D1GP RD.2 愛知 詳細レポート

2026 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES RD.2 AICHI
2026年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第2戦 愛知
開催日:2026年5月10日(日)
会場:スカイエキスポ(愛知県)
コースコンディション:ドライ
 延動員数:15,339名(3日間合計)

完璧以上! 100点オーバーで中村(直)が単走2連勝

Tanso 1st place
中村 直樹
TEAM VALINO WORKS
Silk Blaze Sports N-STYLE GR86  [ZN8]
Tanso 2nd place
村上 満 [ZN8]
Tanso 3rd place
畑中 夢斗 [JZX100]

 第2戦は第1戦と同じ愛知スカイエキスポの特設コースで行われた。天候も前日と変わらず晴天で、ずっとドライ路面で行われたため、初めての開催コースに選手たちも慣れてきて、減点は少なくなり、得点は上がった。

 Aグループでは、1本目に失敗した石川が、2本目にやや抑えた走りながら要所要所を決めて98.81点をマーク。いったんトップに立った。

 つづくBグループ、前日の単走優勝者・中村(直)が、1本目に見事な振りとコントロールを見せ、完璧とも思える走りで、ここまでの最高得点99.48点を出してきた。中村(直)は、2本目にさらにアクセル開度を上げ、強烈な振りを見せたが、その位置、方向、角度などすべてがドンピシャで、ほぼ修正することなく理想的なラインでゾーンを通過して走りきった。減点なしの100.60点。自身の得点を更新した。

 その後同じBグループの村上が角度や安定性で点を稼いで99.47点で2位に浮上。Cグループの畑中がスムーズなコントロールで99.02点をとり、3位に入ったが、中村(直)を超える選手は現れず、中村(直)がただひとり100点超えの得点で2日連続での単走優勝を決めた。

昨年D1GPデビューしたものの追走進出がなかったGTドライバーの藤原だが、高いスピードでしっかりゾーンをとり、7位でベスト16にダイレクト進出を決めた。
前日は単走敗退だったルーキーの西山だが、この日は完成度の高い走りを見せて、16位で追走初進出を果たした。
D1GPでは初となるGRヤリスを駆って復帰してきた金田は2本目に走りをまとめ、20位で8年ぶりの追走進出を決めた。
ルーキーの玉川は、2本ともゾーン減点をとられたものの、24位というギリギリの順位で単走通過を決めた。
レクサスRCの2号機を投入した上野。まだ足のセッティングができておらず、25位で惜しくも追走進出を逃した。
第1戦のあとエンジンを載せ替えた松山だが、ほかにも不具合があり、ブーストが上がらず本来の走りができないまま敗退した。

Rd2単走

順位No.NameCarBest2nd Best
199中村 直樹ZN8100.6099.48
223村上 満ZN899.4797.97
375畑中 夢斗JZX10099.0219.25
433石川 隼也ZN898.8184.12
586下田 紗弥加ZN898.5693.71
632多田 康治ZN898.4492.66
715藤原 優汰S1598.4489.54
879目桑 宏次郎S1598.3396.90
988川畑 真人ZN898.3196.77
1022栁 和孝S1498.3087.79
1131蕎麦切 広大ZN898.2597.95
1289POPS1598.0697.33
1366藤野 秀之ZN897.6392.45
1470横井 昌志S1497.560.00
1576中村 龍PS1397.5596.30
1667西山 大貴S1597.4794.38
1787齋藤 太吾A9097.2288.95
1850石井 亮JZX10097.1695.28
1947米内 寿斗RPS1396.7888.53
205金田 義健GXPA1696.7086.45
217松井 有紀夫FD3S96.6494.00
2290手塚 強A9096.1294.80
239粂 哲也S1595.9695.91
2412玉川 艶哉EJZA8095.9595.95
△△ 追走進出 △△
2578上野 高広AVC1095.8293.41
268稲岡 拓也RPS1395.5195.43
2781和田 賢志郎S1595.1193.98
2877松山 北斗GZEA14H95.0492.29
293野村 圭市ER3494.7487.96
3080田野 結希ZN894.6491.74
3116山口 孝二E9292.3585.90
3214玉城 詩菜ZN692.0387.52
3355松川 和也AE8590.8059.46
3417笹山 栄久ZN882.840.00
3557徐壘A900.000.00
51岩井 照宜FC3SDNS
43田所 義文AE86DNS
10三好 隼人ZN8DNS

