


順位No.DriverCarBest2nd Best
116柳 晃司S1598.4096.65
240奥茂 祐真PS1397.8542.50
366瀬戸 大輔S1597.8097.75
49藤尾 明仁S1597.6557.50
526熊谷 圭一郎RPS1396.9545.00
637Dhnaram CaseyPS1396.8540.00
715齋藤 翔S1596.7596.35
879中村 大介RPS1396.6595.55
951五十嵐 剛S1596.6060.00
104横田 卓三S1496.6056.00
1130小紫 知慧ZN696.5583.00
1219浅野 潤一PS1396.5543.50
1390伊藤 満紀JZX9096.4542.50
1417豊田 雄一郎GX10096.4048.50
1536最上 弦毅S1596.3542.50
1699阿久澤 一幸ZN696.3095.70
▲ 追走トーナメント 進出 ▲
1765安藤 直輝C3396.1080.00
1886近藤 善道AE8696.1038.50
1952島袋 竜馬RPS1395.9551.00
208平田 健介S1495.9546.00
215竹田 和明S1495.9042.00
2246山本 アツヒトS1595.8595.40
2311中川 尚隆S1595.8557.50
2428Krupenkin AleksandrS1595.4545.00
2568谷 光一PS1395.4039.50
2632伊藤 充輝S1595.0035.00
2785吉田 時夢RPS1394.9542.50
2861鈴木 勇人RPS1394.7594.70
2948野口 英譲S1494.7040.00
3056森 孝弘ZC694.5041.00
317Rohab KhanS1585.5041.50
3244須黒 典高S1480.0077.50
3349田中 光ER3480.0064.00
3469中村 健一S1462.5052.50
352中川 孝之RPS1350.0047.50
3688浅見 廉S150.00DNS
3741植村 真一JZX100DNS
3880Jin Tea WookBKDNS
3933辻 紳護武C33DNS
403三品 和希RPS13リタイア
4158谷本 真人S14リタイア

第4戦 単走優勝

柳 晃司
THEATER × Sky ORIGIN Labo. Moty’s
skymotors S15 [S15]

自信はなかったんですけど、雨で練習して調子はまあまあ普通に走れてたんで、ちょっとがんばって走りました。なんかクルマが雨だと調子よくて、クルマのおかげです、たぶん。

(昨日のドライのときは)ドライは雨よりはよくなかったですね。ぜんぜん走れてなかったです。でもここは今日初めて雨で走ったんですよ。もともと雨はきらいじゃないんですけど、ちょっと走れるか不安だったんですけど、まあうまく決まったっていうだけです。

(今日の朝からは手応えがあった?)朝走ってみて「あーいけそうかな」っていう感じで。でも1位は考えてなかったですからね。予選は通りそうかなっていうぐらいで。本番は1本目がうまくまとまったんで、ちょっと2本目がんばって攻めようって思ったのが、まあそれもどうにかいけたっていう感じですけど。

(1本目は何%くらいで走った)1本目もまあまあ攻めてましたよ、自分の中では。いつも通りぐらいでいったんですけど、うまくいっちゃったんで、よかったです。で、2本目は、いつも進入苦手なんで、ちょっと進入だけパキンといく感じで走ったら、飛び出すかなっていうところでギリギリ耐えてたんでよかったと思うんですけど。ちょっと点はわかってなかったです。どうにかいけたなっていう感じで。

 でも単走優勝が夢やったんで、めちゃめちゃ嬉しいですね。


第4戦 追走トーナメント

Final Battle
デュナラム・ケーシ[PS13] vs 藤尾 明仁 [S15]
藤尾も進入の距離感ではケーシーに負けていなかったが、その後に姿勢を乱して敗北。ケーシーは振りの鋭さでも上まわっていた。

地元のベテランを倒してケーシーが2連勝!

 ベスト16では、やはり単走で上位だった選手が勝ち上がった対戦が多かったが、単走12位の浅野は熊谷に貫禄勝ちし、ベスト8に進出した。

 ベスト8では昨年第8戦で準優勝した地元のベテラン藤尾が近い距離のドリフトを見せてその浅野に勝利。ベスト4には、柳(晃)、藤尾、齋藤(翔)、ケーシーが勝ち上がった。柳(晃)と齋藤(翔)は初のベスト4進出だ。

 準決勝最初の対戦は柳(晃)vs藤尾。両者互角の走りで再戦にもつれこむと、その1本目、藤尾は飛び込みできれいに柳(晃)をとらえ、近いドリフトを見せる。2本目は柳(晃)が審査席前で浅くなって藤尾をプッシュ。これで藤尾が勝った。

 準決勝もうひとつの対戦は齋藤(翔)vsケーシー。その1本目、先行の齋藤(翔)のラインがケーシーの走行を妨害したという判定でケーシーがリード。2本目もケーシーはいい走りをしてケーシーが2日連続で決勝進出を決めた。

