D1 ライツ RD7 備北 詳細レポート

2026 D1 LIGHTS SERIES RD.7 BIHOKU
2026年D1ライツシリーズ第7戦 備北
開催日:2026年8月29日(土)
会場:備北ハイランドサーキット(岡山県)
司会進行&実況&解説:鈴木学/駒崎亮介
審判員:神本寿/石川隼也/田野結希
コースコンディション:ドライ

第7戦 単走決勝

Tanso 1st place
中川 尚隆
SHIBATIRE D-MAX 針尾高速
ひろみちゃんSPLS15 [S15]
Tanso 2nd place
安藤 直輝
LAUEL [C33]
Tanso 3rd place
五十嵐 剛
Silvia [S15]

ストレート3発でスタイルを見せろ‼

 後半戦に入っている2026年D1ライツシリーズ。第7戦と第8戦の開催地は岡山の備北ハイランドサーキットだ。例年開催されているコースだが、今年の第7戦は、ストレートの立ち上がりのアウト側、ストレート中ほどのイン側、ストレートエンドのアウト側、そして1コーナー奥のアウト側に通過指定ゾーンが設定され、ストレートで3発振りをする設定となった。ただし、ダラーっとした3発ではなく、それぞれの振り返しでアクションを入れてクイックなスタイルを出すことが求められた。なお、審査区間は最終コーナーのひとつ前のコーナーをスタートし、3コーナーを立ち上がったところまでだ。

 実際にはこのスタイルを見せつつの3発振りに成功した選手は多くなく、目立ったアクションがなくふわっと振り返し、サイドブレーキを使って1コーナー奥にドリフトを伸ばすという走りも多かった。そういう選手は飛び込みでのふらつきが出たり、ラインが小さくなることも多く、高得点がとれなかった。その中で、安藤は3発の前半で振りのスタイルをしっかり出して高得点をとってきたが、3発の後半の振りから1コーナーへの飛ばしと、その先の旋回のクオリティで中川が上まわり、中川が単走優勝となった。

Pos.No.DriverModelBest2nd Best
111中川 尚隆S1597.9595.80
265安藤 直輝C3397.9097.20
351五十嵐 剛S1597.9096.75
436最上 弦毅S1597.5097.35
569中村 健一S1497.4097.35
617豊田 雄一郎GX10097.2594.25
716柳 晃司S1597.2095.00
866瀬戸 大輔S1597.1096.65
919浅野 潤一PS1397.0096.60
1079中村 大介RPS1396.8096.20
1130小紫 知慧ZN696.4094.80
1290伊藤 満紀ZX9096.3083.50
137Rohab KhanS1596.2562.50
1477髙野 直樹JZX10096.1094.90
155竹田 和明S1495.9595.65
1646山本 アツヒトS1595.9094.35
△△追走進出△△ 
1710高根 芳朋JZX10095.8094.40
1833辻 紳護武C3395.7030.00
1988浅見 廉S1595.2594.55
2061鈴木 勇人RPS1395.2094.15
2186近藤 善道AE8695.1592.65
2258谷本 真人S1495.1094.15
2380Jin Tea WookBK195.0029.00
2438深田 一希JZX10094.9093.50
2599阿久澤 一幸ZN694.8036.50
2648野口 英譲S1494.750.00
2722河瀬 芽美RPS1394.6552.50
2868谷 光一PS1394.5551.00
2967中西 和也S1494.0591.25
3026熊谷 圭一郎RPS1393.1510.00
3125鈴木 克宜ZN692.7561.50
3285吉田 時夢RPS1392.6592.50
3313永野 正持PS1392.2530.00
3441植村 真一JZX10091.5050.00
3587井上 義一S1555.0049.00
3623桑原 大知FD3S52.5048.50
379藤尾 明仁S1521.5020.00
3852島袋 竜馬RPS13RETIRE
3932伊藤 充輝S15RETIRE
408平田 健介S14RETIRE
4149田中 光ER34RETIRE
423三品 和希RPS13RETIRE
4356森 孝弘ZC6RETIRE
4491工藤 浩平S14RETIRE

