最上の独走を阻止するのはだれだ
7月9日(土)･10日(日)に、栃木県の日光サーキットにて開催される2022年D1ライツシリーズは、9日(土)に第5戦が、10日(日)には第6戦がおこなわれるデュアルファイナルズだ。また、今シーズンの日光戦も第3戦&第4戦の名阪とおなじく、土日でコースが変更されることが決定した。
9日(土)は1コーナーと2コーナー、3コーナーを抜けたあと、ショートカットを通過して1コーナーへと戻って立ち上がるレイアウトで、10日(日)は1コーナーから4コーナーに抜けるローカルドリコンでもおなじみのレイアウトが採用された。
前半4戦が終わってシリーズランキング首位に立っているのは4戦中3戦で優勝した最上弦毅選手。2位には22ポイント差で田野結希選手、3位にはさらに12ポイント差で久野太一選手が追っている状況だ。
この日光の2連戦から後半戦に突入するため、シリーズ争いをしている上位勢はなんとしても最上選手の追加ポイントを阻止して差を詰めておきたいところだろう。
最上選手は「いまがピーク」と言われつつも、これまでの全戦でポイントを獲得している唯一のドライバーだ。最上選手がさらに差を広げるか、それとも上位勢が差を詰めるのか、日光戦ではさらに激化するチャンピオン争いに注目だ。
最上 弦毅 (MCR Factory D-MAX Lubross)
180SX (RPS13)
つくるまでの2連勝につづき、名阪でも1勝を重ねてシリーズランキングの首位を独走。“うまさ”だけでなく、ポイントを取りこぼさない“安定度”も身につけつつある。
田野 結希 (HOUSE INNOVATION RACING TEAM)
SILVIA (S15)
これまで4戦中3戦で3位という好成績を残しながら、つねに最上選手にうわまわれてしまいランキング2位につける田野選手。日光戦ではリベンジに期待したい。
久野 太一 (secret racing)
SILVIA (S15)
名阪の2連戦で連続2位を獲得して一気に上位進出してきたベテラン。昨シーズンはタイヤの使い方とセットアップに悩んでいたが、それが仕上がってきたことで成績も向上。日光戦での活躍にも期待がかかる。
田村 健多 (K’s true × VITOUR × ORIGIN Labo.)
SILVIA (S15)
できたてホヤホヤのマシンながら、本番までになんとか仕上げただけでなく、第3戦で初優勝。つづく第4戦でも4位と好成績を残した若手。シリーズ後半に向けてさらなるポジションアップを狙う。
両日とも13時50分から実施されるグリッドウォークでは、追走進出マシンがコース上に整列。選手との写真撮影やサインをもらうことが可能だ。
単走で敗退した選手もピットロード付近に整列し、グリッドウォークに向かう観客を出迎える。ノベルティなどを用意している選手もいるため、この機会をお見逃しなく！
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日光サーキット
栃木県宇都宮市高松町984
http://www.nikko-circuit.jp
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