 決勝は藤尾vsケーシー。名阪マイスターのふたりだ。1本目は藤尾が先行。ケーシーは同時振りからきれいに接近ドリフトを見せ、後半少し離されたもののアドバンテージを獲得。2本目は後追いの藤尾がやはり近い位置で振り出したものの、その先で角度が浅くなり、2コーナー先ではドリフトがもどるミス。これでケーシーが2連勝を決めた。

 このラウンドで伊藤(満)はベスト16で敗退したため、浅野は2位の伊藤(満)に対して24ptsまで差を広げてランキング首位をキープ。いっぽうケーシーが同3位に浮上してきた。

第4戦 追走トーナメント


第4戦 優勝

デュナラム・ケーシ

BURST
Nissan S13 Silvia [PS13]

(今日は雨だったが)めちゃくちゃ難しいです。 名阪の路面はあちこちで路面がちがうんです。食うところ、滑るところは、ホームコースだからだいたいわかるんやけど、それでも雨が降っているともうむずかしいです。簡単にできないです。

(単走ではミスをしていたが)めちゃくちゃミスです。恥ずかしかったです。 朝練習して、まあ雨降ってたんだけど食いすぎた。だから本番はなんかフェイントのところでちょっとがんばりすぎちゃって、スピンしました。だから、2本目はまあまあ安全に行きました。スピンしないように。で、スピンなしで、まあまあ普通に予選とおりました。

(追走でむずかしかったところは?)やっぱり最終コーナー。ゾーン1とか。そこが近ければ、まあまあ普通にできる。

(決勝の藤尾選手とはふだんから走っている?)もちろん。1ヵ月に1回、2回ぐらい。で、藤尾さん、やっぱり去年とか、関西オールスターとか、雨降ってるところで、すごい上手い、毎回。名阪でいつも同じの走りができるひとは少ないけど。

 決勝は最初が先行はフジオさんで、すごいノリノリで行ってきた。で、先行は、いつもどおり走れた。スピンなしで。それで優勝しました。

(2連勝できて嬉しさは?)もうヤバい! 名阪で……ヤバい! もう話すのがむずかしいくらいヤバい! とりあえずゆっくりします。ありがとうございます。


第4戦 2位

藤尾 明仁

MAC 誠のうどん N-STYLE
MAC 誠のうどん RISKY N-STYLE シルビア [S15]

(決勝は)ホンマのとこでいうと、(クルマに)暖房ないんですよ。眼鏡が曇るんです。前見えんくなるんですよ。窓開けてるでしょ。で、水しぶきで、さらに前見えんくなるんです。「走れるか!」って感じですよね。まあ、言い訳ですけど。気合入れすぎたのもあるんですよ。なんか息荒くなるでしょ。さらに前見えんくなるんです。走るあいだが狭くなると、どんどん息荒くなるから、どんどん見えんくなる。残念でしたね。


第4戦 3位

柳 晃司

THEATER × Sky ORIGIN Labo. Moty’s
skymotors S15 [S15]

(準決勝は)最初はいい感じだったんで、なんかちょっと勝ったかなと思ってたんですけど、甘くて。でも(藤尾選手は)マイスターでかなりうまいんでサドンデスでもちょっとがんばったんですけどぶつけちゃって。思ってたより内に入ったんと速度感がやっぱちょっと合ってなかったんで、それに合わしきれんかったっていうのが原因ですね。

(過去最高位ですが)まあずっと単走優勝を狙ってて、それが獲れて、落ち着いてたんですけど、まあ次は追走でも優勝したいんで、練習してきます。

第4戦 最終順位&ポイント

順位NoDriverTeamCarPoint
137Dhnaram CaseyBURSTPS1325
29藤尾 明仁MAC 誠のうどん N-STYLES1521
316柳 晃司THEATER × Sky ORIGIN Labo. Moty’sS1518
415齋藤 翔ワタナベ内燃機S1516
540奥茂 祐真88Group RacingPS1313
679中村 大介TEAM MAXEN WISTERIA WONDERRPS1312
719浅野 潤一FEAT Racing × SPEED MASTERPS1311
817豊田 雄一郎ライズファクトリー豊田GX10010
966瀬戸 大輔CrazyMax × PROCYONS158
1026熊谷 圭一郎ANEST IWATA RACINGRPS137
1151五十嵐 剛GoGoRacingS156
124横田 卓三skymotors ORIGIN Labo. S145
1330小紫 知慧TOYOTA 自動車部 CUSCO GT RADIALZN64
1490伊藤 満紀Team Ito AutoJZX903
1536最上 弦毅HONEST D-MAX MCR Factory シバタイヤS152
1699阿久澤 一幸サンダーお兄さんレーシングZN61

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