D1LT RD.7&8 備北 見どころ

山中×米内のチャンピオン争いに注目!

 9月30日(土)・10月1日(日)の2日間、岡山県の備北ハイランドサーキットにて、今シーズン最後の2連戦となるD1ライツシリーズ第7戦&第8戦(最終戦)が開催される。

 競技区間は例年から大幅に変更され、両日ともホームストレートの直線スタートが採用され、9月30日(土)の第7戦は1コーナーから4コーナーまで、10月1日(日)の第8戦(最終戦)は1コーナーから3コーナーまでとなっている。

 チャンピオン争いでは、これまでの6戦で2位3回の5位3回という戦績で102ポイントを獲得している山中真生選手が首位。そして、優勝1回、2位2回、3位1回を含み、全戦でポイントを獲得し、8ポイント差で米内寿斗選手が追う。

 ポイント上では、ランキング6位の陣野寿幸選手まで逆転チャンピオンの可能性が残されているものの、最後の2連戦で山中選手&米内選手がノーポイントかつほかの上位選手も総崩れ、そして自身は2連勝しなければならないと、非常に厳しい差となっている。

 実質的には山中選手と米内選手の一騎打ち、田野選手や古賀選手は第7戦の結果次第でワンチャンあるかどうかという争いになる。

 ほぼほぼ絞り込まれてしまったチャンピオン争いではあるが、今シーズン最後の2連戦ということで、そこに絡まない選手としても、来年を見据えて好成績を狙っていきたいところ。山中選手と米内選手のチャンピオン争いに、ほかの上位勢がどうからんでくるのかにも注目したいところだろう。


Drivers ranking 1st (102pts)
山中 真生

TEAM:TMS GOODRIDE RACING TEAM
CAR:TMS S15 SILVIA
エビス戦ではブーストが上げられないトラブルに見舞われていたことから、備北戦に向けてトラブル対策だけでなくパワーアップも施して万全の対策を整えてくるという。今シーズンいまだ果たせていない優勝とともにチャンピオン獲得を狙う。

Drivers ranking 2nd (94pts)
米内 寿斗

TEAM:GreenTop × 酒の中村 × AES
CAR:GreenTop 180SX Moty’s VL
日光戦での接触をエビス戦までに完璧に修復してきたものの「キッチリ直したはずなのに、動きには少し違和感がありますね」と言っていた米内選手。山中選手との差はわずか8ポイント。逆転チャンピオンを獲得することができるのか!?

Drivers ranking 3rd (71pts)
田野 結希

TEAM:HOUSE INNOVATION RACING TEAM
CAR:ハウスイノベーション S15 SILVIA
開幕戦では昨年果たせなかった優勝を決めたものの、第2戦でのノーポイントが痛かったか、首位の山中選手とは31ポイント差。逆転するには、山中選手&米内選手を早い段階で抑えつつ自身は2連勝に近い戦績を残さなければならない。

Drivers ranking 4th (69pts)
古賀 誠進

TEAM:TEAM九州 GUN sports
CAR:GUN sports 180SX
前戦のエビスでは悲願の初優勝を決めた九州屈指の大ベテラン。「備北はイチバン走ってるコースですし、ランキング3位と4位じゃ天と地ほどの差があるので、2勝目を狙いつつ、そこを目指したいと思います」と意気込む。

9月30日(土) 第7戦コース

9月30日(土)の第7戦は、最終コーナーを立ち上がった場所がスタート地点となり、1コーナーから3コーナーを抜け、一旦インフィールドに入ってから4コーナーを回り、その後またインフィールドを通過してフィニッシュとなるレイアウトだ。

10月1日(日) 第8戦コース

10月1日(日)の第8戦(最終戦)もスタート位置は第7戦とおなじだが、土曜日のコースとちがうのはそのあと。4コーナーまで大きく回り込んでからインフィールドを通過するレイアウトだ。


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▼Link▼
備北ハイランドサーキット
岡山県真庭市豊永佐伏3190
https://bihoku-circuit.com

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