第7戦 単走優勝

中川 尚隆
SHIBATIRE D-MAX 針尾高速
ひろみちゃんSPLS15 [S15]

 

 このコースは去年までもわりと予選は通ってる感じだったんで。で、備北は成績もよく出てるコースなんですよね。優勝とかはないですけど、成績的にはつねにいいところまでいけてたんで、苦手意識もなかったんで、もうやることはわかってて、あとはうまく組み立てれるかどうか、本当に自分がやりきるだけだと思ってたんで。

 まあ練習のほうがいい走りができてて、本番はやっぱ緊張してうまくいけなかったんですけど、でもほんと単走優勝できたんで、まずはありがとうございます。

 上位でつねに残りたいなって思っているので、本番はいちおう攻めてはいきました。 1本目はやっぱりストレートの振りを意識して走って。で、そこばっかり集中しすぎてこんとは奥がちょっとダメだったんで、2本目はちゃんと最終から出てきて、1ゾーン、2ゾーン、3ゾーン、4ゾーンまでしっかり、気を抜くことなく走るようにがんばりました。もうちょっと攻めれたかなっていうのはありますけど、自分でもよかったとは思いました。

 エビスのときみたいに、もうこのノリでそのまま今日も優勝できたら、追走もいけたらいいなと思います。


第7戦 追走トーナメント

Final Battle
中川尚隆【S15】vs柳晃司【S15】
お互いに大きなミスのないハイスピードバトルを見せたが、中川が細かい部分の質で上まわった。

走りの質で接戦を制した中川がシリーズ2勝目!

 にわか雨も追走終了まで降らず、今季初めて終始ドライ路面で競技が行われた。

 この日のコースはストレートが3発振りだったこともあって、1コーナー進入で近い距離につけることがむずかしかったせいか、ビタビタの接近ドリフトはあまり見られず、走りの質が重要になった。

 ベスト16では、マシントラブルで負けた安藤と五十嵐を除いて単走が上位だった選手が順当にベスト8に勝ち上がった。その中で、ポイント首位の浅野が精彩を欠いて近いドリフトが見せられず、瀬戸に敗れてベスト16敗退となった。

 ベスト8では中川vs瀬戸という好カードがあったが、1本目に2台ともコースリミット超過があり、そのはみ出した度合いの差で中川が勝った。

 ベスト4に勝ち上がったのは中川、最上、柳、豊田。まずは中川と最上が対戦。1本目は先行の中川が4ゾーン途中入場となってわずかに最上にアドバンテージ。しかし2本目は中川がより近い距離で飛び込むとともに最上がコースアウトして中川が勝った。いっぽう柳vs豊田の対戦は、その前のパドックでの速度超過で豊田が出走停止となり、柳の不戦勝となった。

 決勝はランキング2位の中川vs同3位の柳。首位の浅野がベスト16で敗退しているこのラウンドで、どちらにしても差を縮めておきたい展開だ。

 決勝、最初の2本はお互いにいい走りを見せつつ、細かいミスもあり、決め手を欠いてイーブン。勝負は再戦にもつれこんだ。その1本目、中川が角度をつけつつスピードもある走りで柳が寄せられず、中川がわずかにリード。2本目は先行の柳がゾーン4で途中入場となり、後追いの中川もまずまずの距離感を見せて中川が勝った。

 これで中川は浅野とのポイント差を19pts縮めたが、以前33ptsの差が残っている。

第7戦 追走決勝

第7戦 優勝

中川 尚隆

SHIBATIRE D-MAX 針尾高速
ひろみちゃんSPLS15 [S15]

 やっぱり単走優勝して追走に臨めるっていうのは気持ち的にも楽ですし、ラダー的にもずっと先行スタートなんで、もう今日は決めるしかないと思ってたんで、それがそのまま決めれたんでよかったです。

 ただ、このコース設定では追走をやったことがなかったんで、頭でイメージして、どういうふうな追走がいいかなと思いながら挑んだんですけど、まあそれがうまくいって優勝できたのかなと思ってます。