第2戦 単走優勝

中村 直樹
TEAM VALINO WORKS
Silk Blaze Sports N-STYLE GR86(ZN8)

(今日の単走の目標はどうだった?)もう1位です。 100点行こう思てたんで。

(練習では100点が出ていた?)いや、出てないです。100点狙いにいくとタイヤがすごい消耗するんでそこまで詰めてなかったんです。だからイメージでここの点数とここの点数なら100点行くから、あとはそれを決めよう、みたいな。だから、どうしたら出そうかは頭の中でわかってました。

(昨日と今日で変えたものは?)ファイナル変えました。追走用に変えたんで。そしたら単走も意外と幅が出て、扱いやすくなりました。そのぶんタイヤは消耗しますけど。

(1本目は何%ぐらいで行った?)8割ぐらいで行きましたね。それでだいたい想定通りで。「1本タイヤが出たかな?」と思ったんですけど土屋さんのノリで「カッコよければいいだろう」みたいな? やっぱあれがいいんですよね。やっぱりあのひと盛り上げかたがわかってるんで最高です。もうそれでスイッチ入ったんで、土屋さん来てるからこっちも気合入れよ、思て。15年ぐらい前の気持ちになりました。

(でもそのギリギリを成功させるのはむずかしいのでは?)むずかしいです。めっちゃ、めっちゃ集中しました。2本目は空気圧落として、もう攻めていきましたね。4セク立ち上がって、もうタイヤないんわかってたんで、5セクはちょっと抑え気味で……抑えてなかったら101点出せたんちゃうかなとも思うんですけど。でも、100点出せて最高です。

第2戦 追走トーナメント

Final Battle   
藤野 秀之 [ZN8] vs 蕎麦切 広大 [ZN8]
お互いに接近ポイント14を超える好勝負を見せたが、結果的には先行時のポイントの差で藤野の優勝が決まった。

超絶接近ドリフトの応酬を制して藤野が優勝

追走トーナメントは第1戦同様に、単走の上位24名で行われた。単走上位8名はベスト16から出走。単走9位から24位がベスト24を戦って、勝った選手がベスト16に進出する。

 ベスト24は、追走初進出や経験の少ない選手もいたが、やはり近年追走の成績がいい選手のほうが勝ち上がった。

 ベスト16では追走初進出の藤原がスピードのある先行の走りを生かして粂を相手に追走初勝利を挙げた。また、チェック走行でクラッシュしてトランクがつぶれるほどのダメージを負っていた横井は、それでも修復して追走に進出していたが、米内と畑中を倒してベスト8に勝ち上がった。

 ベスト8では藤野が前日敗れたPOPに勝利。石井は藤原に勝って前日果たせなかったベスト4進出を果たした。また横井は後追い時にビード落ちを起こして敗退した。

 ベスト4に勝ち上がったのは中村(直)、藤野、石井、蕎麦切。まずは中村(直)と藤野が対戦。1本目後追いの藤野はビタビタの追走を見せたが最後のセクターで少し離され、接近ポイントは13。いっぽう中村(直)はスタート直後にポール接触があり、2点減点を受けていた。そして2本目は後追いの中村(直)が、終始ビタビタの走りを見せて15の接近ポイントを獲得。しかし先行の藤野が減点なしの99.4点をとっていたため逆転はならず、藤野が勝った。

 準決勝もうひとつの対戦は石井vs蕎麦切。1本目は後追いの蕎麦切が近いドリフトを見せ、2本目は石井が蕎麦切に接触してストップしてしまい蕎麦切が勝った。

 決勝は藤野vs蕎麦切。1本目は後追いの蕎麦切が終始近いドリフトで接近ポイント14を取る。しかし入れ替えた2本目、藤野もビタビタの後追いをやり返し、接近ポイント14.3。そして先行時のポイントで蕎麦切は藤野に及ばず、藤野が勝った。