(3発での追走は)D1ライツってパワーとかエアーの空気圧とかクルマによってちがうんで、対戦前にエア圧とかそういうのをすごい考えてやらなくちゃいけないんで、ある意味このコースはこのコースで面白かったです。そのへんはうまくいきましたね。走らせかたもうまくいって、今回D1GPに出ているVEHIQL RACINGの稲岡選手にずっとスポッターでやってもらったんですけど、やっぱ的確にアドバイスしてもらって、その通りに走れて、まず単走優勝できて、追走もうまくまとめれたかなと思います。

(決勝で勝てた要因は)最終コーナーの出が、その前の対戦の最上くんのときにすごくうまくハマったんですよ。最終コーナーの出がうまくハマらないと、こっちの土手のほうが帳尻が合わなくなるんで、そこだけは絶対に離されないようにして柳くんとは勝負したんですけど、やっぱりクルマが速くて、追いつかなかったんですけど、まあ追いつけないなりにも、単走みたいにちゃんとしっかり走りきることが大事だなと思って。ミスなく走りきれたことが優勝につながったのかなと思います。

(今季2勝目だが)本当にホッとしてるのと、いま浅野選手がぶっちぎりじゃないですか。もうそこを絶対に超えていかなくちゃいけないと思ってるんで。ポイント差はすごい開いてたんですけど、今日優勝できたことでポイント差がちょっと縮まったんで、明日も本当に負けずにポイント差を縮めるようにと、優勝もできるようにがんばろうと思います。


第7戦 2位

柳 晃司

THEATER × Sky ORIGIN Labo. Moty’s
skymotors S15 [S15]

(決勝は)もうちょっとついていけると思ったんですけど、ちょっとペースが合わなくて。今回ストレートが3発っていうのがキモなんですけど、1発目がなかなか間合いが合わなかったというか、距離感が合わんかったんで、そこがもうちょっと入れてたら全体に詰めれたかなという感じです。ちょっと悔いが残るんですけど、まあ初めて2位までいったんで、まあ次1位が残ってるんで、それを目標にがんばろうという感じです。


第7戦 3位

最上 弦毅

HONEST D-MAX MCR Factory シバタイヤ
HONEST GROUP SILVIA [S15]

 練習日からボクのミスでクルマをちょっと燃やしてしまって、それでいろいろ修理してもらって、練習走行もできなくて。朝イチのチェック走行でようやく走れると思ったら、こんどはデフが壊れて。もう本当にぜんぜん走れなくて、本番もセット変えながら、追走もセット変えながらっていう感じで走って、なんとか苦しい中走ってたんですけど、まあ最低限表彰台乗れたのはホッとしてます。

(準決勝は)最初の後追いでやっぱジャッキー(※中川選手)が速くて食い込めなかったんで。先行は、せっかくならもう100点の走りを目指していったんですけど、アウトは攻めれたんですけど、ちょっと振りが足りなくてアクセルオンも遅かったんでコースアウトしちゃって。まあでも、いままでなかなか当たらなかったジャッキーと当たって……負けちゃいましたけど楽しめて。次は勝ちます。

最終結果

RankNo.DriverTeamModel
111中川 尚隆SHIBATIRE D-MAX  針尾高速S15
216柳 晃司THEATER × Sky ORIGIN Labo. Moty’sS15
336最上 弦毅HONEST D-MAX MCR Factory シバタイヤS15
417豊田 雄一郎ライズファクトリー豊田GX100
569中村 健一KSファクトリーS14
666瀬戸 大輔CrazyMax × PROCYONS15
777髙野 直樹BOOSTAR × Rising sun × HRSJZX100
85竹田 和明竹田軍団S14
965安藤 直輝Flowmark ・ Moty’s ・ MAXENC33
1051五十嵐 剛GoGoRacingS15
1119浅野 潤一FEAT Racing × SPEED MASTERPS13
1279中村 大介TEAM MAXEN WISTERIA WONDER RPS13
1330小紫 知慧TOYOTA 自動車部 CUSCO GT RADIALZN6
1490伊藤 満紀Team Ito AutoZX90
157Rohab KhanR’NATIONS15
1646山本 アツヒトJrGarage TOPTUL Neo StyleS15
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