 蕎麦切は前日に続いての準優勝で、ポイントランキングでは首位に立った。

Semi Final Battle
中村 直樹 [ZN8]  vs 藤野 秀之 [ZN8]
中村(直)は後追い時にフルマーク15の接近ポイントを取ったが、先行時のミスによる減点が響いて藤野に敗れた。
Semi Final Battle
石井 亮 [JZX100]  vs 蕎麦切 広大 [ZN8]
2本目、最初のコーナーの後半で石井の角度が浅くなるような形で蕎麦切をプッシュ。これが決め手で蕎麦切が勝った。
Pick Up Battle
藤野 秀之 [ZN8] vs POP [S15]
藤野は前日に敗れたPOPとベスト8で対戦。ポップにスピンがあり、藤野も後追いからきれいな接近ドリフトを見せて勝った。
Pick Up Battle
石井 亮 [JZX100] vs 藤原 優汰 [S15]
1本目は、なんとか石井についていった藤原だったが、2本目にドライブシャフトが破損してコースを離脱。石井が勝った。
Pick Up Battle
横井 昌志 [S14] vs 蕎麦切 広大 [ZN8]
横井は先行でスピードのある走りを見せ、蕎麦切も寄せきることができなかったが、2本目に横井のビード落ちがあり蕎麦切が勝利。
Pick Up Battle
蕎麦切 広大 [ZN8] vs 手塚 強 [A90]
今季スープラのドライバーとして復帰した手塚だが、まだマシンに乗り慣れず、追走には進出したもののベスト24で蕎麦切に敗れた。

Rd2追走結果

第2戦 優勝

藤野 秀之
Team TOYOTIRES DRIFT
TEAM TOYO TIRES DRIFT GR86 #66(ZN8)

(昨日POP選手に負けて、今日も対戦したが)昨日走ってるので、今日はもうテンションどこかで上げないといけないっていうのもあったんで。 クルマのセットも変えて、もうテンション上げて走りました。失敗を恐れるともう何もできないなと思ったんで「まあ失敗してもいいか」「 楽しもう」っていう方向に切り替えて走ったら、まあまあ、あんな感じに。実際、うまくいったっていうよりも、もう楽しみました。

(中村選手との対戦のときは中古タイヤだった?)中古タイヤです。そこはトーヨータイヤのR888R Dさすがだなって。タイヤの使いかたがわかってきてるのもあるし、やっぱり減らないようには走ってました。テンションが上がりきってないのに初戦のほうで中古タイヤを使ってしまって、それが原因で負けたりするのがイヤだったんで、もうそこに行ったときに考えようと思って。

(中村選手との対戦のときは、かなりテンションも上がっていた?)ナオキくんと勝負するときはもう単純にほんと楽しいっていうだけなんで。まぁフルマーク取られましたけど、でも楽しみました。

(決勝もいい追走だったが)コウダイくんは、まあクルマも一緒ですし、走らせかたも意外と似てるんで、お互いに思いきった走りができるので、それももう気にせずに思いきっていって、まあちょっと当たったりはしたんですけど、基本的には思いきって。角度とか、クルマの向きの変えかたとかもけっこう似てるんで、安心して楽しみましたね。

(中村選手にも蕎麦切選手にもだいぶ攻められたが)「走りやすい」ってみんなにいわれてるんで、もうべつにそのへんは気にしてないです。

( 今日はなんか特別スイッチ入った?) いや、そういうわけじゃなくて、スイッチ入ったときはこのぐらいできるんです。ただ、いつスイッチが入るかわからないってところです(笑)。メカとかね、まわりのひとたちがいろいろ助けてくれてるんでね、なんとかしないと申し訳ないしね。せっかく応援に来てくれるのに。

(今日も内容的にも気分がいいんじゃないですか?)うん、内容的には気分いいですね。  楽しい追走ができたので。

優勝チーム
総合2位
総合3位
ベストメンテナンス賞
アサヒドライゼロ賞
ルミックス賞

第2戦 最終順位&ポイント

Pos.No.DriverTeamModelTsuiso pointTanso point
166藤野 秀之Team TOYOTIRES DRIFT 1ZN825 
231蕎麦切 広大SHIBATA RACING TEAMZN821 
399中村 直樹TEAM VALINO WORKSZN8184
450石井 亮Team BuzzBreakJZX10016 
515藤原 優汰Team sky FJトラスポS1513 
679目桑 宏次郎TEAM D-MAX RACINGS1512 
789POPTEAM VERTEX D2D SHIBATIRES1511 
870横井 昌志Mind Control Racing SHIBATIRES140 
923村上 満リペアクリエートGRガレージ西風新都リザルトジャパンZN883
1075畑中 夢斗TEAM DRIFT STAR WORKSJZX10072
1133石川 隼也広島トヨタ TEAMマッハ ✕ DROO-PZN861
1286下田 紗弥加TEAM VALINO WORKSZN85 
1332多田 康治CUSCO RacingZN84 
1488川畑 真人Team TOYOTIRES DRIFT 1ZN83 
1587齋藤 太吾FAT FIVE RACINGA902 
169粂 哲也TEAM BUZZBREAK DRIFTS151 
1722栁 和孝SIMsupportSPARK × GaradeHANGOUTS14  
1876中村 龍TEAM DRIFT STAR WORKSPS13  
1967西山 大貴CARGUY Team G-meister VALINO BS15  
2047米内 寿斗GYEON RacingRPS13  
215金田 義健CUSCO RacingGXPA16  
227松井 有紀夫TEAM 雨宮 マツキヨ MINIGT シバタイヤFD3S  
2390手塚 強ウエインズトヨタ神奈川×俺だっ!レーシングA90  
2412玉川 艶哉CARGUY Team G-meister VALINO BEJZA80  

第2戦 単走順位&ポイント

Pos.No.DriverTeamPoint
199中村 直樹TEAM VALINO WORKS28
223村上 満リペアクリエートGRガレージ西風新都リザルトジャパン24
375畑中 夢斗TEAM DRIFT STAR WORKS23
433石川 隼也広島トヨタ TEAMマッハ ✕ DROO-P22
586下田 紗弥加TEAM VALINO WORKS21
632多田 康治CUSCO Racing20
715藤原 優汰Team sky FJトラスポ19
879目桑 宏次郎TEAM D-MAX RACING18
988川畑 真人Team TOYOTIRES DRIFT 116
1022栁 和孝SIMsupportSPARK × GaradeHANGOUT15
1131蕎麦切 広大SHIBATA RACING TEAM14
1289POPTEAM VERTEX D2D SHIBATIRE13
1366藤野 秀之Team TOYOTIRES DRIFT 112
1470横井 昌志Mind Control Racing SHIBATIRE0
1576中村 龍TEAM DRIFT STAR WORKS10
1667西山 大貴CARGUY Team G-meister VALINO B9
1787齋藤 太吾FAT FIVE RACING8
1850石井 亮Team BuzzBreak7
1947米内 寿斗GYEON Racing6
205金田 義健CUSCO Racing5
217松井 有紀夫TEAM 雨宮 マツキヨ MINIGT シバタイヤ4
2290手塚 強ウエインズトヨタ神奈川×俺だっ!レーシング3
239粂 哲也TEAM BUZZBREAK DRIFT2
2412玉川 艶哉CARGUY Team G-meister VALINO B1

※ #70 D1規則 付則-D1 13 に従い、タイヤのビード落ちのため当該大会のポイントは与えられない

第2戦 チーム順位&ポイント

Pos.No.TeamDriverPoint
166Team TOYOTIRES DRIFT 1藤野 秀之26
231SHIBATA RACING TEAM蕎麦切 広大20
399TEAM VALINO WORKS中村 直樹15
450Team BuzzBreak石井 亮10
515Team sky FJトラスポ藤原 優汰6
679TEAM D-MAX RACING目桑 宏次郎6
789TEAM VERTEX D2D SHIBATIREPOP6
870Mind Control Racing SHIBATIRE横井 昌志0
923リペアクリエートGRガレージ西風新都リザルトジャパン村上 満3
1075TEAM DRIFT STAR WORKS畑中 夢斗3
1133広島トヨタ TEAMマッハ ✕ DROO-P石川 隼也3
1286TEAM VALINO WORKS下田 紗弥加3
1332CUSCO Racing多田 康治3
1488Team TOYOTIRES DRIFT 1川畑 真人3
1587FAT FIVE RACING齋藤 太吾3
169TEAM BUZZBREAK DRIFT粂 哲也3
1722SIMsupportSPARK × GaradeHANGOUT栁 和孝1
1876TEAM DRIFT STAR WORKS中村 龍1
1967CARGUY Team G-meister VALINO B西山 大貴1
2047GYEON Racing米内 寿斗1
215CUSCO Racing金田 義健1
227TEAM 雨宮 マツキヨ MINIGT シバタイヤ松井 有紀夫1
2390ウエインズトヨタ神奈川×俺だっ!レーシング手塚 強1
2412CARGUY Team G-meister VALINO B玉川 艶哉1
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